6八飛に6二飛 |
- 01: 名前:β投稿日:2002/09/24(火) 21:56
- 6八飛に6二飛とされてどこをどう攻めていいのか分からなくなりました。相手の攻めを待っていたらどうにかなりましたが、自分から攻めたいです。どうしたらいいのか教えてください。
ちなみにそのときの棋譜です。 先手:β 後手:
▲7六歩 △3四歩 ▲2二角成 △同 銀 ▲7七桂 △3三銀 ▲7八金 △5二金右 ▲6六歩 △4二玉 ▲6五歩 △3二玉 ▲6八飛 △6二飛 ▲7五歩 △9四歩 ▲9六歩 △1四歩 ▲1六歩 △4二金上 ▲4八玉 △8二銀 ▲3八玉 △8四歩 ▲6六飛 △8三銀 ▲7六飛 △2四歩 ▲2八玉 △7二飛 ▲3八銀 △6二飛 ▲6八銀 △4四銀 ▲6七銀 △3五歩 ▲5八銀 △3三桂 ▲6七銀 △3四角 ▲5六歩 △9三桂 ▲8六歩 △8五歩 ▲同 桂 △同 桂 ▲同 歩 △1五歩 ▲同 歩 △6四歩 ▲1四歩 △6五歩 ▲1三歩成 △1七歩 ▲1二歩 △同 香 ▲同 と △同 角 ▲1七香 △3四角 ▲1三香成 △6六歩 ▲1四角 △3一玉 ▲6六飛 △6五歩 ▲8六飛 △2二桂 ▲同 成香 △同 玉 ▲2六桂 △2三角 ▲3四桂打
まで73手で先手の勝ち
- 02: 名前:白砂 青松投稿日:2002/09/26(木) 11:44
- 遅くなりまして失礼。
△6二飛対策ということですが、これ自体は後手の有力な対抗策の1つです。自分自身は指されたことがないので実戦譜には載っていませんが、後輩の塚本がやられたことがあると言ってました。 といっても、戴いた棋譜のような形ではなく、こんな感じの形です。
後手の持駒:角 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・v金 ・v金 ・v桂v香|一 | ・ ・ ・v飛 ・ ・v玉 ・ ・|二 |v歩v歩v歩v歩v銀v歩v銀v歩v歩|三 | ・ ・ ・ ・v歩 ・v歩 ・ ・|四 | ・ ・ 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ ・ 飛 ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 歩 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 歩|七 | ・ ・ 金 ・ ・ ・ ・ ・ ・|八 | 香 ・ 銀 ・ 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:角
この方が後手の銀が働いています。 対抗策としては、機を見ていったん▲8六飛とし、△8二飛でも△7二金でも▲7六飛としておきます。△6四歩の瞬間に▲7四歩として戦いに持ち込む感覚です。 後手はあまり玉を固くできないので、捌き合いになれば勝てると思います。ただし、後手が△7二金で受ける場合、先手の7八金と同じく打ち込みを防ぐ効果がありますので、話はそんなに簡単ではありません。 できれば9筋の歩は突き合っておいて、戦端が開かれた時に突き捨てが入れば、後に▲9二歩△同香▲9一飛、みたいな感じにはなるんですが。実際はなかなか難しいと思います。
- 03: 名前:塚本投稿日:2003/09/25(木) 12:56
- 62飛車から白砂さんご指摘のように進められて、72金〜玉頭位取り〜61飛車〜玉頭戦。82に角を据えてコビン攻めを見せるのもあり。
この対策って、まんま相手にやられたことを白砂さんに試したことがありましたけど、そのときも難しかったような・・・。
77桂の基本方針は、「自分は玉側を低く構えて左側の駒を捌いて勝負」て感じじゃないですか。それなのに、後手に左側を思いっきり低く構えられると、先手も軽く捌くのが難しくなるんですよね。で、結局は角を打ったり左銀(または金)を前線に上げていく感じになって、結局77桂の基本方針からはずれた戦い方を余儀なくされる。 そういう場合って、白砂さんはどんな風にたたかうんですか。
ちょっと気になってたんですけど。 マジ回答期待してます。
- 04: 名前:白砂 青松投稿日:2003/09/25(木) 18:13
- それではマジ回答を(笑)。
基本的なラインとしては塚本の言う通りで、実際に指されるとかなり厳しいと思う。 7七桂戦法側の対策としては、とにかく玉をしっかり囲って勝負、しかない。 それと大事なのは、2筋から5筋までの歩を突かないこと。 こんな感じかな。あくまでも「一例」だけど。
【▲8六飛まで】 後手の持駒:角 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・v飛 ・ ・ ・ ・v香|一 | ・ ・v金 ・ ・v金v玉 ・ ・|二 | ・v歩v歩v歩v銀 ・v桂 ・ ・|三 |v歩 ・ ・ ・v歩 ・v銀 ・v歩|四 | ・ ・ 歩 歩 ・v歩v歩v歩 ・|五 | 歩 飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩|六 | ・ ・ 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 ・|七 | ・ ・ 金 ・ 銀 ・ 銀 玉 ・|八 | 香 ・ ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:角歩 手数=47 ▲8六飛 まで
ここから△2一飛にはじっと▲7六飛。 で、△6四歩と突いてくるようなら、▲7四歩△同歩▲同飛△7三歩▲7六飛△6五歩▲8二歩で勝負。 △6一飛と我慢するようなら、▲7四歩△同歩▲同飛△7三歩▲7六飛△2一飛(とにかく手を出さずに待つ)▲8六飛で、次に▲8四歩△同歩▲8三歩を見る。
【▲8六飛まで】 後手の持駒:角 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・ ・ ・ ・ ・v飛v香|一 | ・ ・v金 ・ ・v金v玉 ・ ・|二 | ・v歩v歩v歩v銀 ・v桂 ・ ・|三 |v歩 ・ ・ ・v歩 ・v銀 ・v歩|四 | ・ ・ ・ 歩 ・v歩v歩v歩 ・|五 | 歩 飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩|六 | ・ ・ 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 ・|七 | ・ ・ 金 ・ 銀 ・ 銀 玉 ・|八 | 香 ・ ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:角歩歩
相振り飛車とおんなじで、△2六歩を防いでおけばなんとかなる気がする。玉はこっちの方が固いから、角銀交換くらいでもなんとかなりそうだし。
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