「展開論」序章

>(麻雀は)基本的に4人でするゲームなので、全局自分がアガる必要はないんですよ

 というご意見(詳しくはこちら)ですが、具体的にはどのようにすればいいんでしょうか?

 さて、手作り編の流れを引きずったまま「展開編」に突入してしまいますが、皆さんしっかりついてきているんでしょうか?

 上の質問はshiotarさんのものですが、元々の事の起こりは、shiotarさんの「手役は狙う必要があるか?」という素朴かつ深遠なる疑問でした。
 それに対して皆さんがいろいろと回答をしてくれましたが、そのうちの一つがmanasoriさんの発言だったわけです。

 しかし、じゃあ実際にどうすればいいのか? というのがshiotarさんの疑問で、それがこの展開編の幕開けであります

 manasoriさん自身は、こう回答しています。

 具体例をあげてみましょう。

 東1局で親がリーチ一発ツモ裏1でマンガンを上がったとしましょう。

 そういう時に他の3人はお互いに手を見せ合いますか?
 もし(見てみた結果)全員が聴牌に遠ければ、次局は3人で協力しあっても良いですね。

 例えば役牌の処理1つ取っても、親の切った役牌は敢えて全員が合わせ打たずに10.11巡目頃切って、重なっていた人にわざと鳴かせるとか。
 まあ基本的には西家がタンヤオでも一通でもなんでもアガって流せばいいんです。その時、南家は西家が鳴けるような牌を切って行く。逆に北家は親に鳴かれないように切って行く。
 そして西家に振込みに行けばいいんです。

 いつもいつもこれが上手く行かなくていいんです。
 ツキとか勢いだけで勝負が決まらないように工夫すればいいんです。

 念のために解説しますと、このケースは誰か一人に走られた場合の話ですね。このままツキに任せて突っ走られたらどうしようもない。そこで、その前にその目を摘んでしまおうと(動機づけがちょっと違うかもしれませんので、できればmanasoriさん添削をよろしく)。
 言ってしまえば全員が結託してのサシコミなわけですが、みなさんはこういうテクを使うでしょうか? ちなみに雀荘「白砂」では使えません。

だぁれも結託しねぇもん(笑)


 冗談ときんにくはさておいて(<こら)、shoitarさんのとこもそうみたいですね。こんなコメントを寄せています。

 確かにそのように打てれば綺麗な麻雀であることは解るのですが、僕の打っている麻雀はウマがあるので「とりあえず2着狙い」って人が多そうに見えます。麻雀は、他の人にああしろこうしろとは言えないゲームなので、こちらが協力をすることはともかく、相手に協力を期待することは出来ないと思います。
 ですから、

>親がリーチ一発ツモ裏1でマンガン

 をあがらせないように、自分でまず努力するのです。といっても、あがられるときのほうが多いでしょうが……。

>親の上家は親に鳴かれないように切って行く。

 この解釈は、自分の手が遅くならない程度に絞る、ということか、自分の手を崩してでも絞る、ということのどちらでしょうか?

>振込に行けばいいんです。

 このような考え方は、むしろ自分勝手だと思います。勝負でもないのに振り込むのは、よくないと思います。

 うーむ……。
 サシコミを否定されてしまったか……。
 まぁ、何度も言いますが雀荘「白砂」では結託、という情況にすらなりませんし、将棋愛好会の麻雀でも、伏土竜と私と二人が入っていもなおかつ結託、という局面が生まれません(それ以前に結託しようと頑張っている場面を見たことすらない)。

白砂注:
 この点について、伏土竜より、「そんなことはない。全員ではないが、そこそこ打てる人間はちゃんとやっている」という抗議が来ました。
 確かに、思い返してみて、場の状況が結託「らしき」ものになったことはいくつかありました。しかし、個人的な印象ではそんなに多くはなかったと思います。これは私の体験という注釈つきながら、はっきりと言っておきます。
 また「喋りによる圧力(ここはオリだよなぁ、とか言う)」が多く、これはいただけないなというのが感想としてあります。それがあったために、「自分で考えてやる」のではなく「他者と確認しながらおそるおそるやっている」イメージしかありませんでした。そのために過小評価したのかもしれません。
 なんにしても、まだまだ手合わせした数が少なかったので、ここでここまでコキおろせるほどデータはない、というのが正確なところかもしれません。これについてはお詫びすると共に、手合わせをして確認したいと思っています。

 また、フリーなんかに行っても、どっちかというと「全員ぶんぶん」なような気がするんですが、どうでしょうか?

 とりあえず伏土竜、回答よろしく(笑)

 さて、manasoriさんの回答です。

 shiotarさんは麻雀をするようになってどれくらいですか?

「勝負でもないのに振込むのは自分勝手」と言ってましたが、麻雀は上がりと振込みの繰り返しですよね。
 会話にたとえれば「話をする」「聞いてもらう」みたいな。

 確かに麻雀をどう捉えるかは自由です。
 他人に干渉されたくない部分でもあるでしょう。

 でも、
 もうちょっとたくさん打って、自分一人ではどうする事も出来ない状況を経験すれば、そのへんの捉え方も変わってくると思いますよ。

 2着狙いについては私の考えですが、2着と3着が争って2着を取りに行くとトップの人はほとんど何も苦労せずにトップになりますよね。
 私は、トップを取れる可能性のある人がいる時は、邪魔をしないでトップとその人達に勝負を付けてもらいます。

(絞りについては)自分の手の遅れがあったとしても、です。鳴かせて降りるんだったら他の人に迷惑と考えます。
 むしろ鳴かせたら勝負に行って自分が上がるか振込むかするべきでしょう(ドラとかツイてる親に役牌鳴かせた時)。

 私自身は「他人に迷惑がかかるうんぬん」というのは自称プロのたわごとと思っているので(<すっごい暴言。でも別にmanasoriさんをチョクでケナしているわけじゃないので許してね)ちょっと首をかしげちゃうんですがまぁそれはさておいて、

説明してねぇじゃん……

 今読み返すと、shiotarさんがもうちょっと強くなったら判るよ、という、非常に曖昧とした言葉に終始している気がします。もちろん、manasoriさんに悪気があってのことではないんでしょうが……。

 実は、この件については言いたくて言いたくてウズウズしてたことがあったんです。結局「Yahoo掲示板字数制限の壁」に阻まれて書けませんでしたが。
 というのも、この時期(正確にはもうちょっと前)、伏土竜が麻雀戦術書の原型を書いていて、それについて考えていた時期だったんですね。
 原稿についてはバージョンアップしたものを作成中でしょうから(←さりげないプレッシャー)楽しみに待っているとして(←露骨にプレッシャー)、私の話は一段落してから書くことにします。

 とりあえず今回はここまで。感想その他は掲示板に書きこんで下さい。