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 よくわかる振り飛車穴熊
マイコミ将棋BOOKS よくわかる振り飛車穴熊
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著者:佐藤 和俊 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 1,470 (定価)
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在庫あり。(価格・在庫状況は5月18日 10:00現在)

「よくわかる」シリーズ第2弾とのことで、アマチュアには嬉しい振り飛車穴熊。広瀬が王位を取った原動力にもなった戦法で、最近急にプロでもクローズアップされている。

 内容は四間飛車穴熊と三間飛車穴熊。それとちょっとだけだが、穴熊の終盤講座として穴熊の優秀性を説き、布教活動をしている(笑)。
 詳しく言うと、 となっている。

 これだけのことを盛り込んでいるので、もちろん内容そのものは本筋だけをカタログ的に紹介するに留めている。ただし、頻出する形をうまく取り上げている(例えば、四間飛車に△6五歩急戦の形は載っていない)ので、振り飛車穴熊を指すには困らないはずだ。
 また、居玉で棒銀、△5三銀と備えない単純棒銀(△3二玉まで囲ってあとは一目散に棒銀に来る形)、矢倉など、級位者が「猪突猛進してくる」攻め筋についても紹介し、さらに受け方を教えている。これはいいと思った。対居玉棒銀などは実は穴熊に囲ってすらいないのだが(笑)、やられて困ると思っている人には嬉しい解説だろう。
 一方、三間飛車穴熊については「定跡化が進んでいないので……」と素直に述べている通り、形を解説するだけに留められている。類書もあまりないので、できれば別の形でもいいから一冊本を出してほしいところだ。

 有段者であれば『四間飛車穴熊の急所』などでもっと深く勉強すべきかもしれないが、4段くらいまでなら本書で形を覚え、あとは実戦で殴り合って吸収して行くことで自分のものにできるはずだ。
 近年振り飛車穴熊は不遇の時代を過ごしていた(と思う。白砂は穴熊は指さないので)。
 かつての『史上最強の穴熊』のように、「穴熊の反撃」となればいいと思う。
作成日 2011-09-05 | [定跡 ( 穴熊 )]
 居飛車穴熊必勝ガイド
居飛車穴熊必勝ガイド (マイコミ将棋BOOKS)
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著者:佐藤 天彦 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 1,449 (定価)
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在庫あり。(価格・在庫状況は5月18日 9:58現在)

 題名の通り、居飛車穴熊vs四間飛車に絞って解説している本。ちなみに、居飛車穴熊が先手で解説してある。

 内容は、 となっている。

 当然のことながら全て先手、つまり居飛車穴熊が指せる、という結論になるのだが、実は『四間飛車破り 居飛車穴熊編』からほとんど進化していない。渡辺本はかなり詳しく解説されているので、深い勉強をしたかったら、古い本ではあるが本書よりも渡辺本のほうがいいかもしれない。
 逆に言うと、本書のよさはコンパクトにまとまっていること。主要な変化だけに抑えて枝葉をバッサリ削り、本筋を理解できるように考えられている。これはどちらがいいか悪いかということではなく、読み手がどちらを選ぶべきかという問題だろう。

 という理由により評価は有段者はやや下げている。決して有段者が読む必要がないと言うわけではないので誤解のないように。
作成日 2011-08-22 | [定跡 ( 穴熊 )]
 とっておきの相穴熊
とっておきの相穴熊 [マイコミ将棋BOOKS] (マイコミ将棋ブックス)
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著者:広瀬 章人、遠藤 正樹 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 1,449 (定価)
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<%myrate3()%> (評価:四段以上)
在庫切れ(価格・在庫状況は5月18日 10:00現在)


 相穴熊限定という非常に下品な(笑)分野にしぼった解説本。定跡書ではなく相穴熊を指す上での思想・考え方・大局観を解説する本で、昔、『秘伝穴熊王』という本があったが、それと同じようなテイストの本だ。
 穴熊マスターの広瀬プロとアナグマン遠藤アマとが、一つのテーマ図について自由に語り合うという対談形式になっているが、実際は広瀬プロの異質かつ鋭い大局観(とそれを裏打ちする深い読み)を堪能するという内容といった方が正しいだろうか。とにかく広瀬プロの手にかかると、固いと思われている穴熊があっという間に攻略されるし、さばけないと思っていた飛角が大暴れする。なんなんだろうこれは、と言いたくなるほどの「穴熊芸」である。

