伏土竜の麻雀戦術論

入門編その2 点数計算

第5章 点数計算のまとめ

 普通の点数計算はもう問題ないでしょうが、テンパネについてもう一度確認します。
 テンパネの基本パターンは次の5つです。

 テンパネになるには、暗槓でもない限り加符要素が最低でも2つ、8符になる暗刻がなければ3つも必要です。
 ですから、加符要素が1つしかなかったり、たとえ2つあっても8符になる暗刻がなかったなら、符計算をせずに基本符+10符でそのまま早見表へと進めます。


 何度でも言いますが、点数計算は正確にかつ素早くできなければ意味がありません
 点数計算を素早くする方法を確認します。

 以上の段階を踏めば、よほど加符要素が多くない限り、たいがいのアガリは一目で計算できるようになるはずです。

 点数計算を修得するために、対コンピューターのゲームで自分も含めアガリの度に計算することを勧めます。
 対人の場合時間が掛かっては人に迷惑を掛けますが、対コンなら時間はいくら掛かっても構わないので、点数計算に慣れるためにはこの方法が一番だと思います。
 昔から「習うより慣れろ」といいます。
 計算することを面倒くさがらずに、計算自体に慣れてしまえば、どんな手牌でも素早く計算できるようになります。
 点数計算は、上達のためには絶対に避けては通れない関門です。しっかりと修得してください。

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