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  棋書について

01: 名前:ポーコック投稿日:2002/10/07(月) 18:29
白砂青松様

いつも楽しみにこのHPを拝見させて頂いている者です。
私は中学〜高校時代(中原誠全盛期)に将棋に熱中し、
将棋部なる所にも籍を置いたりしていましたが、大学入学後、
あるいやな出来事を境に将棋から一切遠ざかってしまいました。

ところが、2年ほど前、偶然「将棋倶楽部24」をネットで見つけ、
軽い気持ちで指した将棋に再びはまってしまったのです。それは衝撃
でした。藤井システム、立石流、中座飛車など、高校時代には見たこと
もない戦型に出会い、改めてブランクの大きさを痛感させられました。
このHPを見つけたのはそれから間もなくで、とくに「棋書紹介」欄は
私のリハビリにもってこいの内容でした。私は白砂さんが推奨されて
いる棋書をいろんな図書館で(というのも、絶版本が多かったからです)
片端から読みあさり、おかげで今では最新形の将棋も自分なりに楽しめ
るようになりました。何か人生の楽しみを頂いたような気分です。本当に
感謝しております。

そこで、3つほど質問があります(お忙しければ、もちろん無視して頂いて
結構です)。

(1)「棋書紹介」欄が前回更新されてからも随分たくさんの棋書が出版
されておりますが、このページのリニューアルのご予定はあるのでしょうか。

(2)棋書は大別して、@「序盤の定跡書」A「中盤の手筋」B「寄せと詰め」
(含・詰将棋)C「実戦集」に分かれると思いますが、このうち「実戦集」を
使っての有効な勉強の仕方が今ひとつよくわかりません。
ある意味では、@〜Bの要素が有機的に統合されるところにその価値がある
とも思えるのですが、そうした観点から「実戦集」の有効な活用法に
ついて、何かアドヴァイスしていただけないでしょうか。

(3)いわゆる、古い定跡書は役立たないということを何度もお書きに
なっておられるようですが、同じ観点から古い棋譜も上達には役立たない
と考えてよいのでしょうか。

以上、あつかましくも、いろいろ書いてしまいました。
失礼をお許しください。

02: 名前:白砂 青松投稿日:2002/10/07(月) 22:48
 はじめまして、白砂です。

 棋書紹介についてですが、基本的に更新はしたいと思ってます。してないだけです(泣)。ですので、気長にお待ち下さい。
 特に、最近は「東大将棋シリーズ」などいい本も多く出ました。できるだけきちんと読んでから書こう……と思っているうち、どんどん延び延びになってます。

 実戦集の利用方法なんですが、正直なところ白砂もよく判りません(ホントに)。なにしろほとんど「棋譜並べ」というものをしたことがないので。
 よく言われるのが「何度も実戦を並べることにより呼吸をつかむ」ということですが、ホントなんかなーと思います。それがいい手だ、というのが判らないと、感動はできても上達はできないと思うんですよ。ですから、ある程度強くないと(棋譜並べは)意味がないことだと思ってます。

 定跡書で序盤を固め、手筋集で中盤を乗り切り、寄せと詰めで終盤を鍛え、それはできたけれどもなんか上達できない、という人が、「何か」をつかむために最終的にすがるもの。
 実戦譜集の使い方はそういうもののような気がします。

 で。
 白砂は上記のように考えているので……という前提で話を進めますが、ですから、古い棋譜は立派に役に立つと思います。
 定跡書のような理詰めなものを求めているのではなく、もっと別の、大局観であったり勝負の呼吸であったり、そういう「勝つ方法」を求めているものだからです。

 こんなところでどうでしょうか。
 ……早いトコ棋書紹介も書きます(笑)。

03: 名前:ポーコック投稿日:2002/10/08(火) 10:43
白砂青松様

私のぶしつけな質問へのご丁寧な回答、ありがとうございました。
大変参考になりました。
「棋書紹介」の今後の充実、期待しております。

04: 名前:ポーコック投稿日:2002/10/13(日) 20:34
白砂青松様

こんにちは。
ずうずうしくも、以前から気になっていたことを、
また質問させていただきます。

当然ですが、将棋の上達に役立つ出版物としては、棋書のほかに
将棋雑誌というものがあります(これも棋書の範疇に入るのかも知
れませんが・・・)。そこには棋会ニュース・棋譜・詰め将棋のほか、
必ずと言って良いほど複数の将棋講座が掲載されています。中には後に
単行本化されて売り出されるものもあるでしょうが、そのほとんどは
チリに埋もれて忘れ去られるのが常だと思います。

そこで質問ですが、過去の将棋雑誌に載った将棋講座のうち、「埋もれた名講座」
といったものをご記憶でしたら教えて頂けないでしょうか。もしあれば、
図書館でバックナンバーを当ってみたいと思ってます。白砂さんに限らず、この
HPをご覧になっている方々、よろしくお願いいたします。

05: 名前:白砂 青松投稿日:2002/10/13(日) 22:58
うーん、講座ですか……。

近代将棋では、昔谷川が書いていた寄せの講座がすごく高度だった記憶があります。あと、詰将棋なんですけど駒場和男さんの連載も凄かった。あれ、切り抜き取っといたんだけど結婚した時に捨てちゃったんだよなぁ……(泣)。
別冊付録では三宅正蔵が書いてた必死講座はかなりためになりました。あれもしばらく取っといたんだけどなぁ。

将棋世界では泉の矢倉中飛車講座とか(笑)、短い企画だったけど「16ページ講座(いろんな戦形をダイジェストで紹介する)」なんかは好きでした。

すんません。あとはあんまし記憶にないです。

06: 名前:ポーコック投稿日:2002/10/14(月) 14:41
白砂青松様

早速のご回答、ありがとうございました。
三宅正蔵という名は知りませんでした。休みの日に、是非調べて
みたいと思います。
また近将の谷川講座も興味がそそられます。
しばらく、図書館でのバックナンバー調べが、楽しい趣味に
なりそうです。
重ね重ね感謝いたします。