 穴熊ビギナーは第1章、第2章の基本講座的な内容で勉強し、穴熊マスターは第3章で広瀬プロの名人芸を堪能してほしい。
 穴熊党には必読の書である。
 それ以外の人は読む必要はない(笑)。
作成日 2008-04-18 | [定跡 ( 穴熊 )]
 四間飛車破り 居飛車穴熊編
四間飛車破り 【居飛車穴熊編】 (最強将棋21)
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著者:渡辺 明 / 出版社:浅川書房
出版日:
¥ 1,470 (定価)
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在庫切れ(価格・在庫状況は5月18日 10:00現在)

 渡辺竜王の四間飛車破りシリーズ第2弾。今度はイビアナ編である。
 著者自身、居飛車穴熊のスペシャリスト(現在のプロはほとんどそれしか指さないという話もあるが……)でもあり、期待の一冊だ。

 内容は、4枚穴熊(!)から始まって、振り飛車側の工夫により4枚穴熊が組めなくなったこと、そのため居飛車穴熊側は▲6六歩と止め、別の形を目指すことなど、まずは歴史の部分から入っている。
 続けて、優秀な松尾流穴熊を解説。この形に組むことが居飛車穴熊側の狙いだ。
 そして、松尾流に組もうとする居飛車穴熊側と、組ませまいとする振り飛車側の攻防が、最新形をまじえて紹介される。

 具体的な振り飛車側の対策として、本書では△4四銀型、△3二銀型、△5四銀型の3つを挙げ、それぞれの居飛車穴熊側の対抗策を解説している。
 著者自身がイビアナ使いということもあってか、結論としては若干居飛車穴熊有利となっている。もちろんこれは作ったウソ手順ではなく、実際のプロ将棋の現状がそうなのだろう。少し古い話だが、『振り飛車ワールド』の千葉解説などでも、松尾流に対する決定打はなかった。

 藤井がちょうど『四間飛車の急所』を書いていることもあり、実は重複するのではないかと心配していた(笑)。しかし、本書では藤井システムはほとんど語られなかった。うまく住み分けを考えたようだ(笑)。
 編集も丁寧で、非常に読みやすかった。章末の練習問題はいらないんじゃないか……とも思ったが、これは図面つきの目次と考えれば非常に便利に使える。

 浅川書房らしい名著だと思う。
作成日 2005-07-17 | [定跡 ( 穴熊 )]
 四間飛車道場 第10巻 急戦vs穴熊
四間飛車道場〈第10巻〉急戦VS穴熊
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著者:所司 和晴 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 1,260 (定価)
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<%myrate3()%> (評価:四段以上)
在庫切れ(価格・在庫状況は5月18日 10:00現在)


 穴熊シリーズも佳境に入り、今度は対急戦。5七銀左、5七銀右、棒銀と、てんこもりのお得な一冊である。
 どちらかというと居飛車有利の変化が多い解説になっているが、これは仕方がないことかもしれない。なんとなく少し不利なまま終盤を迎えて逆転、というのが穴熊のパターンだし。ただ、場合によっては寄せまで変化を掘り下げているので、穴熊の寝技が威力を発揮する場面は限られてきそうだ。

 変化の流れとしては、通常の四間飛車vs急戦と比べてどーよ? という感じになりがちなので、目新しさは感じられない。一応、今までにない形や新手も紹介しているのかもしれないが、そういうわけであるのかどうかよくわからない。もっとも、まえがきで「あまり進歩していない云々」と書かれていた(と思う)ので、実際に目新しくはないのだろう。

 有段者は常識の変化が多いと思うが、まぁ持っていて損はない一冊だと思う。級位者は『史上最強の穴熊 1.急戦編』とか『秘伝 穴熊王』でも読んでいた方がよっぽど役に立つ。
作成日 2003-05-21 | [定跡 ( 穴熊 )]
 東大将棋ブックス 四間飛車道場 第7巻 相穴熊
四間飛車道場〈第7巻〉相穴熊 (東大将棋ブックス)
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著者:所司 和晴 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 1,260 (定価)
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在庫切れ(価格・在庫状況は5月18日 10:00現在)


