教えてください |
- 01: 名前:アストラ投稿日:2004/10/14(木) 21:10
- 最近24で77桂戦法を使わせてもらっております。おかげで勝率も急に上がってきてます。
質問なんですが、理想形までは組めるのですがそこからなぜか勝てません。さばいたあとは どう指せばいいのか、大体の方針でも教えてください。 下はそのときの棋譜です http://www.hakusa.net/shogi/kifuup/kifu/848.html
- 02: 名前:白砂 青松投稿日:2004/10/15(金) 10:02
- 棋譜拝見しました。確かに理想形には組めてますよね。24での勝率upも頷けます。こういう形に組めたら勝ち、と思えるようになれば立派な病気です(笑)。
で、理想形からの勝ち方なんですが。
まず本譜について言うと、△5五角に▲8六飛がもったいなかったです。▲6九飛で後手の角はバカになってます(9九に成れない)。 あと、△9一角のとき、▲3二飛成△同玉▲9二龍と強襲をかける手がありました。以下△4二金▲9一龍△7三馬▲3一金(手がかりを残しておく手)△4三玉▲9二龍。この▲9二龍が詰めろなので、先手が勝勢でしょう。△3六桂は▲1八玉で大丈夫です。 最後の▲1七玉も、こういう時は▲1八玉と逃げる方がいいですね。△7三馬▲同龍△2八飛の王手が気にかかったものと思われますが、▲1七玉でなんでもありません。馬がいなくなったので▲3六歩と受け切る手が生じた分、むしろ得な変化です。
一般的な話をすれば、7七桂戦法で理想形に組んだ時に考えるのは「攻めない」ことです。 なんだか矛盾しているようですが、7七桂戦法の場合、最悪▲7九金▲7八金と一人千日手で待つこともできます。最善形を壊さずに待つことができるんですね。 ですから、少し待ってみて、相手の陣形に決定的な欠陥が出るまで待つんです。
例えば本譜で言うと、▲6七角と打つとき。
ここは、一手▲4六歩と待ってみましょう。 さて、後手はなにを指せばいいでしょうか?
△2四歩は明らかに損ですし、△3五歩から△3四銀も、▲6一角・▲2六桂のコンビネーションがあるので得とは言い切れません。かといって他に指す手といっても……。
こうやって相手を困らせるのが、7七桂戦法の指し方のコツです。 攻めるのは相手が困っているとき。これを覚えて下さい。 勝率は間違いなく上がりますし、将棋がもっと面白くなります。
- 03: 名前:アストラ投稿日:2004/10/16(土) 10:04
- なるほど、待ってみるといいんですか。全然思いつきませんでした。今度試してみようと
思います。 アドバイスありがとうございました。
- 04: 名前:アストラ投稿日:2004/10/17(日) 00:40
- あの・・・すいません。アドバイス通りに指そうとおもったんですが・・・わけのわからないことになってしまいました。こんな棋譜なんですけど。
http://www.hakusa.net/shogi/kifuup/kifu/849.html
なにがいけなかったんでしょうか。教えてください。お願いします。
- 05: 名前:白砂 青松投稿日:2004/10/17(日) 16:25
- なにがというか……ミスが多すぎです(笑)。
簡単に龍を作られちゃったり馬を作られちゃったりしてますので、その部分は除いて別の部分の話を。少し細かい話になるかもしれませんが。
43手目 ▲9六歩としておく方がよかった。後手が△9四香という「悪形」を作ってくれたのだから、それは触らずにおきましょう。△9六同香なら▲同飛でおいしい展開ですね。
59手目▲8一飛成 ▲8五桂と逃げておきましょう。一手攻めが遅くなりますが、そういう形勢ではないはずです。少しでも粘りにいく将棋になってますからね。 81手目▲3三桂成 △同桂でヤブヘビでしたね。ここは素直に▲1六同歩でよかったと思います。いや、もう既に苦しいんですけど……(笑)。