07: 名前:ポーコック投稿日:2002/10/28(月) 23:03
白砂青松様

棋書紹介欄、更新されたようですね。楽しく拝見させて
頂きました。なんだか私がせかしてしまったようで、心苦しく
思います。どうもすみません。

ただ、今回も大変勉強になる内容で、私としては大喜びです。
特に東大将棋ブックスについてのコメントには、大変励まされました。
私はそのシリーズはほぼ全部購入したのですが、カバー裏には「豊富
な図面を利用していますので、盤に並べなくても変化が頭に入ります」
と書かれているにも関わらず、いつも頭がパニックになっていました。
私は自分の頭が悪いせいだとばかり思っていたのですが、どうもそればか
りでもないようなのですね。これまで本の編集にはあまり気を留めていな
かったのですが、それがどんなに重要なことか、よくわかりました。

先日、対四間飛車に棒銀を採用したときのことですが、序盤は読みを入れる
よりも東大ブックスの変化を「思い出す」ことが中心になり、指していても
面白くないのです。圧巻は、思い出しながら頭が混乱してきて、自分の方から
わざわざ不利だと書かれていた局面に誘導していたことです。何とも情けない。

そこで、一つ質問ですが、このシリーズの利用法について何かアドヴァイス
頂けないでしょうか。これからも続刊が出つづけるようですし、是非お伺い
できればと思います。ちなみに私の棋力は「将棋倶楽部24」で1800〜1900
くらいです。

最後になりますが、大内9段の本のタイトル、たしか「史上最大の穴熊」
ではなく、「史上最強の穴熊」だったと記憶しますが。お暇なときにご確認
頂ければと存じます。

08: 名前:白砂 青松投稿日:2002/10/29(火) 12:44
 うーん……。
 なにを唸っているかと言うと、私、倶楽部24ではまだR1600後半なんですよねー。30局指してないんで?つきなんですけど。こんな私がアドバイスなんてしていいんですかねぇ。

 と、愚痴っていてもなんなんで。
 白砂としては、「東大将棋シリーズ」は棋書というよりは雑誌の企画のようなものだと思ってます。
 現在の最新形を紹介してくれる企画……みたいな感覚ですね。全てを覚えるよりも、全体を俯瞰できる感じがいいと思います。
 ですから、あんまり白砂は真面目に読みません(笑)。なんとなく読んで、自分が「いい手じゃん」と思った手だけ覚えるようにしています。

 ただ、24で1800だぁ1900だぁっていうRだと、これはもう「きちんと読みこなす」ところまで行かないとダメだと思います。本の作りがヘタレなんで、仕方ないです、こっちが盤駒出して並べるしかないです。で、全ての変化を理解するしかないですね。

 あと、大内の本はご指摘の通り「史上最強の穴熊」ですね。さっそく直しておきます。
 ウチにあるのになぁ……(泣)。

09: 名前:ポーコック投稿日:2002/11/04(月) 03:04
白砂青松様

ご回答ありがとうございました。
東大ブックスは最新形紹介の雑誌企画ですか。なるほど。
だとすれば、これもすぐに古くなるのでしょうか。本当に
将棋が強くなるというのは大変なのですね。

それから棋書紹介欄の注意書きも読ませていただきましたが、
つまらない中傷をしてくる人もいるみたいですね。
でも、私は複数のHPの棋書紹介を見ましたが、白砂さんの
お書きになったものほど優れたものはないと思っています。
表面的な紹介に終わらず、森下8段の『現代矢倉の思想』に
見られるような、一本筋のとおった哲学が感じられるからです。

これからの一層の充実をお祈りいたします。

10: 名前:nuevoz投稿日:2002/12/18(水) 09:03
「島ノート」買いました。まだ読んでいませんが(笑)

最近ようやく相振り飛車の研究にひと区切りつけたので、
次は振り飛車変態戦法(?)に移る予定です。

まずは「真・石田伝説」「力戦スーパー振り飛車」を復習
してから「島ノート」を読んでみます。

個人的には小林式阪田流しか向い飛車を指さない私にとって
「向い飛車の章」が一番役に立ちそうです。

そうそう、「ゴキゲン中飛車戦法」の項にあった、「消えた
戦法の謎」にある田中−有森戦って、どんな将棋だったんでしょうか。
わたしのデータベースにはないんです(泣) どうか、ご教示願います。

棋書紹介をよく読むと、白砂さんが小林九段を貶しながら、
実は小林本のコメントが結構あったりします。

愛情の裏返しですか? なんちゃって(笑)

11: 名前:白砂 青松投稿日:2002/12/18(水) 23:29
>「ゴキゲン中飛車戦法」の項にあった、「消えた戦法の謎」にある田中−有森戦って、どんな将棋だったんでしょうか。

 こんな将棋です。

▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀
▲2八飛 △2七歩 ▲1八飛 △3三銀 ▲6八玉 △6二玉
▲3八金 △2二飛 ▲6五角 △7二玉 ▲5四角 △5二金左
▲2七角

 ちょっとだけ解説すると、昔は△2七歩に▲5八飛とかそっち側に逃げていたらしいです。しかしそれだと△2二飛からゴリゴリ来られて困る。というわけで、無理攻め対策(笑)に飛車を端に寄って、以下角を打ってパクパク歩を食べます。結果、次の▲2八飛からの攻めがぜんぜん受からず、せっかく打った拠点の歩も消えてるんで先手良し、という流れです。
 最近ではいきなり△2二飛と回らずに△4四銀と盛り上げる指し方が発見されて、この変化はなくなりました。しかし、ということは逆にそれまではこの変化で先手がいいと考えられていたわけです。にもかかわらず、この変化についてはほとんどのゴキゲン本で触れられていない。白砂が棋書紹介でふつくさ言ってるのはこのことです(笑)。

 小林本はねぇ……。
 正直、『スーパー四間飛車』は衝撃的でしたよ。内容もさることながら、その構成が。あぁ、これは凄いやって思いましたもん。それだけに、その後の著書を見ると涙が出てきて……(笑)。
 まぁ、愛情の裏返しというか、頼むよをい、みたいな感じかな(爆)。

