強くなるには |
- 01: 名前:超仕掛け人投稿日:2006/05/21(日) 21:22
- 初めまして、スーパーしかけにんと言います。
いきなりなんですが僕はあまり強くないです。7七桂戦法をよくつかわせてもらってい るんですが、序盤は戦法のおかげで優位にたてる事が多いです。詰め将棋だけなら二級 ぐらいなのでむりやり攻めあってまれに勝つことがあるんですが、もっといい勝負がし たいと思ってます。何を勉強したらいいでしょうか誰か教えてくださいよろしくおねが いします。
- 02: 名前:白砂 青松投稿日:2006/05/22(月) 10:04
- はじめまして。
「序盤は戦法のおかげで優位にたてる事が多い」けれども「むりやり攻めあってまれに勝つことがあるんですが、もっといい勝負がしたい」ということなので、おそらく「優位に立っているはずなのに、中盤以降終盤までにその優位がなくなってしまう(=形勢を損ねてしまう)」というものだと推測します。 上記の対策について、とりあえず述べます(上記の話でなかった場合はご一報ください)。
まずは、7七桂戦法の攻め手筋を覚えましょう。7七桂戦法ページにいくつかあります。 もちろん、読んでいるとは思いますが、これを実戦で生かせるかどうかが問題です。これらの攻め筋が成立しないかどうか、常に目を光らせましょう。
それともう一つ、7七桂戦法を指す上で大事な心構えがあります。 「攻めない」ことです。
7七桂戦法は、実は「攻めると見せかけて相手を苦しい立場に追い込む」戦法なんです。単純にバーンと攻めて行って勝てる、というわけではないんですね。いやもちろん最後は攻めて勝つんですが、その過程は実は地味(笑)なんです。
まずは陣形を整備して、駒組みで優位に立ちます。ここまではできてるんだと思います。 そこであと一手、攻めずに待ってみる手はないか、考えてみてください。 相手の立場になって考えましょう。その陣形が、手を掛けて固くしたいものなのか、それとももう完成してしまっているのか。
もう完成していて、あとは玉頭の歩を伸ばすくらいしかないや、という陣形なんであれば、こちらは動かずに歩を突かせましょう。将来的に△2六歩▲同歩△2七歩みたいな攻めを喰らうかもしれませんが、こちらが▲2四香とか▲2四桂と打てる可能性の方が高いです。
まだまだ手を掛けたいように見えるのであれば、それが何手かを考えましょう。 あと1手、手を掛けたいな、という陣形であれば、今が戦いの時です。仕掛けます。 あと3手くらいは掛けたい、でも、2手指したところではむしろ陣形が弱くなる、3手指してはじめていい形になる、というのであれば、あと2手待って、一番弱いところで戦いに持ち込みます。
柔道のように、とかいうとカッコいいかもしれませんが(笑)、要するに、「相手が指し手に困るまでは攻めない」「相手が手を指したいようなら指させずに攻める」ということです。 この呼吸が会得できれば、勝率はグンと上がるはずです。また、この考え方は7七桂戦法に限りません。すべての将棋で言える普遍的な大局観です。
- 03: 名前:おれ投稿日:2006/05/22(月) 12:37
- 二人の話に割り込むようですが書かせていただきます。わたしも7七桂戦法を使っていますが、同じように序盤は優勢になるんですよね。(相手が慣れない陣形なので)しかし飛車交換した後の攻めが結構難しいんですよね。と金を作ってる間に香車をとられて△4八香▲3九金△5八竜で困ったことがたくさんあります。7九歩をあらかじめ打てばいいんですが…。とにかくわたしが思う一番の方法はこのサイトに載っている白砂青松さんの棋譜をみて、7七桂戦法の癖(?)を覚えて実戦を積むことだと思います。
- 04: 名前:超仕掛け人投稿日:2006/05/22(月) 19:32
- 二人ともくわしく教えてくだっさってありがとうございます。おだげさまでがんばれば強くなれそうなきがしてきました。
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