居飛車

棒銀一直線

棒銀一直線: 将棋がもっと楽しくなる
著者 :週刊将棋
出版社:(株)マイナビ出版
出版日:1994-08-01
価格 :¥1,373(2025/10/31 05:41時点)
r1(評価:級位者)
r2(評価:初段~三段)
r3(評価:四段以上)

棒銀の本である。以上

……では紹介の意味がないので(笑)もうちょっと詳しく言うと、棒銀の本(爆)。
いやホントに。
いろんな種類の棒銀が紹介されている。原始棒銀に始まって矢倉、対振り飛車、相掛かり、はては変態戦法まで盛りだくさん。

いっぱい紹介されているので一つ一つの戦法の変化の底が浅いのがやや難点だが、十分「読んで楽しめる」本になっている。
指されてしまって困る……と思うのであれば、一読することを強く勧める。

作成日:2001.07.20 
居飛車全般

最新棒銀戦法 単純かつ破壊力抜群!

最新棒銀戦法 (将棋必勝シリーズ)
著者 :青野 照市
出版社:創元社
出版日:2001-02-01
価格 :¥1,373(2025/10/30 05:31時点)
r1(評価:級位者)
r2(評価:初段~三段)
r3(評価:四段以上)

その名の通り、棒銀について解説した本。
矢倉、角換わりと居飛車系の棒銀に限っている。対振り飛車は扱っていない。

自身が公式戦で指したためか、後手番での速攻矢倉棒銀については詳細に解説されている。▲2五歩を△3三角と受け、飛車先交換の瞬間に△8六歩から△2七歩と叩いていく例のやつである。
創元社の本にしてはおそろしく変化が深い。大げさではなく、東大将棋ブックス並である。最後はちょっとだけ都合がいい変化にしているところもあるが、それにしても小さなものだと思う。
有段者が読んでも十分に楽しめる。逆に級位者には変化の渦にとまどうかもしれない。このシリーズにしては異色の本である。

作成日:2001.07.20 
居飛車全般
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