12: 名前:nuevoz投稿日:2002/12/19(木) 05:43
>>11

白砂さん、どうもありがとうございました。

>  こんな将棋です。

なるほど、そういうことだったんですか。解説、とても参考になりましたm(_ _)m
近くの図書館にはなかったので(笑)
今度、取り寄せてもらおう。

ゴキゲン本は杉本本・竜王戦の藤井−鈴木戦を含めて、一応四冊持っているのですが、
まだ最初の近藤本しか読んでいません(爆)

一応、振り飛車変態戦法ということで研究対象にしたいとは思っているのですが、まだ
そこまで手が回りません。白砂さんのコラムを読んでからにします。

>  まぁ、愛情の裏返しというか、頼むよをい、みたいな感じかな(爆)。

わたしが将棋に興味を持ち始めたのが、丁度小林九段が早指し戦で優勝した頃だったんです。
「スーパー四間飛車実戦編」買って、一度読んですぐお蔵入りになってしまいました。
若気のいたり、というやつです。まだ8級でしたから(爆)

−−閑話休題−−
棋書紹介の流れからは外れてしまいますが、東大将棋5は阪田流向い飛車に弱いみたいですね。
う〜ん、向い飛車はあまり研究範囲にないけど、記憶の片隅に置いとくか(笑)

13: 名前:たぬきくん投稿日:2003/01/13(月) 01:19
将棋は、歩からが名著です。

14: 名前:白砂 青松投稿日:2003/01/13(月) 08:36
>>13
 禿同。
 ホント名著です。
 というか、加藤治郎センセの将棋に対する考え方が好き。
 白砂も理系人間だからなぁ……(←どうした法学部卒)。

15: 名前:たいがあ投稿日:2003/07/15(火) 11:08
武市流力戦筋違い角の極意

一昨日買っちゃいました。一言「筋違い角と相振り飛車」の著者とは棋風が違う。
武市氏は筋違い角から振り飛車にするのが得意みたいですね。前掲書
は振り飛車、居飛車両面で使えるようですがどちらかというと居飛車派ですね。
棋風が違うと筋違い角もこうも違ってしまうという見本です。
最近よく見かける相筋違い角系について突っ込んでいる点「武市流…」
は新鮮味があると思う。(あくまで無知な級位者の立場からはね)
両方持てば鬼に金棒ですね。

16: 名前:enjoy投稿日:2003/07/15(火) 23:11
>>15
角交換系の将棋は、相手に角道あけてもらえないとできないってのが、
痛い・・・。英春流なんて、62銀スタートだし・・・・

17: 名前:たいがあ投稿日:2003/07/21(月) 00:19
実戦で初めて角頭歩戦法を使ってみました。米長さんの本では▲8六歩に△8四歩と受ける
順しか出てこないんですがどうも△4四歩が有力のようです。立石流的駒組みを目指して
いきましたが、相振り将棋に落ち着きました。結果は相手が途中で手を間違えたようで
何とか先手が勝ちました。

18: 名前:白砂 青松投稿日:2003/07/23(水) 20:55
>>17
 どうも米さんが角頭歩を封印した理由がそれだったみたいですね。「消えた戦法の謎」に載ってます。
 7七桂戦法は、はじめに角交換することによってその筋を回避しています。

19: 名前:ういっず投稿日:2003/08/01(金) 16:30
白砂さん、おひさです。(覚えているでしょうか・・・)
小さな事ですが、棋書紹介の「将棋名人戦 第61期」の写真が東大将棋横歩取り道場になっています。
夏、暑いですがHP更新、頑張ってくださいね。

20: 名前:白砂 青松投稿日:2003/08/02(土) 15:24
いやいや、ちゃんと覚えてますよ。
写真の方はちゃちゃっと修正しました。指摘さんくすです。

21: 名前:あゆ投稿日:2003/08/19(火) 00:23
白砂 青松様
白砂青松氏のレビュー大変参考にして棋書を購入してます。
白砂青松氏の定席、手筋物のベスト5をそれぞれ教えてもらえないでしょうか?
私は24で6級程度ですが、個人的意見でもかまいませんので。お願いします。

22: 名前:白砂 青松投稿日:2003/08/19(火) 17:25
 ありがとうございます。
 ベスト5に絞る……というのは難しいんですが、24で6級くらいの人にお勧めの本をいくつか。

■定跡書

 文句なく創元社系の本です。
 棋書紹介ではボロクソにけなしているように聞こえるかもしれませんが、初級者、中級者向けに判りやすく書いてあるのはこのシリーズだけでしょう。
 居飛車、振り飛車、いろいろありますので、棋風に応じて選んで下さい。
 あとは河出書房新社の「〜を指してみる本」と「ホントに勝てる〜」。この2シリーズはお勧めです。

■手筋本

 個人的にはまず『将棋は歩から』を挙げたいところです。「題材が古い」という人も多いんですけど、手筋物の例題に題材が古いもクソもないと思うので(笑)。
 ただ、加藤治郎の文体はクセがあるので、「ダメだ」と思ったら途中で投げてもいいです。代わりに『歩の玉手箱』を読んで下さい。そんなに抵抗がなければ、『将棋の公式』もお勧めです。

 その他の手筋ものだと、雑多に挙げると『これで簡単形勢判断』『歩(飛角桂香)(玉金銀)の徹底活用術』『失敗しない仕掛け』『将棋新理論』『必死のかけ方(まだ棋書紹介に載せてません)』といったところでしょうか。
 あんまり他の人と代わり映えしないかもしれません(笑)。
 普通に書店で手に入るであろうものを中心に選びました。参考にしてみて下さい。

23: 名前:あゆ投稿日:2003/08/19(火) 21:00
白砂 青松様

ありがとうございます。
なるほどやはり創元社ですか。
創元社は森下先生のしかないです…。
どれも良書ばかりですか?

