寄せが見える本 基礎編

寄せが見える本 〈基礎編〉 (最強将棋レクチャーブックス (1))
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著者:森 けい二 / 出版社:浅川書房
出版日:
¥ 1,365 (定価)/14pt (Amazonポイント)
<%myrate1()%> (評価:級位者)
<%myrate2()%> (評価:初段~三段)
<%myrate3()%> (評価:四段以上)
在庫あり。(価格・在庫状況は10月23日 17:04現在)

 寄せ、というよりは、必死の解説と言ってもいいと思う。
 寄せのいろいろな種類を分類し、手順の解説を行った本。

 進め方の手順が面白い。
 よくある「問題→解答(解説)、問題→解答(解説)」という単純な形態ではなく、問題図をばばばばばっと見せてしまい、それらの解説を一気にやる、という形式になっている。
 大した違いではないように思えるかもしれないが、実は大違い。ページをまとめることで、従来のような「字数の呪縛」から解き放たれ、かなり詳細な解説をすることができるのだ。僅かな形の違いによる寄せ方の変化も、一気に解説することによってスムーズに頭の中に入ってくる。
 もう10年以上昔になるが、三宅正蔵という人が近代将棋付録に必死講座を書いていたことがある。ちょうど本書のような読み物形式になっていて、詳しい解説とちょっとずつ変化させた問題のおかげで、かなり必死については強くなった。本書も、級位者にとっては判りやすくためになる本になるだろう。

 問題そのものはかなり簡単だが、これは「基礎編」と銘打っている以上当然だろう。むしろこれで難解だったらサギだ(笑)。
 続編が出るようなので、有段者はそちらに期待しよう。
作成日 2004-05-26 | [総合 ( 終盤・寄せ )]