振り飛車

振り飛車新世紀5 鈴木流相振り飛車

鈴木流相振り飛車 (振り飛車新世紀 5)
著者 :鈴木 大介
出版社:(株)マイナビ出版
出版日:1998-10-01
価格 :¥623(2024/02/08 00:32時点)
r1(評価:級位者)
r2(評価:初段~三段)
r3(評価:四段以上)

前作では穴熊を解説した鈴木大介が、今度は相振り飛車を解説してくれた。もちろん「鈴木流」は健在なので、本書だけで相振り飛車は指せません(笑)。

▲7六歩△3四歩▲6六歩△3五歩から始まる向かい飛車対三間飛車の形から、基本的な金無双に組む形と、後手が穴熊・美濃に組む形を解説している。
正直言って、『相振り革命』『〈定跡〉相振り飛車』があれば本書はいらないと思う。特に小林本とはカブるところが多い。

まさか同じライターとか言うなよ……(笑)。

作成日:2001.07.20 
相振り飛車

新スーパー四間飛車Ⅱ

新スーパー四間飛車 2
著者 :小林 健二
出版社:(株)マイナビ出版
出版日:1995-04-01
価格 :¥260(2024/02/08 01:15時点)
r1(評価:級位者)
r2(評価:初段~三段)
r3(評価:四段以上)

内容は4五歩早掛け・山田定跡・鷺宮定跡と立石流。
当時は立石流関係の著書があまりなかったので、そういう意味では「買い」なのだが、しかしそれにしても変化の底が浅い。なんだか研究した定跡手順と言うより、実際に指した手順の解説という気がした。それって微妙に違うよなぁ。

作成日:2001.07.20 
四間飛車

新相振り革命

新相振り革命 (MYCOM将棋文庫SP)
著者 :杉本 昌隆
出版社:(株)マイナビ出版
出版日:2004-11-01
価格 :¥227(2024/02/07 14:01時点)
r1(評価:級位者)
r2(評価:初段~三段)
r3(評価:四段以上)

 前作『相振り革命』で緻密な研究を披露してくれた著者の、相振り続編。絶版の嵐が吹き荒れる毎コミ本の中で、いまだに発売されているという事実が良書であることを物語るだろう。

 今回は相振り飛車定跡本では珍しい美濃囲いに焦点を当てている。
 矢倉に対して美濃に囲って速攻を仕掛ける順や、▲7六歩▽3四歩▲6六歩に▽3三角という手順から向かい飛車にする後手3三角戦法など、すぐに実戦に生かせる定跡である。

 しかしそれだけに、あるていど「相振り飛車とはこんな形で……」という形や手順を知っていないと読みこなすのは辛いかもしれない。ひととおりの知識がある人が、さらに深いところを追求するための高度な内容の本だ。

作成日:2001.07.20 
相振り飛車
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