将棋は歩からはいいらしいですね^^
あまり売ってるのを見かけないもので。
手筋物頑張って探してみます。あとは必死の本を読みたいのですが
金子タカシさんか佐藤大五郎さんのどちらがよろしいでしょうか?
また他に良い本あるんでしょうか?質問ばかりですいません。

24: 名前:白砂 青松投稿日:2003/08/19(火) 23:23
創元社のは、だいたい外れはないと思います。
ただ、森下のを持ってるってことは居飛車党だと思いますが、居飛車の本ってそんなに多くなかったような気が……。

必死ものはどちらでもいいと思います。佐藤大五郎のやつも結構いいですよ。いくつか問題見ましたけど。
金子タカシのはよく整理されている感じで、1冊買って何度もやりこむのに向いていると思います。

25: 名前:あゆ投稿日:2003/08/19(火) 23:34
白砂 青松様
毎回ありがとうございます。
24で初段が目標なので頑張ってるところです。

先手だと居飛車で後手だと四間飛車です。
ちなみに横歩はさせません(笑)対四間飛車しか無理です…(ぇ
勉強不足なんで…いろいろ本を読みまくって消化不良中です。

今のところ持ってる本は

これだけ出来れば将棋2級
実践の詰め将棋初段120題
羽生の格言集105
アマの将棋ここが悪い1〜3
東大将棋矢倉道場2巻
囲い崩しの基本手筋
羽生の頭脳1〜2
85飛を指してみる本
四間飛車を指しこなす本1と3
現代思想の矢倉&闘い
初段に勝つ矢倉戦法
右玉伝説
島ノート

です。やはり手筋、必死、大局観、形勢判断がないですよね…。
定跡書ばかりで。だめですね。
ちなみに三間や中飛車、向かい飛車でこられると玉砕です。
一応井上慶太先生の振り飛車破り創元社の奴を読んだんですが
他には良いのないでしょうか?白砂様は振り飛車党なのに聞いて申し訳ないです。

26: 名前:白砂 青松投稿日:2003/08/20(水) 07:53
いや、いいですよ(笑)

振り飛車破りの本は、ちょっと難しいかもしんないですけど、青野照市『ノックアウト四間飛車』がいいと思います。創元社の井上本も判りやすくてよかったですね。
めざせ初段! という場合は、できるだけ戦法を限定してそれしかやんない、というのがコツですんで(笑)、どれかに決めてその戦法をやりこむのがいいと思います。

対振り飛車の戦法であれば、棒銀か右四間飛車がお勧めです。
なんの振り飛車をされても、おなじように戦えますから。

27: 名前:あゆ投稿日:2003/08/20(水) 10:33
白砂 青松様
レスありがとうございますです。

『これで簡単形勢判断』『将棋は歩から』『失敗しない仕掛け』『将棋新理論』『必死のかけ方(まだ棋書紹介に載せてません)』
と、ノックアウト四間飛車、井上本を読破したいと思います。
三間や中飛車、向かい飛車の崩し方の本があまりないんですよ(泣)

棒銀の本は青野先生の本がいいらしいのですが。
これも創元社がいいのでしょうか?それともアマの将棋もいいのでしょうか?
右四間は、三浦本と東大将棋しか知らないんですが。
右四間の場合角交換を狙われるんですよね。
その辺の対策も網羅されてるのをお願いします!

28: 名前:白砂 青松投稿日:2003/08/20(水) 12:03
 そもそも四間飛車以外の振り飛車の本自体があんまないですからね……。
 振り飛車党も困ってます(笑)。

 創元社の青野本には、確か振り飛車はなかったと思います。『アマの将棋ここが悪い』は覚えてません。立ち読みで読んだ気はするんですが……。

 右四間は、実は鈴木英春のがいい出来だったりするんですが、もう絶版だと思うんですよね……。図書館に行けば置いてあるところもあるかもしれません。
 角交換、というのは序盤でいきなり△4五歩(振り飛車が後手として)と来る変化のことだと思いますが、これをきっちり解説している本は多分ないです(笑)。三浦本とか『島ノート』に少し載っているくらいですかね。かなり手将棋になりますんで。
 超急戦角交換は、右四間の副作用(?)と思って諦めて下さい(笑)。

29: 名前:あゆ投稿日:2003/08/20(水) 13:07
白砂 青松様
毎回ありがとうございます。

四間飛車以外で確かに本少ないですね。
だから差をつけるチャンスなのかもしれないですね。

創元社の青野本は棒銀の本の事です。すいません。
わかりずらくて。今からブックオフと本屋にいってまいります!
なにか購入して帰ってきます(笑)

30: 名前:たいがあ投稿日:2003/08/21(木) 09:19
四間飛車以外というと
羽生の頭脳第3巻でしょうか
あと三間飛車では「先手三間飛車破り」
って本がありましたよね。
あとは東大将棋振り飛車道場(将棋ソフト)
くらいでしょうか。
升田式石田流はいくつか本があると思います。
(私が実戦で出会う三間飛車はほとんどこれです)

31: 名前:あゆ投稿日:2003/08/21(木) 10:08
ブックオフ本2冊しかなくて両方持ってるし(笑)
なんか、中座の85飛と四間指しこなす2巻とらくらく次の一手買ってるし。

また無駄遣い…。最悪。

>たいがあさん
羽生の頭脳3巻ですか。中古で書いたいんですよね(ぇ
今日は京都では大手本屋を回る予定です。
お金が…。うう。今度は定跡じゃなくて手筋物たくさんかってきます!

32: 名前:あゆ投稿日:2003/08/22(金) 00:01
今日は、ザ・必死と終盤の手筋基本編を購入^^
今から読みます!

買いたい本が多すぎて、困ってしまう…。
終盤の手筋は他もいいんでしょうか?

