チャンタって、好き?

 混一は私も好きです。
 反対にほとんど狙わないのがチャンタ。
 テンパイまでに苦労し、といって鳴くと安い、待ちも悪い、といいことな〜んもないような手だと思いますがいかがでしょ。

 しかし、出来合い純全三色のなんと美しいことよ、、、嗚呼(笑)

 今週の暴言君は金風さんです(笑)
 ホンイツについて論じている時のこの一言。この一言を境に、掲示板の話題はホンイツからチャンタへと移っていきました。
 早速反応したのは既にお馴染みのmiya1210さん

 私はチャンタを戦略として活用しないのは大変損だと考えますね。
 特に競技麻雀では有効な手役ですが、フリールールでもうまく使えば効果的だと思います(フリーは赤とか裏がある分、ちょっと不利)。

 これはけっこう盲点ですが、チャンタはタンヤオよりはるかに多くの種類のドラが使えるんですよ。4〜6の数牌以外、全てチャンタに絡みます。

 そして、ある程度の雀力がある者どうしの卓で、4〜6の数牌以外がドラなら、自分がある色のヤオチュウ牌を叩けば、上家は混一なのかチャンタなのか対々なのか迷いますから、ある程度上家は殺せますよね。
 ま、たいがいはチャンタとは思いませんから、無警戒な牌で和了を拾えることも多いですね。

 ジュンチャンドラドラや、ジュンチャン三色ドラ1、チャンタ三色役牌ドラ1は、鳴いても満貫でしょ? また、混一とチャンタを複合させればたやすく満貫になりますし、その場合自然と迷彩になって打ち取りやすいですね。

 そして、自分がオリたりまわったりするときも、チャンタをしているときは安牌が手のうちに多いので比較的楽に打ちまわせます。

 これに対してすかさず反応するのが掲示板の面々(ほんとみんなレスが早いんだ)。とりあえずは皆さんの意見を聞いて下さい。

 チャンタなんですが,少なくともアリアリでは多少の不利はあると思います。ドラの話が出てましたがタンヤオなら2−8がドラなら使えますからね。
 チャンタの「メリット」は,やっぱりオリ安いことに尽きるんじゃないでしょうか。「魅力」は美しさですけどね。


 ドラについては2378も使えるには使えるんですが、例えばがドラのときにみたいな形になるとトホホですね。やはりヤオチュウの時の方が安心して狙えます。

 手作りについては労多く実が少ないという感じが多少するんですが、お得なのがありますね。純チャン三色です。純チャンにすると順子は123か789しか使えないので、多くの場合自然に3色に近づいてます。これを5飜役と考えるとかなり得なのではないでしょうか(2飜食い下がるのがイマイチですが)。
 あと、点数とかオリ易さを考えるとドラか飜牌がらみ以外は鳴かない方がいいと思います。いずれにしても単独では破壊力が弱いので3色、イーペー、飜牌、ドラのどれかは付けたいところです。


 チャンタ系は1日に1回できるかどうかといったところが現実です。別に嫌いじゃないですよ。狙える時には狙うようにはしてますが、やっぱり決めにくい役ですよね。
 一発裏赤ドラなしのルールでも「得な役」というよりも「損な要素が減る」といったネガティブな発想の方が勝る。ただオリる時に便利という点等手役重視・守りに比重が置かれる競技系向きであることは確かですね。

 かく言う私も配牌が悪い時にはホンイツチートイ、チャンタ、国士と、選択肢の中には常に入れてるつもりなんですけどね……やっぱアガレないデス

 上から、私(白砂)デミさんtakkesさんの意見です。
 当時はこうレスしていたんですが、私の意見のドラに関する部分は間違いということでなかったことにして下さい(笑)。
 ミヤさんの言いたかったのは、ドラとして使える牌の数の話でした。

タンヤオで使える牌の種類



チャンタで使える牌の種類




 タンヤオは21種類なのに対しチャンタは25種類。つまり、チャンタの方が使える枚数が多い。ミヤさんの言いたかったのはつまりこういうことなんでしょう。
 ドラについてはデミさんの意見が的を射ていると思います。実際には2378のドラの時にはタンヤオ形のほうがいいと思いますので。もっとも、ヤオチュウ牌がドラの時にはそもそもタンヤオには行きませんから、単純に両者を比較するのもどうかという気がするんですが……。何にしても、実はチャンタはドラが絡みやすいぞということは確かだと思います。

 しっかし、takkesさん。一日1回はないでしょう(笑)


 さて、ミヤさんの話に大元の発言者である金風さんはどう答えたか? 以下に掲載します。

 チャンタが嫌い、と言う訳ではなく、私は損な手役だと思っているので滅多に狙わないのです。
 もともと私は門前志向で、あまり食い仕掛けをしないタイプの打ち手なので受け入れの狭い手格好になるのが苦手なのです。

 また、鳴くと点数が激減してしまうところもデメリットだと思います。ドラが絡めば高い、と言われそうですが、これはチャンタに限らずほとんど全ての手役に言えることなので、論議の対象にはならないでしょう。

 さらに、鳴いた場合、混一は2翻、チャンタは1翻。この差は大きいと思いますよ。鳴いたときの他家に与えるインパクトにかなりの差があるように思います。

 あと、混一の場合、対々や一通、チャンタ等複合出来る手役が多いのに比べて、チャンタの場合、せいぜい三色くらいです。(翻牌は共通ということで)

 食い仕掛けによる相手への牽制ですが、私はチャンタ手で食い仕掛けをしている人にはあまり恐怖を感じません
 例えば、

  

  

 どちらに対して慎重になりますか? 私なら上の仕掛けに対してはかなり向かっていこうと思いますが、下の仕掛けには、大した事がないと分かっていても多少押さえ気味になります。

 私はこの件に関しては金風さん寄りで、この後に、

 基本的に「チャンタは作りにくい役である」という思いは皆さん共通だと思います。そのデメリットに,「オリやすい」「手が悪い時に狙える」などのメリットを考慮しているでしょう。要するに,「世間で言うほど悪い役じゃないよ」と言っているわけですね。

 というコメントをしています。その他にもいろいろと言ってはいるのですが、私の話はまぁいいでしょう<お、謙虚だ(笑)

 真面目な話になりますが、ミヤさんはどちらかというと競技麻雀を念頭に置いているような気がします。競技麻雀ではどちらかというと「アガる」ことよりも「アガらせない」ことに重点が置かれている感じなので(とどこかで聞いたことがある)、特に「オリる」ということに対して敏感です。
 しかし、巷の麻雀ではそれよりも「いかに手を作るか」「主導権を握るか」という部分に主眼が置かれているので、はっきり言ってよっぽどのことがないとオリには回らないでしょう。メンバーとかは別でしょうけど(実は遠い遠い伏線(笑))。

 さて、これに対するミヤさんの回答なんですが……。
 ちょっと引っ張って次のページでご紹介しましょう。