 東大将棋シリーズの中でも、もっとも待ち望まれていたと思われる穴熊の本。しかも相穴熊である。あぁなんて下品な将棋(笑)。

 というギャグはおいといて。
 先手居飛車穴熊、後手四間穴熊という「限られた形」の解説である点は従来の東大将棋シリーズとまったく変わらない。振り飛車側が早めに△5四銀と上がり、△6二飛と攻める形が紹介されている。『これが最前線だ! 最新定跡完全ガイド』にも若干似たような形があったと記憶するが、なにしろ相穴熊の本なんでどれだけ出ていなかったことか。しかも内容は超高度(当たり前、という変化も多いんだけど)。

 とりあえず穴熊党は絶対に買い。こんな下品な将棋は指さないという人は買う必要なし(笑)。
作成日 2002-10-12 | [定跡 ( 穴熊 )]
 中飛車戦法 居飛車穴熊を撃退する!
中飛車戦法―居飛車穴熊を撃退する! (将棋必勝シリーズ)
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著者:杉本 昌隆 / 出版社:創元社
出版日:
¥ 1,260 (定価)
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在庫切れ(価格・在庫状況は5月18日 10:00現在)


 ものすごく身もフタもない感想を言ってしまうと、どこかで見たような中飛車の本。2章立てで、前半が昔の変態中飛車、後半が今の変態中飛車=ゴキゲン中飛車、という内容だ。

 創元社の本の作りがこうなっている、としか言いようがないのだが、非常に変化の底がない。その代わり、図面を大きく取って初心者でもわかりやすいようにしている。徹底して上級者を切り捨てるという姿勢はこれはこれでいいのかもしれない。原田節みたいなもんである。

 それでも、パラパラと読んでいると「お、この変化いいじゃん」という手がいくつかはあった。白砂が知らなかっただけなのかもしれないが(笑)。立ち読みで30分もあればひととおり目は通せるので、有段者の人も読んでみてほしい。
作成日 2002-09-10 | [定跡 ( 穴熊 )]
 実戦居飛車穴熊戦法 必殺!振り飛車破り
実戦居飛車穴熊戦法―必殺!振り飛車破り (将棋必勝シリーズ)
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著者:田中 寅彦 / 出版社:創元社
出版日:
¥ 1,260 (定価)
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在庫切れ(価格・在庫状況は5月18日 10:00現在)


 田中寅彦はいったい何冊のイビアナ本を書いたんだろう?
 そして、その中の全部の変化をあわせると、一体何冊分の本になるんだろう?
 ……というくらい、進歩してません、この人の本は(笑)。

 本書でまずすごいなと思ったのは、藤井システムを解説していないこと。
「私は藤井竜王と公式対局を戦っていないので、秘策を披露するわけにはいかない」からだそうだ。

……ふざけんなよコラ(笑)


 なんじゃそりゃあっ! って感じの理由である。で、居飛車穴熊に簡単に組ませて、そのまま暴れて居飛車穴熊よし、解説終了、である。をいをい……。
 初級者中級者向け、ということだろうから(これで有段者向けだったらブン殴る)、ある程度の「作った手順」は仕方ないかなーとも思う。それにしても、もう少しなんとかなんなかったのかな。

 もともと、白砂は初級者が穴熊を組むことに反対なのだ。
 いや、ずるいとかそういうんじゃなくてね(笑)。
 穴熊の場合、主導権は振り飛車にある。正確に言うと、振り飛車側が穴熊に組ませないようにちょっかいを出していく将棋になる。つまり、居飛車からすると対応型の将棋になってしまう。

 初級者に「対応」はまだ無理でしょう。

 つまり、穴熊っていうのは意外と上級者向けの戦法だと思うのだ。
 なので、穴熊の解説をこのていどしかしない本書の意義がよく判らない。
作成日 2001-04-20 | [定跡 ( 穴熊 )]
 四間飛車を指しこなす本 3
四間飛車を指しこなす本〈3〉 (最強将棋塾)
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著者:藤井 猛 / 出版社:河出書房新社
出版日:
¥ 1,365 (定価)
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<%myrate2()%> (評価:初段~三段)
<%myrate3()%> (評価:四段以上)
通常5~7日以内に発送(価格・在庫状況は5月18日 10:00現在)


 四間飛車を指しこなす本の完結編。当然のごとく藤井システムがメインになっている。
 一応、その他にも玉頭位取り、5筋位取りなどが載ってはいるが、やはりメインは対居飛車穴熊、対左美濃である。