33: 名前:enjoy投稿日:2003/08/22(金) 01:17
そうだなぁ・・・俺って定跡書が少なくて、形勢判断&(将棋と関係ない)将棋読み物
系か必死、詰め将棋の本が多いかな?
はっきりいって矢倉の定跡もうろおぼえ、角換わりや横歩はフィーリング(<ヲイ
振り飛車は強引に捌いて食いつく、、、現代将棋とかけ離れてるなぁ・・・・。

でもなぜ先攻逃げ切りが多いんだなぁ

変 態 戦 法 の 使 い 手 で す か ら w

棋書について からすこしかけ離れた話ですが
私は振り系統では7七桂戦法(角命&角頭歩含む)とかメリケン、T式さらに挙句の果てにはカメレオンとまぁバリエーションは豊富w
居飛車は英春流オンリーです(笑
つまり、定跡は将棋を指す上での常識程度でいいと思います。
藤井システムなんか覚えても役に立ちませんしw
自分自身の必殺技(定跡を基調とした)を編み出せばいいと思います。
もう十分下地は出来ていると思うので

34: 名前:enjoy投稿日:2003/08/22(金) 01:18
×でもなぜ先攻逃げ切りが多いんだなぁ
○でもなぜか先攻逃げ切りが多いんだなぁ

35: 名前:白砂 青松投稿日:2003/08/22(金) 19:10
>>32
 終盤の手筋はどれもお勧めです。できれば何度も何度も繰り返し解いて下さい。答えが丸暗記できるくらいになったら完璧です。

 enjoyさんの話もなかなか示唆に富んでて、まず自分の指したい形を決めて、それからそれを解説してある定跡書を探すのがいいってことですね。
 ただ、ホントのこと言っちゃうと、たとえ少し遠回りでも、いろんな戦法を「見ておく」のがいいと思いますんで、将棋の本をずらっと並べて置いておくってのはいい手だと思います。

36: 名前:enjoy投稿日:2003/08/22(金) 20:35
開原さん(だったかな?)がアマ竜王戦のアンケートかなんかで
「自分自身の必殺技を編み出す」とか答えてたみたいですね。
その当時まったくの初心者だったので
「必殺技ぁ??なんじゃいそりゃ。ハメ手のことかぁ?」とか思ってたんですがw
まぁそれはいいとして、視野狭窄に陥らないように広く浅く知って、なにかひとつ好きな
戦法を研究すればいいと思います。
広く浅く、なら「消えた戦法の謎」とか「これが最前線だ!」がいいと思いますよ。
振り飛車を指すなら
三間飛車、四間飛車、中飛車、風車、向かい飛車、袖飛車(?)くらいの定跡は
深く掘り下げたいですねぇ・・・
居飛車党だと大変っす。角換わり、矢倉だけで6〜7冊以上は確実にいりますし。
だから「矢倉の手筋」みたいなのを買って、「雰囲気(フィーリング??)」を感じて
もらえれば十分かと。
そこで 変 態 戦 法 の登場w
定跡だけじゃ勝てませんしw
まぁ詳しいところは企業秘密として(<ヲイ
いままでの経験から言って、無茶苦茶な戦法でもキレ負け大会ならR1600台あれば
R2000台を打ち負かすことも可能っすw
けど2度と同じ戦法さしたらだめですよ、対策にはまりますからw

持ってる棋書は (タイトル−感想)
「これが最前線だ」・・・かなりイイです。広く浅くw
「消えた戦法の謎」・・・広く深くw
「四間飛車で勝とう!―やさしい駒組み、軽快なさばき。 パーフェクトシリーズ 」
・・・初めて買った棋書wあとで読み返す価値無し。ただコラムっぽく載ってる立石流に惹かれた
「振り飛車奇襲戦法〈1〉」・・・立石流が載ってるだけw
「振り飛車奇襲戦法〈2〉」・・・1200円損した(T.T;
「将棋の基本戦法 居飛車&振り飛車」・・・広く浅くw
「読みの技法」・・・意味を理解するのには結構棋力が要るかな
「カンキの双玉詰将棋傑作選」・・・異色な詰め将棋
「二段の終盤」・・・半分ほどしか解けなかった
「ザ・必死」・・・同上
「寄せの手筋186」・・・イイ!
「升田式石田流」・・・結局は使えないことしか書いてなかったような気がする
「ごきげん中飛車を指しこなす本」
「ゴキゲン中飛車戦法」
「相振り革命」・・・居飛車に似たものがあるので居飛車党も買ってみては?
「新相振り革命」・・・しっかし相振りは俺の性格にあわんなぁ・・・
「谷川の21世紀定跡 1.角換わり編」・・・斜め読みw
「雁木でガンガン!!」・・・B級戦法w
「B級戦法の達人」・・・ぽんぽん桂とノーガードくらいか?実用的なのは
「必殺! かまいたち戦法」・・・地元w
「居飛車奇襲戦法」・・・金の無駄w
「攻めか受けか 次の一手問題集 寄せの判断力を養う」
・・・創元社!?(<カバーデザインで気付け!)なかなかいいじゃん。
ヒ ン ト 役 に 立 っ て ん の ! ?
「中原誠の解いてごらんよ詰将棋」
「超阪田流角命戦法」・・・プロ棋士が出す本よりアマの本のほうが・・(ry
「筋違い角と相振り飛車」・・・三段を粉砕w
「実戦心理 勝負の視点 3」・・・斜め読みw
大内の終盤の本(創元社)タイトルわすった・・・ほんとにプロの棋譜か??
このくらいかなぁ・・・?
詰め将棋系はいっぱいあるけどタイトルまで覚えてねぇなぁ・・・。
創元社系でいい本は勝浦9段の終盤のやつくらい。創元社は買わんほうがええよ。

37: 名前:あゆ投稿日:2003/08/22(金) 21:05
白砂 青松様
了解しました^^あと3冊基本が出来たら次って感じで買っていきます!
とりあえず今は、基本編がんばります!

寄せの手筋168うってない(笑)

38: 名前:enjoy投稿日:2003/08/22(金) 23:48
>>37
復刊.com
で一時期売ってました。オンデマンド印刷らしくて(よくわかんないんですが)
数量限定だったために、売り切れかもしれませんが。
現在、凌ぎの手筋168が復刊交渉中のはずです。

39: 名前:あゆ投稿日:2003/08/22(金) 23:55
にしても、本読みまくったら棋力あがるだろうか。
何回もみなさんは同じ本読んでますか?

40: 名前:enjoy投稿日:2003/08/23(土) 01:35
>>39
あがらん(<ぇ
実戦あるのみ。

41: 名前:たいがあ投稿日:2003/08/23(土) 07:32
enjoyさんに同感。定跡どおりにこないことのほうが多いので
定跡は手筋の勉強の一種程度にとらえるべきか。
手順そのものよりも図面(局面)でとらえられるようになると
上達するのかも。

42: 名前:あゆ投稿日:2003/08/23(土) 16:11
ちなみにenjoyさんとたいがあさんの
棋書ベスト5は?なんですか?

