序盤での△74歩対策 |
- 01: 名前:山口投稿日:2002/08/20(火) 13:22
- はじめまして。7七桂戦法、使わせてもらっています。
軽い攻めが好きなんでこの戦法、いい感触です。 …なかなか勝てませんが・・
序盤で74歩って封じられちゃうんですよ。 あちゃ。
- 02: 名前:白砂 青松投稿日:2002/08/20(火) 13:23
- > はじめまして。7七桂戦法、使わせてもらっています。
> 軽い攻めが好きなんでこの戦法、いい感触です。 > …なかなか勝てませんが・・
ありがとうございます。
> 序盤で74歩って封じられちゃうんですよ。 > あちゃ。
序盤で△7四歩ってことは、こんな感じですか?
後手の持駒:角 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・v金v玉v金 ・v桂v香 |一 | ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ |二 |v歩v歩 ・v歩v銀v歩v銀v歩v歩 |三 | ・ ・v歩 ・v歩 ・v歩 ・ ・ |四 | ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ |五 | ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ |六 | 歩 歩 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 歩 |七 | ・ ・ 金 飛 ・ ・ ・ ・ ・ |八 | 香 ・ 銀 ・ 玉 金 銀 桂 香 |九 +---------------------------+ 先手の持駒:角
このタイミング以外であれば、居玉だろうとなんだろうと必ず▲7五歩と突いちゃうことをお薦めします。とにかく位を取って▲6六飛〜▲7六飛とするのがこの戦法の骨子ですから。 で、このタイミングの場合の考え方(指し方)は3つあります。
1.それでも▲6六飛と上がり、普通に組む 2.▲6九飛〜▲6八銀〜▲6七銀としてツノ銀っぽく組む 3.6七金・8八飛・6八銀の形に組む
一番普通の方針は1なんですが、これでもそこそこ指せると思います。後手が△4四銀〜△5五銀と来たらもう一度飛車を引くとか、△7二飛〜△7五歩には▲同歩△同飛の瞬間に▲8六飛と回って勝負するとかで。 玉の固さはこちらの方が固いので、この辺(盤面左側)で多少の損をしても気にしないことです。桂損くらいで捌きあえるのであれば十分です。
2の指し方もあります。場合によっては白砂も指しますが、あんまりお薦めはできません。とにかく手損を重ねてしまいますから。桂頭は、受けるよりも攻めてきた瞬間にカウンターを狙うことを考えた方がいいと思います。
白砂のお薦めは3です。いきなり▲6七金という非常に重たい形になりますが、そのあとは玉を囲います。その間△8四歩とされたら▲8六歩としておき、将来的に▲8八飛と回ります。銀は6八に上がり、局面によって▲5六歩〜▲5七銀か▲5九銀〜▲5八銀を使い分けます。 この形、後手が飛車をヨコに移動(例えば桂頭を狙って△7二飛)としたらすぐに▲8五歩と攻めます。また、△7三桂と受けてずーっと8筋に飛車が居座る場合、▲8五歩△同歩▲同桂△同桂▲7三角といった筋を狙います。
さっきも書きましたが、どの形であっても玉の固さはこちらの方がほうが上です。なので、振り飛車らしくさくさくっと捌く感じで行って下さい。 ただ、確かに△7四歩突きは7七桂戦法にとって脅威ではあります。いずれ定跡をまとめて紹介したいと思っていますので、今しばらくお待ちください。
- 03: 名前:山口投稿日:2002/08/20(火) 13:23
- なあるほど。↑のこと、とっても参考になりました!
ありがとうございました。 今度試してみます!
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