家庭内LAN計画

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 サーバー機までは確実に線が繋がっている。クライアント機のLANボードの設定もした。あとはケーブルを繋いでクライアント機でインターネットが見られれば成功です。

 まず、サーバー機の、LAN側(CATVと繋がってるのじゃない方)のLANボードにケーブルを挿します。次に、その端っこをクライアント機に挿します。サーバー機のそばにあるんで、まずは白砂PCの方に挿しました。
 これでよし。

 次に、BJDの設定をします。
 最初に、サーバー機のBJDを起動させます。実行と同時にタスクバーに常駐しますので注意して下さい。はじめは「あれ? BJDが立ち上がんない!?」とビビってしまいます(笑)。
 タスクバーのBJDのアイコンをダブルクリックすると、BJDの本体(?)が立ち上がります

 なんだか真っ白でムダに見えるでしょうけど(笑)、この広大な真っ白部分はきちんと繋がるとログで埋まっていきます。楽しみに待ちましょう。
 で、オプションの設定をします。
 今回はプロキシサーバーとしてだけ使うつもりなんで、「設定」−「プロキシサーバー」をクリックして下さい。
 あとあと何度もこの画面を拝むことになるんですが(笑)、とにもかくにも設定しなくてはいけないのは「利用者」です。

 これは、クライアントとしてサーバーに繋がっていいアドレスを指定するものです。一言で言ってしまうと、ここに書いてあるコンピュータしかサーバーにはアクセスできないんです。
 一応正規表現(詳しい意味は省略)で記述できるんですが、大事な設定ですし、自作マニアでもない限り(笑)個人でLANを構築する場合は多くて5台がいいところでしょうから、ここは面倒でも真面目に1つずつ書いていきましょう。

 白砂宅の場合、クライアント機は2台、IPアドレスは192.168.10.1と192.168.10.2ですから、それぞれ記入していきます上記の図は、ちょうど妻のパソコン「くくり号」を設定したところです。こんな感じで記述して、「追加」を押せば設定は完了です。

 次に、今やりたいのはブラウジングですから、「ブラウザ」の設定もします(図)。

 なんだかよく判らないでしょうが、それは白砂も同じです(爆)。
 なんで、ここは白砂がやったような設定をマネてしまうのがいいと思います。上記の設定は、

  1. ブラウザ用のプロキシーは当然使用。
  2. クライアントはポート8080にアクセスするようにする(そうするとBJDがうまくやってくれる)
  3. タイムアウトは30秒。これは長くてもいいかもね。
  4. メールアドレスは、なんか認証する場合に必要になることもあるらしい。なんで、白砂が使っている代表的なメールアドレスを。
  5. ヘッダは訳判んないんで全部追加。ないよりいいだろ。
  6. プロキシーはこれ1コで、上位プロキシーなんてものはないのでチェックせず。なので当然以下も記述せず

 という意味です。
 ……どういう意味なんだ?(笑) ま、細かいことはさておき(いいんか置いて)、これで設定は完了です。

 さて。
 あとはクライアント機を立ち上げて、IEを立ち上げて、ホームページを……。

見えない(泣)

 なんでじゃあ〜!!

 サーバー機からはインターネットはできる。ちゃんと自分のHPも見られる。キャッシュでもなさそうだ。
 ってことは、CATV側からサーバー機までは確かに繋がっている。
 ということは、サーバー機からクライアント機に行くまでにどっかおかしいということになる。そういえば、LANボードにはLINKランプとACTランプがあって、ちゃんと繋がってると光るようになってたよな。
 机の下にもぐって、クライアント機のフルタワーの後ろを覗き込む。

ついてない(泣)

 ランプがついてなきゃ繋がってねぇんだから、インターネットができるわきゃねぇじゃねぇかぁ〜!!(号泣)

 ってことはLANボードの設定がおかしかったのか、それとも、LANボードが既にイカレているのか?(実はこのLANボード、去年買ったやつ)
 どっちにしてもこれじゃあLANもクソもない。まずはこの原因を調査しないと。

 クライアント機のデバイスマネージャを見ると、ちゃんとLANボードが認識されている。ということはLANボードが壊れているわけではなさそうだ。古いデータが表示されているだけかと思って、「更新」をしてもちゃんと出てくる。念のため1回LANボードをPCIバスから抜いて、もっかい填め直してみたけどちゃんと認識される。
 う〜ん、なんでだ……。

 白砂PCが悪いのかなぁ……と思って、思い切って妻のPCにも繋いでみた。つまり、今まで「CATV−サーバー−白砂パソ」となっていたものを、「CATV−サーバー−妻パソ」のようにしてみたわけです。これで妻のPCでインターネットが見られるようなら、(どこかは判らないけど)白砂PCが悪いということになります。

やっぱ見えない(泣)

 なんでじゃあ〜!!

 これはどうだ……ということで、CATVモデムから直接ケーブルを引っ張って繋いでみました。もうLANもサーバーも知ったこっちゃねぇ! 繋がりゃいいんでぃっ!! といった感じです(笑)。
 ところが、これはちゃんと繋がる。インターネットが見られます。
 う〜ん……?

 判らなくなって、結局夜も更けてきたので今日はここまで。後ろ髪引かれながらも布団に入ります。
 ……ふぅ。なんで繋がんないのかなぁ……。
 やっぱ、ボードが古いのかなぁ……。
 これじゃあ、全部のパソコンでインターネットなんてできないぢゃんかよ〜(泣)。せっかく夫婦してパソコンで……。
 夫婦のパソコンで……!?

 え!?

ハブに繋いでないぢゃん……(号泣)

 はい。ここで回想シーン。

 まず、サーバー機の、LAN側(CATVと繋がってるのじゃない方)のLANボードにケーブルを挿します。次に、その端っこをクライアント機に挿します。サーバー機のそばにあるんで、まずは白砂PCの方に挿しました。
 これでよし。

よかねぇんだちっとも(爆)

 今まで、概念図ということでこんな図を使ってましたが、

CATV − サーバー − 白砂パソ

 これは正確に全部書くと(LANボードは省略)こう

CATV − CATVモデム − サーバー − ハブ − 白砂パソ

 なるわけです。
 間にハブを挟まずに直接ケーブルを繋いだって、そんなもん通信できる筈がありません。なにしろタダのストレートケーブルなんですから(じゃあクロスだったら繋がんのかいという話になりますが、やってないので判りません(笑)。でも、無理じゃないかなぁ……)。
 つまり、下に書いたようにパソコンを繋げば、ちゃんとインターネットが見られるのでは……?

 飛び起きたい衝動に駆られましたが、夜も遅いんでまずは睡眠(笑)。明日やろう明日。

 次の日、昔買っておいたハブを取り出し、図のように繋いでみます。サーバー機を立ち上げ、白砂PCを立ち上げ、IEを開くと……?

見えたぁ!!(感涙)

 結論。
 LANを構築する時は、ハブをちゃんと使いましょう。

 ……違う(爆)。


 ま、まぁ、こんな失敗する人もいないでしょうけど、白砂は思いっきしやっちゃいました。これはウケを狙って作った話じゃありません。マジでこれで1日潰しました(泣)。
 皆さんがもし同じ事をする場合は、

各ケーブルで(ハブを通して)パソコンを繋ぐ

BJDを起動する

BJDの設定をする

 という作業だけで、ちゃんとインターネットが見られる筈です。
 多分、5分もかかりません(泣)