私は本読んで勉強してるだけなので、いい勉強方法
あったらご教授願います!

43: 名前:たいがあ投稿日:2003/08/23(土) 20:56
絶版ものばかりですが…

1:将棋奇襲戦法:伊達二郎 永岡書店
これは、多くの奇襲戦法を網羅しており使うためというより
はめられないための予防接種として大事にしています。
復刊して欲しい本のひとつ。

2:次の一手「仕掛け」:桐山真澄
次の一手シリーズはまさに中級者にもってこいのシリーズです。
今でも売っているのかな。終盤の定跡と合わせれば大局観を
読む力がつくでしょう。

3:新しい詰め将棋シリーズ:伊藤果
5・6・7級編なんかすごいです。1手詰めが50問あります。
決してやさしくはありません。これは古書では下手すると
定価より高い値がついていたりして

4:筋違い角と相振り飛車:
これで筋違い角対策法を学びました。

5:四間飛車を破れ(上):石田和雄
振り飛車対策はこれで学びました。本当にぼろぼろになるまで
使った本です。これは手筋の勉強になります。実用になるかは
わかりません。山田定跡中心です。


44: 名前:あゆ投稿日:2003/08/23(土) 21:52
たいがあさんありがとうです。
桐山先生のだけあります^^最近みかけましたので。
買ってみようと思います!ありがとです^^

45: 名前:あゆ投稿日:2003/08/25(月) 00:47
だめっす。本読んだらそればっか意識して
急に違う変化出てくるとだめなんですが…。

そういうのはどうしたらいいんですかね?

46: 名前:白砂 青松投稿日:2003/08/25(月) 11:26
 最初のうちはそういうもんですよ。
 しばらくすると、本で読んだ方を忘れちゃいます。その代わり、強く記憶に残ってることだけは覚えてるんです(笑)。
 その部分が、本当の意味での「本で読んで覚えた知識」になります。

 なので、

   本を読んで覚える→実戦を繰り返す→記憶に残る部分だけ覚えてる
               ↑         ↓
             もう一度本を読んで残りを補完する

 という感じで、少しずつ本の内容を理解していけばいいです。
 ゆっくりゆっくりとしか身についていきませんが、そういうもんなんで安心してください。

47: 名前:あゆ投稿日:2003/08/26(火) 02:51
白砂 青松様
そうですか。定跡書は当たり前で手筋とか必死や詰め将棋で
相手に差をつけれるように何度も読み返して実戦繰り返そうと思います!
頑張ります。スレッド違いですいません。


48: 名前:あゆ投稿日:2003/08/27(水) 02:06
これにて良し?はどうでしょうか?
よさそうなので買ってみようと思うのですが。

将棋は歩から買おうと思うのですが3冊で4200円もするので。
将棋新理論で何とかなりますか?歩の玉手箱うってないんで…。
コバケンの奴よりは歩からと玉手箱のほうがいいみたいなので。

すいません、何度も聞いて。お願いしますです。

49: 名前:enjoy投稿日:2003/08/27(水) 11:18
だいたい棋譜を適当に並べてみると歩を打つ感覚が分かると思います。
(てか俺はその本一冊も持ってませんw)
自分の感覚を高めるにはやっぱり実戦だって(笑

50: 名前:白砂 青松投稿日:2003/08/27(水) 15:59
 感覚で判るレベルになるまでには結構かかるからなぁ……。
 実戦で「感じられる」より前に、ちゃんとガイド的に手筋を知っとくとよりいっそう楽しめると思うけど。

 将棋新理論でも問題ないと思います。
 ただ、できれば『将棋は歩から』は読んどいてほしいです。図書館に行けばタダで読めます(笑)。その図書館になくても、予約票を出せば、たいてい他から取り寄せてくれます。現役の図書館員が言うんだから間違いありません(笑)。

『将棋は歩から』と『歩の玉手箱』は、ガイドに徹しているところがいいんですね。
 極端なこと言っちゃうと、それを読んだからすぐ勝てるというわけではないけど、地力はつく。「目で見て」なんとなく本筋とか手筋を覚えられるから。
 だから、長い目で見れば絶対に得だと思います。

51: 名前:あゆ投稿日:2003/08/27(水) 18:20
白砂 青松様
ありがとうございます。

まずは将棋新理論をよんで、それから図書館で(笑)
歩からと玉手箱はぜんぜん本のページ数が違うんですが
書いてる事は同じなんでしょうか。

52: 名前:白砂 青松投稿日:2003/08/27(水) 20:20
 ほぼ同じです。むしろ、『歩の玉手箱』の方が分類数は多かったと思います。
 ただ、個々の解説の量が全然違うのと、図面の多さが違います(笑)。

53: 名前:enjoy投稿日:2003/09/01(月) 17:29
>>50
確かに感覚を高めるには時間がかかるかもw
去年はオン・オフラインあわせて確実に1200局は指したはずです(笑
多分最初の一局目(5級)VS全盛期 (二段)なら2枚落ちでも絶対に勝てる、というくらいに
上達しましたからね〜。
まぁ、上達には時間はかかるもんかと。

54: 名前:あゆ投稿日:2003/09/11(木) 02:48
本買ってただいま並べてながら理解しております。
結構、頭に残りやすいのですべての本でも試していこうと思います^^

ちなみに最近はノックアウトと最前線物語を買いました。
終盤の定跡、基本編以外難しすぎてリタイア中です(笑)
本屋で将棋新理論見たのですが、全部読んだ感じでは買うまでにいたらなかった(ぇ
それが駄目なのかもしれないですね(><)
頑張って初段目指したいと思います^^

55: 名前:あゆ投稿日:2003/09/11(木) 02:56
あっついでに…すいません。
これが最前線だ持ってないのですが使えるんでしょうか?

