6六飛型のハメ手って何? |
- 01: 名前:K2投稿日:2002/08/21(水) 14:37
- 同戦法のガイドに書いてあった6六飛型でないと成立しないという
ハメ手とは具体的にどんな手順なんでしょう?
- 02: 名前:白砂 青松投稿日:2002/08/21(水) 14:37
- イメージで思い浮かべて下さい。
先手は▲6六飛型。 後手は△8五歩と歩を伸ばしてます。一方、玉形は片矢倉。 今、△4五歩と位を取ってきました。こっから玉頭位取りに持っていく感じです。
ここで一発、▲6七角。 判りにくいかもしれませんが、8五の歩と4五の歩が両取りになってます。直接的には受ける手はありません。
これだけでもハマリなんですが、こうなると大体後手は玉に近い4五の歩を守ります。8五の方は、1歩損したけど飛車先が軽くなったわいくらいの感覚です。 ここで▲8五角と出ます。 なんと、これが6三角成の先手になるんです。
なんでかと言うと、大体後手の銀は5三にいるからなんですね。 おまけに「片矢倉」なんで金は4二と4三。まさか4二の金を5二に寄せるわけにもいかないし(金銀が5三銀52金4三金3三銀とバラバラ)、△6二銀と引くと▲6四歩があります(取ると▲5二角成)。△6二飛とするのも▲8六飛と回って、今度は角を引いての飛車成りをどう受けるかで苦労してしまいます。
というわけで、特に後手が飛車先を早めに8五まで突いてきた場合、▲6七角打が絶好打になる可能性が高いんですね。しかも、数手先までホントの恐ろしさに愕然としてしまうという奇襲チックな角。ちなみに、白砂が宮田プロに勝ったのもこの角打の将棋でした。 これがあるんで、できるだけ▲7六飛は保留するようにしています。
- 03: 名前:k2投稿日:2002/08/21(水) 14:37
- なるほどー。どうもありがとうございます。
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