手筋

歩の徹底活用術 駒別スーパー手筋講座

駒別スーパー手筋講座 1
著者 :小林 健二
出版社:創元社
出版日:2000-07-01
価格 :¥171(2025/10/30 10:30時点)
r1(評価:級位者)
r2(評価:初段~三段)
r3(評価:四段以上)

駒の種類ごとに、その特性と効果的な使い方をレクチャーする……というありがちな企画(笑)の第1弾。やっぱり「歩」から入るのは自然だと思う。

小林健二ということで既に白砂は胡散臭い目で見ていたのだが(笑)、内容はいたって堅実。見開きごとに項立てされていて、手筋が判りやすく解説されている。
初心者には『将棋は歩から』『歩の玉手箱』などよりとっつきやすいかもしれないが、棋力が上がるにつれて「内容の薄さ」が目に付いてしまうかもしれない。なんとなく「不足感」があるのだ。

シリーズ化ということで、全部の駒をやる。もっとも、あとは2冊にまとめてということになっているが。
級位者であれば、シリーズを通して読んでみると棋力が上がるだろう。それは保証する。初段前後でも、いくつか拾い物があるかもしれない。有段者は、たぶん時間の無駄だと思う。

作成日:2001.07.20 
手筋

飛角桂香の徹底活用術 駒別スーパー手筋講座

駒別スーパー手筋講座 2
著者 :小林 健二
出版社:創元社
出版日:2000-08-01
価格 :¥473(2025/10/30 23:36時点)
r1(評価:級位者)
r2(評価:初段~三段)
r3(評価:四段以上)

『歩の徹底活用術』に続くシリーズ第2弾。
ツクリもテイストも全く同じ。なので、評価は3部作全て同一にした。級位者の実力向上に役立ち、初段前後の人の新たな発見を誘う内容だ。

飛角桂香という飛び道具が題材なのでもう少し飛んだり跳ねたりする内容だと思ったのだが、至って平凡。例えば、飛車であれば飛車交換を目指すだの自陣飛車だの、角であれば石田流の角打ちだの。言ってしまえばどれもこれも定跡にあるようなものばかりで、(本を)作るのは簡単だったんだろうなとは思う。
個人的には、コバケンの株はまた下がった(爆)。

作成日:2001.07.20 
手筋

玉金銀の徹底活用術 駒別スーパー手筋講座

駒別スーパー手筋講座 3
著者 :小林 健二
出版社:創元社
出版日:2000-12-01
価格 :¥11(2025/10/29 05:51時点)
r1(評価:級位者)
r2(評価:初段~三段)
r3(評価:四段以上)

『歩の徹底活用術』『飛角桂香の徹底活用術』に続くスーパー手筋講座シリーズ最終巻。
定跡借用手筋は相変わらず健在で、今回は1ページ目から▲7六歩△3四歩▲2六歩△4四歩の局面での▲4八銀を解説している。相掛かりでの超序盤▲3八銀もある。そりゃ活用かも知らんけどさぁ……(笑)。
金はさすがに寄せの主役なだけに終盤の解説が多かったが、それでもよくある必死解説本をパクったような感じだ。玉に至ってはしばらく「囲いの種類」が続く。駒の活用術じゃないんかい!

……まぁ、カタログだと思えば腹も立たないし、逆に作りの良さも際立って見える。見開きを基本単位とし、練習問題は1ページに上下2題。カタログと考えれば結構なボリュームである。
やっぱり、級位者向けの手筋大全なのだろう。電話帳のようなもので、必要な時に開けばいいし、前から読む必然性すらない。そういう本なのである(←結構誉めてます。念のため)。

作成日:2001.07.20 
手筋
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