 かなり突っ込んだ変化も書かれていて、また、最新の定跡もフォローされている。次の一手形式であるという点で白砂の(棋書としての)評価はあまり高くないのだが、図面を多くしたんだと割り切ればそこそこ読める。
 四間飛車党にとっては必須だろう。「すべてマスターすれば四段」というヒキ文句については「どの定跡本だってそーだろーよ」と思わず突っ込んでしまったのだが(笑)、それでも、それだけ濃い内容が詰まっていることは事実である。

 白砂の感覚はどうやら異質のようで、この「指しこなす本」シリーズは続々登場している。やっぱ読みやすいってのはいいことなんだな。
作成日 2000-06-23 | [定跡 ( 穴熊 )]
 四間飛車を指しこなす本 2
四間飛車を指しこなす本〈2〉 (最強将棋塾)
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著者:藤井 猛 / 出版社:河出書房新社
出版日:
¥ 1,365 (定価)
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<%myrate2()%> (評価:初段~三段)
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在庫切れ(価格・在庫状況は5月18日 10:00現在)


 藤井の四間飛車定跡本第2弾である。
 今度は対居飛車穴熊。とはいっても藤井システムはさわりだけで、メインは角交換を挑む形や▲6六銀型、▲4八飛型(広義のスーパー四間飛車といった感じ)などの「藤井システム以前」の指し方である。

 やっぱり有段者にとっては常識的な領域なのだが、級位者にとってはダイジェストを見る感覚で楽しめると思う。もちろん、本書を読んだだけでそれらが指しこなせるわけではないが、「読んでためになる」ことは間違いない。

 パート3が藤井システム、有段者向けであることは間違いないので、逆にはじめの2冊は易しくしたのだろう。全方位向け、とまで言うとおおげさだが、それを目指しているであろうことは間違いない。
 個人的には、この方法はあまり好きではないので、できれば「ちゃんとした本」の形で書き直して欲しいのだが……(笑)。
作成日 2000-05-25 | [定跡 ( 穴熊 )]
 攻める振り飛車 四間飛車穴熊&力戦振り飛車
実戦教室 攻める振り飛車―四間飛車穴熊&力戦振り飛車
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著者:鈴木 大介 / 出版社:日本将棋連盟
出版日:
¥ 1,260 (定価)
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在庫切れ(価格・在庫状況は5月18日 10:00現在)


 竜王戦挑戦者にもなったことのある鈴木6段が、力戦形の振り飛車について書いた本。

 鈴木6段の本は全体的に「おおざっぱ」で、変化の底はほとんどない(爆)。なんと言うか、狙い筋だけを紹介して「あとはよろしく」みたいな雰囲気があるのだ。氏の実戦そのままである(笑)。

 まぁ、考えようによってカタログ的であり、そう割り切ってしまえば好感が持てる。いきなり詳細な解説を聞かされたってその戦法の面白味は伝わらない。痛快な手順で相手をブッ倒して「こんなスゲェ戦法なんだぜ!」とやってくれた方が、指してみる気になるというものである。
 もっとも、あとになって「話が違うぢゃん!!」となるわけなのだが(笑)。

 本書に収録されているのは級位者が指して楽しい戦法ばかりだと思う。本書を足がかりに、いろいろと手を伸ばしてみるのもいいかもしれない。
作成日 2000-04-20 | [定跡 ( 穴熊 )]
 最強 藤井システム
最強藤井システム
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著者:藤井 猛 / 出版社:日本将棋連盟
出版日:
¥ 2,100 (定価)
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在庫切れ(価格・在庫状況は5月18日 10:00現在)


 いまや将棋を指す上で藤井システムは避けて通れないシロモノになってきている。居飛車穴熊や左美濃に有効なため振り飛車党には必須だし、振り飛車をされると藤井システムを相手にすることになる。どっちに転んでも藤井システムは顔を覗かせるのだ。