93手目▲3三角成 どのタイミングかは微妙なんですが、▲6八金と勝負したかったですね。 △同馬▲同銀△同飛成の局面は、先手陣は二段飛車には強い形ですから粘りが利きます。▲3三角成の突撃はそのあとでも遅くありませんでした。
97手目▲5三桂成 これは方向違いです。 負けても▲3四龍として、△3三歩▲2一銀!と勝負に行くべきでしょう。せっかく3三の地点に利いているのですから、ここは一発を狙うチャンスでした。 それに、こういう展開に持っていけば、5筋の銀金香はタダの壁駒、役立たずの駒となります。そうなれば駒損なんて関係ありません。喰いついたもん勝ちです。
こんなところでしょうか。 コメントだけでは判りにくいかもしれませんが、できれば並べるなりなんなりして調べてみて下さい。
- 06: 名前:アストラ投稿日:2004/10/17(日) 19:52
- ありがとうございました。もうちょっと精進したいと思います
- 07: 名前:タクミタ投稿日:2005/04/04(月) 21:37
- 1 7六歩
2 3四歩 3 2二角成 4 2二銀 5 7七桂 6 8四歩 7 7八金 8 8五歩 9 6六歩 10 5二金 11 6五歩 12 8六歩 13 8六歩 14 8六飛 15 8七歩打 16 7六飛
こう指されると非常に勝率が悪いです。対策を教えてください。
- 08: 名前:しゅう投稿日:2005/04/08(金) 10:45
- >>タクミタさん
僕の棋力ではうまい対策が見つからないのですが、応急処置的な手を出しておきます。 22銀型のまま8筋を突いてきたときに、すぐに86歩とつき返します。 ▲7六歩 △3四歩 ▲2二角成 △同 銀 ▲7七桂 △8四歩 ▲8六歩 に馬作りをねらって△8七角なら ▲6五角 △5二金右 ▲7八銀 △6四歩 ▲8七銀 △6五歩 と手順に陣形を好形にします。 後手は6筋の歩が負担になるので、生かす意味でも右四間に構えるくらいですが、 8筋の歩が伸びているため角打ちの隙がありますし、相手が仕掛けの陣形を組む間に、 十分な好形を築くことができます。22の銀も不安定で、一度33銀とする必要がありますし。
- 09: 名前:タクミタ投稿日:2005/04/08(金) 11:19
- 対策ありがとうございました。今度試してみたいと思います。
- 10: 名前:タクミタ投稿日:2005/04/10(日) 08:43
- 質問ですが、すぐに86歩とついた後87角を打ってくる人はほとんど居ないんですよねぇw
ですので、後手が普通に駒組みを進めたとしたら、先手はどのような形で対抗すればいいんですか?
- 11: 名前:しゅう投稿日:2005/04/10(日) 14:57
- 私なら通常の77桂戦法のように浮き飛車に構えます。
ある程度攻め筋が限られてしまうので、代表的な攻め筋以外にも、 どこかで一歩持って▲74歩△同歩▲73歩の攻めなどを狙ってみるのもいいかもしれません。
棋譜アプロダの997番でKarさんが86歩型77桂戦法を指されているので、 参考にされてもいいかもしれません。
- 12: 名前:スラノナ投稿日:2006/03/30(木) 20:21
- スレ立てるまでもないどうでもいい質問です。
ごめんなさい。 最初に角交換してもらえなかったときはどんな先方で行くのがいいですか?
- 13: 名前:白砂 青松投稿日:2006/03/31(金) 07:40
- とりあえずはこれを参考にしてください。
http://www.hakusa.net/shogi/ess/index.html
▲7六歩△8四歩の展開は、7七桂戦法にとってやはり悩ましい問題ではありますね。 特に白砂のように「これしかやらない」タイプの人間は特に困ります(笑)。
- 14: 名前:スラノナ投稿日:2006/03/31(金) 23:57
- ありがとうございました^^
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