著者:河口 俊彦 / 出版社:河出書房新社
出版日:
¥ 1,680 (定価)
★★★★(評価:級位者)
★★★★(評価:初段~三段)
★★★(評価:四段以上)
(価格・在庫状況は12月2日 5:48現在)
『将棋世界』に連載されている「新・対局日誌」を1年間分まとめたものを出版するシリーズ。6冊目は大山名人がガンに倒れ、しかし復帰してプレーオフにまで進んでしまったという凄い年のものだ。サブタイトルの「大山伝説」はまさに伝説としか言いようがないだろう。おそらく、もうこんな棋士は出ないんじゃないのかなぁ。
A級順位戦最終戦、対谷川戦の▲6七金は永久に語り継がれる妙手だろう。プレーオフの対高橋戦もよかった。惜しくも負けてしまった将棋で、著者は「もう休め、の神様の配慮だったのかもしれない」と言っているが、大山はそんなこと思わなかったろうなー。少なくとも、もしそうなんだとしたら将棋の神様を恨んだだろう。そういう人だよねきっと(笑)。
ちなみに、この高橋-大山戦。『月下の棋士』で、主人公氷室将介vs大原名人(もう明らかに大山がモデルだぁね)の激戦として使用された。マンガ自体は荒唐無稽なものなのだが(笑)、おおげさではあるけど棋士の魅力を引き出した名シーンだと思う。機会があったら一度読んでみてほしい。
一度でいいけど(爆)。
作成日 2002-06-30
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