 藤井システムのどこが凄いのか?
 それは、たとえて言うなら「変態には変態に」といった態度にある。イビアナも左美濃も通常の囲い方ではない。ならば、異常に合わせて自らも異常な陣形に組む。それが藤井システムの思想だ。勝手な分析ではあるが、私は藤井システムをそう理解している。
 だからというわけではないが、藤井システムを指した場合、実はなにも抵抗されない場合にまず困る。それに、異常な指し方は異常な感覚を必要とするから、付け焼刃で指すとまず失敗する。ようするに力が強くないと指せない戦法なのだ。
 それでもなお、やっぱり藤井システムは人気である。そして、そんな人気に応えたのが本書である。

 残念ながら図面が少ないため、盤駒がないと読んでいくのはキツいかもしれない。第一、緻密な藤井システムを解説するのに通常の「上半分図面、左下小図面」構成は無理がある。かつての『スーパー四間飛車』の構成くらいにはしてほしかった。本書で解説している内容にはそれだけの価値はあるはずだ。

 しかし、ここまで構成をけなしても、やっぱりこの本は「買い」である。特に高段者にとっては必携と言える。
 級位者にとっては、残念ながら百害あって一理なし、である。これを読むくらいなら、『居飛穴なんかコワくない』でも読んでいた方がよっぽどためになる。
作成日 1999-07-30 | [定跡 ( 穴熊 )]
 振り飛車新世紀6 杉本流四間飛車 封殺!居飛車穴熊
杉本流四間飛車―封殺!居飛車穴熊
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著者:杉本 昌隆 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 1,260 (定価)
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在庫切れ(価格・在庫状況は5月18日 10:00現在)


「封殺」という言葉どおり、居飛車穴熊を破るのではなく、居飛車穴熊に組ませない指し方を解説した本。藤井システムの主要である変化も多くなっているので、藤井システムを指す人は必携だ。
 また、後半の相穴熊については、『振り飛車新世紀 4 鈴木流四間穴熊』と合わせて読むといいと思う。

 個人的に、杉本の本は読みやすい。変化の解説、今どこを解説しているのかという基本的な情報が、読んでいて頭に入って来やすいのだ。なんで? とか、どこが? とか突っ込まれると非常に困るのだが。
作成日 1998-12-15 | [定跡 ( 穴熊 )]
 振り飛車新世紀4 鈴木流四間穴熊
鈴木流四間穴熊
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著者:鈴木 大介 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 1,260 (定価)
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 大ざっぱな解説では評判の(笑)鈴木大介の本。本書はまだ若かりしころの執筆のはずだが(書いてれば、だけど)、その姿勢は変わってない。

 対急戦(△5三銀左・棒銀)と対持久戦(銀冠・居飛車穴熊)の解説があるが、ほとんど変化なし。対急戦には▲3六歩と▲7八金、対持久戦には▲4六歩~▲4七金という形で迎撃する。
 本書だけで穴熊を指しこなすのは無理だと断言するので、別の本でフォローしてほしい。
作成日 1998-04-11 | [定跡 ( 穴熊 )]
 快勝! スーパー穴熊
快勝!スーパー穴熊
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著者:小林 健二 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 1,470 (定価)
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 ホントに商売人やのぅ……(笑)

 スーパー四間飛車シリーズ、今度は穴熊である。
 そこそこ詳しく解説はしてあるが、なんだかすでにどこかで読んだことがあるぞ、という変化も数多い。定跡書と思って買うと多分損をする。
 この本のウリは、冒頭の「穴熊の歴史」の部分であろう。穴熊党の各プロの将棋を解説して、それぞれの棋風の違いなどを紹介している。穴熊の戦い方も参考になるし、この部分だけは読んでいてためになったと感じた。
作成日 1998-03-10 | [定跡 ( 穴熊 )]
 振り飛車新世紀3 久保流四間飛車(下) 居飛穴粉砕!
久保流四間飛車〈下〉居飛穴粉砕!
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著者:久保 利明 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 1,260 (定価)
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 居飛車穴熊対策として名を馳せている「藤井システム」は、実は久保が指していた戦法でもある。言わば「ホントの本家」の解説なわけで(笑)、非常に勉強になる。

 藤井システムタイプだけでなく、後手番の作戦として浮き飛車型や銀冠に組み合っての将棋についても解説している。こういう戦形の解説書はあまりないので、できれば手元に置いておきたい本である。

 白砂はこういう将棋を指さないから持ってないんだけど(爆)。
作成日 1997-12-25 | [定跡 ( 穴熊 )]
 最新スーパー四間飛車1 急戦!居飛穴破り
スーパー四間飛車〈1〉急戦!居飛穴破り
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著者:小林 健二 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 1,470 (定価)
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 商売人やのぅ……(笑)

