石田崩しに関して |
- 01: 名前:β投稿日:2003/03/01(土) 14:23
- お久しぶりです。お元気ですか?私は元気じゃありません(泣)
さっそく本題。石田崩しの変化についてです。
先手: 後手:β
▲7六歩 △3二金 ▲7五歩 △6二銀 ▲7八飛 △6四歩 ▲7四歩 △同 歩 ▲同 飛 △6三銀 ▲7六飛 △7四歩 ▲6六歩 △4二銀 ▲6八銀 △5四歩 ▲6七銀 △5三銀 ▲9六歩 △9四歩 ▲9七角 △6二玉 ▲7七桂 △7三桂 ▲4八玉 △8四歩 ▲3八玉 △7二金 ▲2八玉 △8一飛 ▲1八香 △8五桂 ▲同 桂 △同 歩 ▲1九玉 △9五歩 ▲8八角 △9六歩 ▲同 香 △8四桂
95歩に88角がわかりません。前に、これはこっちがいいだろうと何も考えずにやってたらボロ負けしました。考えたのは上記のような感じですが、これもこの後良くなるにはどうしていいのかわからない(泣) ちなみに実践では95歩と攻めずに、73金を入れてから95歩と攻めて快勝しました。 どうなんでしょうか、この変化は・・・
- 02: 名前:β投稿日:2003/03/02(日) 13:33
- 今日、また同じような局面になりました。昨日快勝したときは95歩に同歩だったのですが、65歩とこられてわからなくなりました。
勝ったからいいようなものの、やはりこのあたり、先手としても何か有効な対策はありそうな気も・・・
対局日:03/03/02 12:58:45 棋戦:レーティング対局室 手合割:平手 先手: 後手:β
▲7六歩 △3二金 ▲7八飛 △6二銀 ▲4八玉 △6四歩 ▲7五歩 △4二銀 ▲7四歩 △同 歩 ▲同 飛 △6三銀 ▲7六飛 △7四歩 ▲3八玉 △5四歩 ▲7八銀 △5三銀 ▲6六歩 △8四歩 ▲6七銀 △7三桂 ▲9六歩 △9四歩 ▲9七角 △6二玉 ▲7七桂 △7二金 ▲2八玉 △8一飛 ▲1六歩 △1四歩 ▲3八銀 △8五桂 ▲同 桂 △同 歩 ▲5八金左 △7三金 ▲5六銀 △9五歩 ▲6五歩 △同 歩 ▲9五歩 △7五桂 ▲6五銀 △6四歩 ▲5六銀 △3四歩 ▲8六歩 △9九角成 ▲8五歩 △8七桂成 ▲7九角 △8五飛 ▲9四歩 △8六成桂 ▲7八飛 △7五香 ▲同 飛 △同 飛 ▲6八角 △7七成桂 ▲5九角 △8九馬 ▲9三歩成 △9八飛 ▲8二と △7八馬 ▲8四歩 △同 金 ▲7二歩 △6八成桂 ▲同 金 △同 馬 ▲同 角 △同 飛成 ▲4五桂 △4四銀 ▲5三香 △同 銀 ▲同 桂成 △同 玉 ▲4五桂 △5二玉 ▲7一角 △6二香 ▲5三銀 △4一玉 ▲6二角成 △7九飛成 ▲6三馬 △3一玉 ▲4一銀 △4九龍 ▲3二銀成 △同 玉 ▲4一馬 △2二玉
まで98手で後手の勝ち
- 03: 名前:白砂 青松投稿日:2003/03/02(日) 14:08
- 基本的には上記の対策でいいと思います。△7五桂が厚い形ですから。
本譜がここまで紛れちゃったのは「攻めたから」で、▲7二歩に△7三玉とでもしておけば完封だったと思います。 最後も実は危なくて、▲5九香とか粘られてるともう一山あったと思います。飛車を渡せない形なんで。
>>1の方は、▲7八飛△9六香▲9七歩に一発△8六歩と突き捨てるのがいいと思います。 以下、▲8六同歩に△8七歩と打って、▲7九角△9七香成▲同角△9二香(あとで△9一飛の余地を残す)▲7九角△9六桂、という感じです。飛角をうまく押さえ込んでいると思います。このあと、▲8五香なら冷静に△9一飛とかわしておけば大丈夫です。
- 04: 名前:すぱ武投稿日:2004/03/12(金) 20:40
- こんちは!初めて投稿します。3二金戦法勉強させてもらいますた。
ただ一つ疑問なんですが、3二金戦法研究のところで、結局は先手有利になりましたよね?なにか石田流に対して別の対策はないんですか?おねがいします。m(_ _)m
- 05: 名前:白砂 青松投稿日:2004/03/12(金) 22:33
- はじめまして。
結局のところ、今のところ、石田流に対して3二金戦法は指していません。まともに当たると不利になりますので。
ではどういう対策をしているかというと、
1.端棒銀に逃げる 2.△8四歩止めの3二金戦法でいく
かどちらかです。
現在白砂が指しているのは1で、これは完全に3二金戦法を捨てた変化ですね。ただ、△3二金△8四歩△8五歩と指した手が全てムダにならないのが魅力です。 実際の指し手は、 http://www.hakusa.net/shogi/kifuup/list/01_02_06.html を参考にしていただければと思います(棋譜アップローダーの調子が悪く、アップローダーのトップページからはここに行けません)。
