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  対アナグマ3

01: 名前:塚本投稿日:2002/08/16(金) 16:44
 早速のお聞き届けありがとうございます。
 しかし、一局の将棋を異なる角度から見るってのは、勉強になりますね。今回の将棋でも85手目52歩成なんて、並べててもまったく気づかなかったし・・・。

 さて、「辛辣な意見」をば(こだわってるな俺も(笑))。

 総評。
 中盤の入り口で返し技が決まり、すんなり勝てるはずの将棋。それがなぜか長引き、さらには逆転再逆転とフラフラになっての勝利。ご苦労様でした。

 序盤〜中盤。
 基本的に、角交換してる将棋でアナグマにする後手の感覚は、疑問符が着く。本譜のように角を打つことで制空権を確保しようと、最初からの構想かもしれません。けれども、それならば自分から技を掛けにいくべきではないはず。方針が一貫していないと感じる。
 それに比して白砂さんの方は、定跡手順のままの駒組〜相手の動きに合わせた、それだけでラクに駒が捌けている。
 やはり、すんなりと勝ちきらないといけない将棋でしょう。

 中終盤。
 駒がさばけて一旦良くなってから以後、この将棋のポイントは「相手の大駒の活用をいかに抑えるか」にあったと思います。そういう意味で、65角〜54角と、すんなり相手の負担になっている角を捌かせてしまった83手目は疑問手なのではないでしょうか。
 しかも65の桂を取られたことで駒得が少なくなっちゃう点も考慮して、ここで66歩とひとまず角の足を押さえておけば、もっと楽な戦いだったはず。
 玉の堅さに差があるだけに、今一歩慎重な戦い方が必要だったと思います。

 後は入玉術ですよね。
 確かに、本譜のように左辺を開拓して大海原を作るというのも、術の1つでしょう。しかし、それはある程度成り駒があって上部の安全が確保されている局面の術ではないでしょうか。
 私ならば、103手目では75角・105手目では64角と、とにかく盤上に駒を配すという術を取ります。
 最終盤は下手に駒を逃がすことを考えて、怪しくしちゃいましたね。もう一手93歩か81王としてからおもむろに攻めてたら、最後の苦労もなかったのに。

 おまけ。
 恒がネットを始めました。近日中にここにも顔を出すと思います。

02: 名前:白砂 青松投稿日:2002/08/16(金) 16:44
 ▲6五歩かぁ……
 ううむ……全然見えてなかった……。

 当然、コメントを書き入れる際にももう一度見直したわけなんだけど、その時にもこんな手は考えもつかなかった。
 飛車を成ってよし、ではなくって、いったん相手の手を押さえるのが先、ってわけだね。なるほど。確かにその通りだ。

 しかし、アタマの巡りにはない手だなぁ……。

>  確かに、本譜のように左辺を開拓して大海原を作るというのも、術の1つでしょう。しかし、それはある程度成り駒があって上部の安全が確保されている局面の術ではないでしょうか。
>  私ならば、103手目では75角・105手目では64角と、とにかく盤上に駒を配すという術を取ります。

 うんうん。
 そうかもしんない。
 俺の場合、入玉がヘタなせいもあるんで、今までは攻められるのが厭だからまず攻め駒を追っ払ってたんだな。その後にフラフラと入玉しに行く。そうでなくて、まずはルートを確保してから行進を開始しようってわけだな。
 でもなんか、その間に攻められそうで怖いなぁ。
 実際はその方が安全なんだろうけどね。

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