 いや、いいんだよ別に。
 ただ、どうも最近の小林8段の本は「内容が薄い」気がしてならない。既に人生守りに入っているのだろうか?(笑)

 さて、書評。
 当然「最新」と銘打ってあるのだから最新の指し方が載っている。ただし、当時の。
 現在ではむしろ「常識」と言えるのだろう。定跡は日々進歩する。

 もちろん、棋書に対してこういうことを言うのはヤボである。それはわかっている。紙ベースに載せることそのものが大事なこともあるわけだし、そもそも棋書という形態が「日々古くなっていく」宿命を持っている。
 だが、古くなっても通用する棋書というものもあるはずである。例えば『スーパー四間飛車』は現代でも立派に通用する名著であると私は思っている。
 ようは「書く側の心がまえ」だと思うのだが。
作成日 1997-02-10 | [総合 , 定跡 ( 穴熊 )]
 秘伝 穴熊王 ~堅い・攻めてる・切れない・勝ち!~
秘伝 穴熊王―堅い・攻めてる・切れない・勝ち!
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著者:美馬 和夫 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 1,223 (定価)
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在庫切れ(価格・在庫状況は5月18日 10:00現在)


 アマ強豪で穴熊の大家、美馬さんが書いた本。自分の書いた文章というものが実際に本になるというのはどんな気持ちなんだろうか。同じアマチュアとして(「強豪」の文字が入れられないのが悲しい)、そしてアマチュア文筆家として非常に興味がある。
 内容は居飛車・振り飛車を問わずとにかく穴熊について解説されている。プロ間では藤井システムが登場してやや劣勢の感があるが、アマチュアでは依然として「熊れば勝ち」「攻めればよし」は真理なんだろう。
 特に劣勢からの逆転術については参考になる。穴熊党なら是非読んでおきたい本だ。
作成日 1995-09-27 | [定跡 ( 穴熊 )]
 史上最強の穴熊 2.持久戦編
史上最強の穴熊〈2〉持久戦編
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著者:大内 延介 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 1,223 (定価)
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<%myrate3()%> (評価:四段以上)
在庫切れ(価格・在庫状況は5月18日 10:00現在)


 『史上最強の穴熊 1.急戦編』は対急戦だったが、本書は対持久戦。振り穴党はむしろこっちを解説してくれた方が嬉しいのではないだろうか?

 もともと、振り飛車穴熊は居飛車穴熊に比べて不利だ、という話がある。左銀が使いにくいとか飛車先の歩が伸びているとかそんなようなことだと思ったが、実際のところそれってそんなに不利になんのかよ? と思った記憶がある。
 本書の指し方はかなりオーソドックスな方だが、それでも、いわゆる「相穴熊振り飛車側の不利」を感じさせない指し方である。少し変化の底が浅いので、『振り飛車新世紀 4 鈴木流四間穴熊』『これが最前線だ!』などと合わせて読むといいだろう。
作成日 1994-11-30 | [定跡 ( 穴熊 )]
 史上最強の穴熊 1.急戦編
史上最強の穴熊〈1-急戦編〉
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著者:大内 延介 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 1,223 (定価)
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 突然だが、正直に告白する。

 私はここまで、けなし言葉として何度か「高段者の定跡本」という表現を使ってきた。
 出るはずもない都合のいい手順をただ書いていくだけで、最新手順の発表もなく、さまざまな形の紹介をするでもなく、言葉は悪いが「金のためだけに」書いた本。それを「高段者の定跡本」と表現したわけだが、本書もそうだと思っていた。
 だって、大内だよ。

 しかし、それは間違いだった。

 急戦・持久戦ともに、惜しげもなく最新の指し手が紹介されていた。残念ながら互角ていどの分かれにしかならない変化もあったと思うが、それだって正直さの裏返しである。作った手順を見せられるよりはよっぽどいい。
「しばらくの間、苦戦の続いた穴熊だが、今度はこちらから新作戦を披露する番だ。本書はそういった新しい指し方をすべて披露した」とはまえがきの言葉だが、この言葉に嘘はない。
 古い本ではあるが、できれば一度は読んでみてほしい。
作成日 1994-10-30 | [定跡 ( 穴熊 )]
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