2はこれからの課題で、実を言うと研究をサボっている部分です。 指した棋譜は http://www.hakusa.net/shogi/kifuup/list/01_02_03.html から探して下さい。 狙い筋だけを簡単に言うと、△8三金としてから△9三桂△8五桂と石田崩しに行く、というものです。場合によっては△7四歩から1歩交換して△7三桂△8五桂、という手も狙います。 △8五桂の余地を残して、少し攻め味を見せた3二金戦法という感じです。 実際の勝率は五分くらいですが、なかなかに面白い指し方だと思ってます。
- 06: 名前:アストラ投稿日:2005/05/05(木) 00:23
- お久しぶりです。右玉の練習中なんですが、
端棒銀について大雑把に講義してもらえませんか? 基本的な狙い筋とか駒組みの注意点とか。。。。 よろしくお願いします。
- 07: 名前:白砂 青松投稿日:2005/05/08(日) 16:16
- お久しぶりです。
ようやく空気中から花粉という名の毒素が消えたようで(笑)、そろそろいろいろやろうかなぁーと思ってるところです。
端棒銀ですが、基本的な陣形はこんな感じです(先後逆)。
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ 歩 ・|五 | 歩 銀 ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・|六 | ・ 歩 ・ 歩 歩 歩 歩 ・ 歩|七 | ・ 角 金 ・ 玉 銀 金 ・ ・|八 | 香 桂 ・ ・ ・ ・ ・ 桂 香|九 +---------------------------+
玉は中住まい、銀を8六に出て、プラス▲7五歩としておくのがポイントです。 この歩を突いておくと、 ・▲7六飛、▲8六飛、▲9六飛といった飛車回りが生じる ・▲8五銀から▲7四歩△同歩と突き捨てることによって、相手の飛車の横利きを消す といったことができる、お得な手です。
このあとの陣形は、 1.▲8五銀▲7七桂から端攻め →1歩持ってから▲9五歩△同歩▲9四歩 →▲9四銀△同香▲9五歩 2.▲7六飛、▲8五銀としてから端攻め、もしくは7四で銀を交換 3.▲7七角と出て、▲9五歩△同歩▲同銀の端攻め などがあります。 好みと相手の陣形を見ながら選びましょう。 特に2は、相手が△6四歩△6三金と高美濃にしてきたときにお勧めです。
注意点としては、△3六歩という攻めには気をつけること。 自分の飛車がいない、もしくは飛車の横利きがない(▲9六飛と回って▲8六歩と突いている……など)時に△3六歩とされた場合、単純に▲同歩△同飛▲3七歩は△2六飛でアッ! ということになります。▲2五歩がいる形なので、▲2七歩と受けられません。 △3六歩には、▲同歩△同飛▲3七銀とするか、ほっといて△3七歩成▲同銀とするか、といった選択になります。
また、▲3七銀ではなく▲3七金というても考慮に入れておいて下さい。 ▲3七銀▲3八金の形ですと、△4五桂とか△2五桂とされた時に▲4八銀とできません(△3八飛成と素抜きをされる)。これが▲3七金▲4八銀の場合、△2五桂には▲2六金△3八飛成▲3九歩などでギリギリ耐えられるケースがあります。 数手先を見越して、金銀どちらで取るかの選択をしてください。
上記の逆の話になりますが、△2五桂と1歩を取られる、または△2四歩▲同歩△同飛という手はさほど厭な手ではありません。 前者は1歩損ですが▲2六歩と打てば桂が取れそうですし、後者は▲2七歩と打てば先の△3六歩▲同歩△同飛▲3七歩△2六飛という厭な手が消せます。 もちろん100%おいしい、というわけではありませんが、見た目ほど悪くはならないので、上記の手をあまり怖がらないで下さい。
最後に心得として。
・とにかく攻めることを考えて下さい。銀損や桂損くらいはなんとかなります(笑)。端を攻められるという具体的な得が大きいので。 ・飛車はあまり早く回らない方がいいです。銀が8六に出ても怖がらないくせに、飛車が回ると端から遠ざかろうとします。できるだけ相手に固めさせてからドカンと端を攻める、というのがコツです。 ・相手の飛車のヨコ利きに注意する。きっと△3四飛と浮いてきます。この飛車に働かれると厄介ですし、コイツの横利きがあるうちは端攻めもなかなか成功しません。場合によっては千日手も視野に入れつつ、相手が4段目の歩を突いて飛車のヨコ利きを消すのを待ちましょう。
こんなところでしょうか。 ホントに大ざっぱで申し訳ありませんが(笑)。
- 08: 名前:アストラ投稿日:2005/05/08(日) 20:55
- なんか色々ありそうですね。これから自分も対振り飛車の選択肢の一つとして
使っていこうかなと思います。
ありがとうございました。
- 09: 名前:あぼーん投稿日:あぼーん
- あぼーん
- 10: 名前:名無し投稿日:2011/12/06(火) 22:10
- べっ、べつにアンタのために教えるんじゃないからね!(人・ω・)♂ http://ktjg.net/
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