形勢判断の本買おうと思ったのですが絶版でした(泣)
失敗しない仕掛けとこれにて良しでも買おうと思ってます次は。
とりあえず居飛車に的を絞ってみようと思ってます^^

またいい本あったら教えてください。
投資は惜しまないようにしてます^^

56: 名前:白砂 青松投稿日:2003/09/11(木) 10:24
 こっちに移しときました。

『これが最前線だ!』は微妙ですねー。
 読み物として読むなら絶対買い、有段者なら微妙、初段前後なら絶対買い、級位者なら興味と意欲があれば買い、という感じです。
 変化を丁寧に押さえている、というわけではなく、あくまでも「定跡観賞用(笑)」です。「あぁ、こういう形(定跡)もあるんだぁ……」と知識を増やしていく本であって、定跡を詰めて「どっからきても大丈夫」にする本ではない、ということですね。
 ……って、喩えになってるか、これ?(笑)

 まぁ、『最前線物語』よりは広く浅く解説していますので、持っていて損はない本です。

57: 名前:あゆ投稿日:2003/09/11(木) 20:53
すいません、お手数かけます。
定跡観賞用ですか(笑)私にはもっと買うべき本がたくさん
他にあるかもしれないですね。

居飛車で角がわり、相掛かりの最新の本ってないですよねー。
横歩を避けて、そういう形によくなるんですけどね。

58: 名前:白砂 青松投稿日:2003/09/12(金) 17:56
 ないですねぇ。
 というか、角換わり腰掛け銀みたいなメジャーな戦法は別ですけど、その他の角換わり(例えば早繰り銀とか)や相掛かりの研究って、案外進んでいないんじゃないでしょうか。プロでもあんまり見ませんし。▲3六銀とするくらいかなぁ、最近見たのは。

59: 名前:あゆ投稿日:2003/09/12(金) 19:24
そうですかー。
よく対局でなるもので…。あったらなと思ったんですが。
仕掛けがわからなくて(笑)よくめちゃ攻めになるもので。

60: 名前:投稿日:2004/04/06(火) 10:39
7七桂戦法&3二金戦法の棋書発売はいつ頃でしたっけ?

61: 名前:投稿日:2004/04/06(火) 17:51
すいません。ちょっとした冗談ですwホントすいません
でも10万HiT記念として実現しないですかね?(どっかの会社の協力得て)
やっぱ無理ですかねw?

62: 名前:白砂 青松投稿日:2004/04/06(火) 23:42
 そりゃ確かに企画としちゃあ最高ですけど、さすがに無理だろうなぁ……。

 なんかよく「あなたの原稿を本にしませんか?」みたいな怪しげな広告は見ますけどね(笑)

63: 名前:sage@14級投稿日:2004/05/06(木) 18:12
初めまして。sageと申します。決して使い方を間違えたわけではございません(笑)
皆様に質問です。私は最近「羽生の頭脳1」を買いました。いろいろなところで「難しい」
とあったので、14級の自分に理解できるかなと思って立ち読みしていると、「意外にわかりやすい」
と思い、即レジに持って行きました。「全巻マスターすれば強くなるかな♪」と思ったのですが、
「羽生の頭脳」は全巻集めるのが最善なのでしょうか。それとも「他の本のほうがいい」という巻もあるのでしょうか?
ご意見お願いします。

64: 名前:白砂 青松投稿日:2004/05/08(土) 09:14
はじめまして。

結論から言うと、とりあえず「全巻<読む>のが最善」だと思います。

ご存知の通り、『羽生の頭脳』は<代表的な戦法はほとんど全部>について解説しているので、例えば振り飛車党であれば、矢倉やら横歩取りの本は必要ないといえば必要ありません。
ただ、24で14級の棋力である、ということを考えると、得意戦法以外の戦形の解説を読み、手筋や考え方を吸収するというのは悪くない上達法だと思います。

しかし、決して安くはないので、全巻揃えるとなると負担も大きいです。
ですので、

  自分がよく指している戦法がすでにある場合は、
   ・得意戦法は買って何度も読む
   ・それ以外の戦法は図書館で借りて読む

  得意戦法が定まっていない場合は、
   ・古本屋などで見つけたら買う
   ・それ以外は図書館で借りる

のがいいと思います。

もちろん、できれば繰り返し読んだ方が吸収するものも多くなりますし、できれば盤に並べて「手筋の味の良さ」を指で覚えられればなおよしです。
本を見つけた時に財布に余裕があるのであれば、即レジに持っていってもまず損はありません。

65: 名前:sage@14級投稿日:2004/05/08(土) 13:45
丁寧なご意見ありがとうございました。
自分は居飛車党なので、図書館もチェックしてその他も見てみたいと思います。

66: 名前:rk@竜淵庵投稿日:2004/05/17(月) 22:15
初めまして。
以前からこっそり拝見しておりました。
棋書紹介を読んでいて気付いたことがあったので書いておきます。
東大の右四間で、「6筋を伸ばす指し方を解説した本はおそらく初めてだと思う。」とありますが、
所司さんの徹底腰掛け銀で解説されていたと記憶しております。(あとで確認してみます)
さらっと触れているだけだったとは思いますが。

他の実戦集なんかにもあったきがします。

67: 名前:白砂 青松投稿日:2004/05/18(火) 20:46
はじめまして。
『四間飛車の歴史』読んでましたよー。

『急戦! 振り飛車破り5 徹底腰掛け銀戦法』は、読んでないんですよね。
今日、早速図書館でリクエストしたんで、1ヶ月くらいしたら手に入ると思います。
一説には、今回の東大将棋右右四間飛車は上記本の焼き直しだとか……(笑)。ホントなんですかね?

68: 名前:rk@竜淵庵投稿日:2004/05/19(水) 11:07
調べてみましたが、『急戦! 振り飛車破り5 徹底腰掛け銀戦法』にしか載ってないみたいですね。
一局って書いてあるだけでしたが。(笑)
△3二金に対しての位取りが有力と解説してありました。

焼き直しって事はないと思いますよ。
これには穴熊は全く書いてないし、三間飛車に対する仕掛けも載ってるし、
その他の形も▲5九金型が新しく増えているんであれで焼き直しといわれるなら、
酷というものだと思います。
そもそも船囲いとか左美濃とかは誰が書いても似たような内容は含まざるをえないですよね。

ちなみに将棋年鑑には何局かあるようです。

うっ。四間飛車の歴史は勇んだわりに大したものが書けなくて恥ずかしいです。(^_^;

69: 名前:rk投稿日:2004/07/02(金) 23:26
加藤さんの三間破りはやっぱゴーストっぽいですよね。
私もそう思いました。
まあでも何はともあれ新シリーズですし(笑)、良いのかも知れませんね。

三間飛車は定跡知らないのでどれが新しい変化なのか分からなくて評価が下せずにいます。
やっぱ勉強するしかないのでしょうか?

