
4枚でのくっつきの形には、
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があります。
ここでは、この4種について、どの形がどれだけ受け入れが広いかを検証します。
ところで、「ただテンパイするよりも受け入れ枚数の多いテンパイにすべきだ」という本編のメインテーマからすると、くっつきに関してもやはり「最終テンパイの際の受け入れの多さ」について考察しなければ価値がないでしょう。もちろんこの点についても同時に検証します。
a) ![]()
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の形
テンパイ受け入れ: ![]()
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の8種28枚
リャンメン待ち以上の受け入れ: ![]()
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の4種14枚
リャンメン待ち以上になる確率: 50%
b) ![]()
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の形
テンパイ受け入れ: ![]()
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の6種20枚
リャンメン待ち以上の受け入れ: ![]()
の2種7枚
リャンメン待ち以上になる確率: 35%
c) ![]()
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の形
テンパイ受け入れ: ![]()
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の5種16枚
リャンメン待ち以上の受け入れ: ![]()
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の4種14枚
リャンメン待ち以上になる確率: 87.5%
d) ![]()
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の形
テンパイ受け入れ: ![]()
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の5種16枚
リャンメン待ち以上の受け入れ:
の1種4枚
リャンメン待ち以上になる確率: 25%
以上から、テンパイを求めるならば![]()
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の形が断然有利なことが、テンパイの際に好形を求めるならば![]()
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と![]()
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が同じくらい有利なことが解ります。
また、![]()
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の形は、テンパイする受け入れの実に9割近くがリャンメン以上の好形になるため、どうしてもリャンメン待ちにしたい場合、つまりピンフを複合させたい場合には特に有利な形です。この形には「イイペイコを狙いやすい」という利点もあります。
残りの2種![]()
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と![]()
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は、その形自体が待ちになるならばまだしも、くっつきを求める際はあまり良い形ではありません。これはみなさんにとっても意外な結果ではないでしょうか?