武市流力戦筋違い角の極意 (プロの将棋シリーズ)
著者:武市 三郎 / 出版社:毎日コミュニケーションズ
出版日:
¥ 1,365 (定価)
★★★(評価:級位者)
★★★★(評価:初段~三段)
★★★★(評価:四段以上)
(価格・在庫状況は12月2日 2:04現在)


 感想、ね。あくまでも感想だよ。

文章がヘタすぎ


 こんなこと言っちゃってホントに申し訳ないと思う。ある意味、ゴーストを使っていない証明かもしれない。
 しかしそれにしてもヒドい。
 とにかく一度読んでみてくれ、としか言えない。久々に「読みにくい文章」に出会った。

 ただ、ひとつ気になることがあって、じつは、個々のフレーズについては自分でもよく使っているのだ(笑)。人のことをこんだけ言っといて、他人から見ると自分の文章もそう見えるんじゃなかろうか……と心配してしまった。

 内容はというと筋違い角で(<をい)、基本的には振り飛車型を扱っている。
 角交換していきなり▲4五角として、あとは四間飛車に振って▲6七角からさばいていく感じとなる。
 もう少し変化を多くしてくれると、もっと良かったと思う。
 例えば、▲4五角△6二銀▲3四角△3二金▲6六歩に△6四歩と突く手がある。▲8八銀ならいきなり△6五歩と突いて▲同歩△6六角、という狙いを持った手で、△6四歩には▲6八飛と備える一手となる。ここまでは本書にも書いてある。
 しかし、同じ筋違い角を扱っている『森内優駿流 筋違い角と相振り飛車』には、ここから後手が右四間にする狙いが示されていた。「アマ強豪間ではこの対策が浸透しており……」みたいな記述もあったので、有力な対策の一つだと思う。ところが、本書ではこの形は出てこない(と思う。一応買って読んだ)。

 数年前の本に負けてどーするよ武市さんよぉ。

 冗談はさておき、読みづらく変化の底も浅い気がするが、筋違い角の狙い筋と戦い方はきちんと示されている。なので、筋違い角で一発狙ってやろうと思っている人、やられて困っている人は一度読んでみるのもいいかもしれない。
作成日 2003-06-04 | [定跡 ( 奇襲・変態戦法 )]




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