↑amazomで見る↑著者: / 出版社:小学館
出版日:
¥ 1,260
(定価)
(評価:級位者)
(評価:初段~三段)
(評価:四段以上)在庫あり。(価格・在庫状況は5月18日 10:01現在)
小学生名人戦というのがある。年1回、NHKで放送しているので見たことがある人も多いはずだ。また、谷川8段と羽生少年・森内少年が一緒に映っている映像や写真を見た方もいるだろう(本書にも載っている)。
その「小学生名人戦に出よう!」というコンセプトで作られたのが本書である。発行は当然(?)スポンサーの小学館。
当時の最新定跡(石田流・ゴキゲン中飛車・相掛かり3六銀戦法・矢倉3七銀戦法)の解説や次の一手などもあるが、メインはあくまでも「小学生名人戦に出よう!」。なので、羽生や渡辺のインタビューやプロ棋士へのアンケート、大会当日の様子、小学生名人戦の棋譜解説などが見所である。
小学生名人になった、あるいはいいところまで行った子供の中には、プロになっている人がかなりいる(上記リンクから歴代優勝者も見られます)。よって、大会に出ようと思う子供はある程度プロへの憧れもあるわけで、その需要をうまく掬い上げた本だと思った。
いくつか気になったプロ棋士の言葉を載せておく。
一つでも面白いと思ったら、騙されたと思って本書を手に取ってほしい。
小学生名人戦に出ようと思っている子供たちにメッセージを。
勝負だけの楽しさは、おそらく将棋の魅力の半分もない。勝負とは違った面白さに気づいてくれると嬉しい(羽生)←羽生らしいコメントだと思う。
コラムでの一言
小学生の皆さんには「本など読んでないで、指して、指して、指しまくれ!」とアドバイスしたい(田村)←これは本だ(笑)。
人とは違った勉強法について
棋譜を書き写していました(森下)←見えるようだ(笑)。
「小学生将棋名人戦」に勝つための勉強法は?
得意戦法を持つこと(武市)←さすが筋違い角の権威。
同上
詰め将棋を盤に並べて、ただし動かさずに解く(伊藤明日香)←お父様の詰将棋は上達の妨げになると思います(笑)。
大会で戦うときの心構え
詰将棋の本を一冊持って行き、対局前に1問1秒の速さで解き(注:常日頃やっている本なので、当然解答は頭に入っている、ということだと思う)、自分は強いと思い込む(室田伊緒)←いおたんカワイイ。
「小学生将棋名人戦」を戦うみんなへプロ棋士からのメッセージ
普段の練習の成果を発揮する絶好の機会です。皆さんが実力を100%出されることを願っています(谷川)←さすが人格者。
作成日 2011-08-31
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↑amazomで見る↑著者:畠山 成幸 / 出版社:創元社
出版日:
¥ 1,260
(定価)
(評価:級位者)
(評価:初段~三段)
(評価:四段以上)在庫あり。(価格・在庫状況は5月18日 10:01現在)
FAQ形式で進む将棋指南書。「この局面でこんな風に潰されてしまいました。どう指せばよかったんでしょうか?」といった感じの質問が全部で102個ならぶ。質問は序盤中盤終盤戦形を問わずいろいろ出てくる。
発想としては面白いし、創元社の購読層にも合っている。
ただ、もう少し範囲を絞ってもよかったのではないか……とも思う。例えば棒銀対策の場合、その質問の対象棋力はさして高くないだろう。そういう人たちを相手に見開きの2ページで解説するというのは無理がある。「盤駒を出せ」なんて言葉で終わりにしてはいけない。
質問を半分の50に絞って、図面も文字ももう少し小さくして、一つ一つの回答をもう少しだけ詳しくする。これだけでずいぶんと構成はスッキリするはずだ。
「対象棋力が低いから、読む気力を奪わないために見開きで簡潔に解説する」というのは、正しいようで実は間違いだと白砂は思う。対象棋力が低いほど、懇切丁寧に図面をたくさん用意してやらなければいけないのだ。何を書いてあるか判らないから盤駒を出して並べます、なんていうのは、上から目線で見てしまう幻想なのである。
断っておくが、内容そのものが悪いわけでは決してない。
ただ、ページの都合上図面入んなかったんだろうな、変化書けなかったんだろうな、という場面があまりにも多いと感じたので、それだったら最初から思い切って見開きから離れたほうがよかったのでは……と思っただけである。もっとも、この辺は書いている当人が一番感じていることかもしれないので、こういう指摘はヤボなのかもしれないが。
作成日 2006-09-02
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↑amazomで見る↑著者: / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 735
(定価)
(評価:級位者)
(評価:初段~三段)
(評価:四段以上)在庫切れ(価格・在庫状況は5月18日 10:01現在)
私は3二金戦法という戦法を指しているのだが、この将棋のコンセプトは「入玉」である。しかし、入玉というのは簡単なようでとても難しい。流れ弾の当たる確率が高いのだから当然である。
本書は、そんな難しい入玉のテクニックにスポットを当てて書かれている珍書である。
元々が「実戦的」な技術なのでウソっぽいところがないわけではないのだが、読んでいると「将棋は入玉だ」と思ってしまう(すいません、ウソです)。
本書に限らず、この「外伝」シリーズは先に紹介した「伝説」シリーズと同様、アマチュアが最も知りたい、けれども今まで紹介されていなかったさまざまな手筋が紹介されている。毎コミのそういう編集方針は好ましく思う。
最近はやや停滞感があるが、またこれらのシリーズのような良書を世に出して欲しい。
作成日 2003-12-14
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↑amazomで見る↑著者: / 出版社:
出版日:
(定価)
(評価:級位者)
(評価:初段~三段)
(評価:四段以上)在庫切れ(価格・在庫状況は5月18日 9:39現在)
花村9段追悼記念として出版された本である。
随筆と実戦譜解説で綴られており、特に実戦譜は花村流の面目躍如で十分に楽しめる。勉強として読むのではなく、楽しむために読んでほしい。
個人的に一番気に入ったのは米長の書いた文章。
花村九段は下戸で、酒は全然飲めないらしい。ところが珍しく呑んで酔っ払って、みんなが麻雀をしている横で寝入ってしまった。
ところが。
しばらくすると突如「キョウコ、イクヨ」と叫んだらしいのだ。
寝言である。ちなみに、京子とは奥さんの名前。一体どんな夢を見ていたんだか……。
ところがところが、麻雀を打っていた面々、後ろで見ていた米長らは花村九段の体内、というか体外の異変に気づく。なんと、その寝言と共に「夢精」をしたというのだ。時に花村50歳。
「50にしてこの若さ。あの元気な大先生がこんなに早く逝く(白砂注 シャレか?)とは私にはとても信じられないことであった」
と、米長の文章は結ばれている。
作成日 2000-01-01
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