70: 名前:白砂 青松投稿日:2004/07/06(火) 21:03
 白砂もそんなに定跡に明るいわけではないんですが、三間飛車はそもそもそんなに定跡が多くないんですよね。
 なんで、勉強するしかない、というより、勉強しちゃってもそんなに苦労しなそうだしラク、というのがホントのところだと思います(笑)

 加藤本は……(笑)

71: 名前:みそごろうやん投稿日:2005/01/06(木) 22:31
 初めまして。棋書紹介のページは私も楽しみに拝見してます。

 さて、昨年12月に先崎先生の「最強の駒落ち」が出たのですけど、サイズが新書版
で、しかも840円と安価と今までにないような棋書ですね。もっといろんな先生方に
文庫版や新書版で棋書を出していいのではと思っているのですけど(正直千円以上払っ
て読むには高い本ばかりのようにも・・・笑)、なぜ出せないのでしょうか?

 白砂さんはどのように推理しますか?


 追伸

 私のホームページのリンク集に白砂さんのホームページを入れてます。一度メールし
ましたけど、改めて事後報告させていただきます。これからもよろしくお願いいたしま
すm(__)m。

 http://www.geocities.jp/misogorouyann/

72: 名前:白砂 青松投稿日:2005/01/07(金) 08:17
はじめまして。対局日誌読みましたよ。

で、新書や文庫が出ない理由ですが、単純に「新書や文庫を出す出版社と、棋書を出す出版社がかぶっていないから」ではないでしょうか?

もちろん、その背景には「文庫や新書だと利益率が低いから」という理由があります。
棋書出版社は弱小ばかりでしょう。なにしろ大手が将棋連盟と毎コミ、浅川出版ですから。将棋界では大手かもしれませんが、出版業界としてみたら弱小としても弱小です。
『最強の駒落ち』は、たまたま講談社から出せた、というだけではないでしょうか。

白砂は推理小説やSFが好きでよく読むんですが、その世界はよく文庫や新書の書下ろしやがありますね。
将棋界でもやっと毎コミが復刻文庫として出版しましたが、まだまだ書き下ろしは出ないと思います。

早くそういうことができる豊潤な市場にしたいですね。

73: 名前:通りすがりの者投稿日:2005/01/16(日) 00:32
 バンカナちゃんの写真集は棋書紹介に載らないのですか?(大笑)

74: 名前:白砂 青松投稿日:2005/01/16(日) 21:00
 見てないんでなんとも……(笑)

 ここだけの話にときますが、実は買おうとしたんですよ、写真集。
 手にとって、さぁ行くぞと思ったら、横にいた奥さんが一言、

  そ れ を 買 っ た ら 人 間 じ ゃ な く な る よ

 泣きながら戻しましたよ本棚に(爆)

75: 名前:アストラ投稿日:2005/05/27(金) 22:26
相振り革命3巻が出たみたいです。正式なタイトルは忘れましたが。。。。
白砂さんはもう知ってますかね? 知ってたらすんまそん。

ところで図式壱百番を将棋部で購入しました。早速僕と他の部員の3人がかりでといてみましたが
・・・・・・・・・・
いや、マジで分かりません。

76: 名前:雲竜投稿日:2005/06/28(火) 12:10
初めまして

棋書紹介を読んでいて思うのですけど、マーケティングを意識して棋書を出している
先生が少ないなぁと感じてます。出版に関してビジネス感覚を取り入れたほうがうま
くいくのに、どうしてやれないのでしょうか?

アマチュアが求めるものとプロが書くものが合わなかったら、売れるに売れないよう
ですけど。

77: 名前:虎千代投稿日:2005/11/01(火) 23:44
棋書紹介、いつも楽しみにしています。
最近は、久保利明の「さばきの極意」を購入して勉強中です^^
たしかに、白砂さんがご指摘されているように
本筋のあいだに変化が沢山?入るので
盤に並べながらやっていても
「あらら、、、また手順を間違えた〜〜」
なんて一人でブツブツ言いながらやってますw
(でも四間飛車道場よりは迷路に入り込まないような・・・・)
でもこの本でいいなぁと思ったのは
定跡編のあとにその定跡の実戦譜がついているので
連続して並べて見ると
おぼろげながらその戦法の姿が見えてくるような、、、
そんな気にさせるんですよね(;^_^A アセアセ・・・
最初、本屋でパラパラとめくったときの予想よりは
良い本じゃないかと
思っている今日このごろです♪♪
(これで実力が上がれば良いんですが、、、これがなかなか、、、難しいのです。。。)

78: 名前:名無しさん投稿日:2006/07/14(金) 18:04
「下町流三間飛車」の紹介にて

 著者の処女作。
 いくつか共著はあったと思うが、単独ってのは記憶が正しければなかったと思う。
 あったらごめんなさい。

と書かれていますが、
2003年に「小倉流向かい飛車の極意」が単独で出版されています。

79: 名前:名無しさん2号投稿日:2006/09/08(金) 02:26
いつも楽しく見させてもらっています。
「将棋は歩から」に出会えたのも白砂様のサイトのおかげです。

で、本題なのですが(笑)
そろそろ棋書紹介のページの新刊に入っている半年以上前の本を
カテゴリ別にわけていただきたいなぁと。
増えすぎて、見づらく、探しにくくなっているので。
もしかして大変だったりするのでしょうか?できればお願い致します。

80: 名前:雲竜投稿日:2006/12/14(木) 00:53
9月から、棋書紹介のコーナーの更新が止まったままですね。

更新はもうないのでしょうか?

81: 名前:名無しさん2号投稿日:2008/04/13(日) 02:57
ちょっとずつですが更新されてるようですね
頑張ってください

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