掲示板在庫一掃セール(笑)

 もう1年近くになりますか。前回書き込みした後の反応が殆ど無かったので(笑)すっかりご無沙汰しました。久しぶりに覗いてみたらしっかり更新してあったのでまた書き込みさせていただきますね。

>それこそ「その場の平和リーチよりも2手変わりのマンガンの方がいい」とかいうことにはなりませんか?

 う〜ん、「場況無し」ってことは「手変わりも無し」って意味で書いていたんですよ〜。
 ちなみに2手変わりでマンガンだったら平和リーチの方がいいと思いますね。2手はちと遠すぎます。どうしてもマンガンが欲しい場面だったら平和のみで聴牌するような手筋にはならないでしょうし……。1手変わりなら待ってみる価値はあると思います。

 御無沙汰してました。
 前回から実に約1年ぶり(そんなに長かぁないか(笑))の更新になります。

 この間、少しずつではありますが掲示板(こちらの、です。「わたせん」はもうちょっと活発です)でも議論が行われていました。今回は「在庫一掃セール」と題してその辺の問題をもう一度クローズアップしていきたいと思います。


 まずは上の投稿から。去年の5月の投稿です。おやつさんほんと申し訳ない。

 で、投稿の内容なんですが、まず白砂の大ボケを正していただき(笑)、続いて手変わりについての意見を述べています。おやつさんの場合、

 とのことです。
 また、ポイントとなるのは「どうしてもマンガンが欲しい場面だったら平和のみで聴牌するような手筋にはならない」というところですね。点差を考えない手作りというのは虚しいものです(笑)。

 ちなみに、白砂は、

 といったところでしょうか。あくまでも平場の話です。
 私の場合、平和のみリーチで得られる点数を「2000点+@」ではなくてむしろ3900(リーチ平和ウラ1)や5200(リーチ平和ツモウラ1)と考え、平場で、とりあえずそれくらいの点数がアガれればいいやというんであればノミ手でもリーチという打ち方を支持しています。ウラやツモを点数に組み込んでいる「皮算用麻雀」ですが(笑)、終盤の緻密な計算が必要な局面ではなく、序中盤のおおざっぱな点棒の取り合いの局面であればそれくらいでもいいと考えています。もちろん正確な(本当に確率で言うところの)期待値よりは得られる点数は多めに見積もっていますので、実際に得られる点数はそれより低くなります。

 ちょっと待て、じゃあ上の「2手変わりでテンパイ維持がうんたらかんたら」はどうなんだ? 話が違うじゃないか? と思われるかもしれませんが、上記の話はあくまで手変わりが利かなそうな時の話です。
 今まで、この「どういう状況か」というのを抜きにして平場、平場と言っていたので、話が混乱してしまったかもしれません。ですので、改めて自分の手牌の可能性を考慮した平和リーチ論を展開したいと思います。
 なんかすいません、自分の話ばっかで(笑)


 まず、手牌の可能性を2つに分けます。念のために付け加えておきますと、点棒自体は平場です。なんとなく点棒が欲しいし、できるなら点棒は減らしたくない状況ですね。
 1つは、配牌からそもそも平和のみくらいにしかならなそう、もしくはものすごく都合よく手変わりを繰り返さないとマンガンにならない(白砂は3手と定義します)場合。もう1つは、手変わりが可能かもしれないけど、手牌の形は平和系の場合です。話を判りやすくするために、前者をクソ手、後者を手変わり手と呼ぶことにしましょう。
 クソ手の場合は、それでも平和を作っていくのか、それともおやつさんやデミさんが言うように「(道は遠いけれども)マンガンを狙っていく。敢えて近くの平和は狙わない」方向でいくかという問題があります。また、手変わり手の場合、平和のみでリーチをかけてさくっと行くか、とりあえず平和のみでテンパイはするけれどもそのままじっと手変わりを待つかという問題が生じます(手牌は平和系なので、平和を狙っていくであろうことには異論がないと思います)。

 で、白砂の戦術ですが、

【クソ手の場合】

 ここで「皮算用理論」が出てきます。別にマンガンでなくてもいい、3900や5200くらいでもいいやというのであれば、白砂はここで平和手を作り、リーチをかけます。
 平場ではあるんでゆっくりマンガンを、という考え方でもいいんですが、近くに見える3900や5200の方が白砂は大事だと考えます。また、順目がどうなるか、という部分(他家にアガリを拾われ、結果として得点できない損失分)を考えると、ゆっくりマンガンを取りに行くよりも(そっちよりは)早い3900の方が、期待値としても高いのではないでしょうか。

【手変わり手の場合】

 ここでの考え方は、「いつでもアガることができるか」です。
 ですから、3手はさすがに待てませんが(そんなに待ってたら終盤になっちゃいますよね)、2手くらいなら待ってもいいや、と考えます。で、ダマにします。
 あくまでもいつでもアガれること、つまりテンパイしつつの手変わりであることが条件です。

「皮算用理論」に通じるものがあるんですが、テンパイしつつマンガンを志向、というのを、白砂は「すぐにもらえる1000点、夢を追うマンガン」と考え、期待値(単純に白砂が期待する「あたい」という意味)を両者の中間、4000点くらいに置いています。で、平場であれば、それくらいの点数がもらえればいいかなと。
 なので、アガリ牌が出たらそのままアガります。けれども、そこで手牌を固定せずに、とりあえず高めを追ってみます。「皮算用理論」の3900よりも、こっちの中間理論の3900の方がやや高いと見てるんですね。向こうは皮算用をしての3900、こっちは見込める3900ということで。


 そういえばおやつさんはこんなことも書いていました。

 麻雀掲示板に戻しますね(笑)。(白砂注:この時、白砂がテレビで見たロリコン少女写真集の話題になってました(笑))

 場況無しならドラかタンヤオが付いていれば即リーですね。一手で三色になるとしても無視。
 降りてもいいような局面なら勿論ダマにします。前にも書きましたが、場況なしなら二手変わりのマンガンなら平和のみのリーチの方が上だと思います。

 ドラかタンヤオがついていれば即リー、というのは皆さん納得していただけると思います。リーチで3900確定、ウラ乗ってマンガンですから、三色の手変わりを狙ったところで安め引いちゃうこともあるってのを考えると期待値はほぼ同値、だったら即決戦でリーチでしょう。ここでもスピードは1つの大事な要素と言えます。
 しかし、後段がちょっと「?」。
 おやつさんの意見はまさに白砂の主張そのものなんですが、白砂は「状況なし=オリてもアガっても自由」と考え、余裕を持ってダマを選びました。これは白砂の読み違いでしょうか? またやっちゃったか?


 久しぶりなんで自分のことばっか書きまくりでしたが、それもこれも書かれた掲示板をうっちゃらかしてレスしていないのが原因です。こういう内容のことを掲示板にさっさと書き込んどけば、もっと議論は進んだんですよね。
 重ね重ね申し訳ない(謝)。