著者:石川 陽生、安西 勝一、中田 功 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 735 (定価)
★★★(評価:級位者)
★★★★(評価:初段~三段)
★★(評価:四段以上)
(価格・在庫状況は9月9日 1:38現在)
シリーズ第2弾。今度は三間飛車である。
考えてみると、三間飛車の本というのは少ないのかもしれない。石田流はそこそこあるのだが、純粋三間飛車となると、居飛車側から見た▲4五歩急戦とか、その程度しかないと思う。
本書のまえがきには「プロ間では先手なら三間飛車、後手なら四間飛車を指すという人がいる」とある。ということは、もっと三間飛車に注目してもよさそうなものなのだが……。
内容としてはやはり変化の底が浅い。これはもうシリーズの特徴とも言えるものなので仕方がないだろう。
作成日 2003-08-14
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定跡 (
三間飛車 )]
著者: / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 735 (定価)
★★★★(評価:級位者)
★★★★★(評価:初段~三段)
★★★★(評価:四段以上)
(価格・在庫状況は9月9日 1:38現在)
アマチュアの花形戦法と言えば棒銀・中飛車・石田流だが、時の名人挑戦者升田幸三実力制第4代名人は独自の改良を加え、なんと石田流を名人戦で指した。大山-升田時代のことなど知るはずのない私は当時の熱狂ぶりを直に感じているわけではないが、それでもその熱気だけは想像できる。
現在でも愛好家の多い升田式石田流だが、しかしその定跡書となると数えるほどしかなかった。だからこそ愛好家達が跳梁跋扈(<妖怪かい)することにもなったのだが(笑)、その石田流に焦点を当てたのが本書である。
本書はこの他にも、立石流や楠本流(対居飛車穴熊石田流)の解説もしてある。
いずれもその戦法の基本コンセプトにかなりの紙数を費やすなど工夫の跡が見えるが、石田流や立石流を指す人間から言わせてもらうと少し変化の底が浅い気がした。
1つの戦法について解説した1~4章よりも、いろいろな石田流の「形」を解説した5章の方が読んでいてためになったのもそのせいかもしれない。
取っ掛かりとしてはいい本だと思うが、自分で磨きをかけないと指しこなすのは大変だろう。もっとも、どの戦形でもそれは言えることなのだが。
作成日 2003-02-14
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定跡 (
三間飛車 )]
著者:升田 幸三 / 出版社:将棋連盟
出版日:
¥ 1,020 (定価)
★★★(評価:級位者)
★★★★(評価:初段~三段)
★★(評価:四段以上)
(価格・在庫状況は9月9日 1:38現在)
言わずとしれた奇襲の王様「升田式石田流」を、本人が解説した(本当は違うのだろうが)のが本書である。
大体こういう「高段者が解説した本」というのにはロクなのがないのだが、この本はなかなかきちんと書いてある。変化も丁寧だし、実戦に生じそうな場面を多く用いている。
私が升田式を使っていたということもあるが、経験から言っても良書である。高段者はすでに常識のジャンルだろうから改めて読む必要はないだろうが、初段くらいまでの人は是非読んでほしい。
こんなに薦めておいて★★★はちょっと点が辛いが、何しろ昭和48年の本である。要は「古い」のだ(1994年に復刻されている)。
現在では升田式の対策も進んでいるし、升田式も進化している。それらの進化については別の本を参照してもらうとして、おおもとの下敷きとして本書を読んでもらえればいいと思う。
作成日 1994-04-01
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定跡 (
三間飛車 )]
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