- 01: 名前:シャドームーン投稿日:2013/06/15(土) 03:04
- 麻雀戦術を勉強しようと思って、いろんな本を読んでみました。
そしたらおもしろいことに、書いてる人によって言ってることが違います。 白砂さんに質問ですが、ドラもないピンフのみの手をテンパイしたとします。 このときに、リーチをかけたほうがいいという人と、リーチをかけないほうがいいという人がいます。 白砂さんは、どちらの意見に賛成ですか? できれば、その理由も教えてくれるとありがたいです。 回答よろしくおねがいします。
- 25: 名前:シャドームーン投稿日:2013/11/05(火) 06:26
- 白砂さんのことを、白砂師匠と呼ばせていただきます。
ズバリ聞きたいのですが、麻雀は運のゲームなんですか? それとも麻雀は実力のゲームなんですか? 実力のゲームだとしたら、どんなことを勉強すれば麻雀の力がつくのでしょうか。 白砂師匠教えてください。
- 26: 名前:白砂 青松投稿日:2013/11/12(火) 22:56
- うーん、難しいですねー。
ゲームの性質上、勝敗の結果は運が大きな割合を占めると思います。 ただ、ここで言う「運」っていうのは「偶然」と同じ意味合いのもので、サイコロやルーレットやトランプで次に何が来るか判らない、という意味での「運」です。 で、それは対局する4人に等しく平等に与えられる「偶然」なので、<そこを気にしてもしょうがない>という風に考えてます。<運がかなり大きいゲームなので、実力を磨いてもムダ>とは考えない、ということです。 むしろ、偶然は対局する4人に等しく平等に与えられるわけですから、そこは全員が相殺されると考えていいと思います。トランプは運のゲームだから遊ばない、とは誰も言いませんよね。それと同じです。
で、なにを勉強すればいいのか、という話にもつながるんですが、運任せの部分があるからこそ、確率論が重要になります。偶然に支配されている世界だからこそ、まずベースとして(厳然たる事実としての)確率論がある。 これらの確率論は、実は麻雀入門書等でも解説されています。リャンメンはカンチャンよりもメンツになる確率が高い、とかそういうレベルのものですが、でも、極論を言ってしまうと麻雀における確率論というのは「どの形がどれだけアガリに向かいやすいか、また高く早くアガれるか」という計算に過ぎません。それに加えて、高度になっていくと他者の動きなどが考慮されることになりますが、あくまでもベースは一緒です。
ですので、まずは実戦において「どれを切るとどれだけ有利な形になるか」を常に考えながら切ってください。「どれを切ると有利な形になるか」ではありません。「どれだけ」有利な形になるか、という判断が重要です。「待ちの多い形になるが点数は低い」「待ちは少ないが点数は高い」どちらを選択するか、ということですね。そこまで考えながら打っていくのが重要です。
- 27: 名前:シャドームーン投稿日:2013/11/13(水) 00:23
- 白砂師匠、レクチャーありがとうございます。
確率論を重視しながら、どれだけ有利になるかを考えることが大事なんですね。 「科学する麻雀」よりも勉強になりました。
- 28: 名前:シャドームーン投稿日:2014/01/25(土) 23:35
- 白砂師匠に麻雀の読みについてうかがいます。
僕は「テンホウ」というサイトで麻雀を打つのですが、打ってて気づいたのですが、チャンタを狙おうとして4〜6の牌をはやめに切ったら、相手は字牌や端の牌(1〜3、7〜9)の牌を切ってきます。 これって、僕がチャンタを狙っているのを読まれているということなんですかね。 なので、チャンタを狙おうと思っても、はやめに4〜6の牌は切らないほうがいいということなんですかね。 相手は、捨て牌から自分の手を読んでくるということを、計算して打たないといけないのではないかということに気づきました。 白砂師匠、この考え方は正しいのでしょうか。 白砂師匠の麻雀の読みについて教えてもらえないでしょうか。 また、麻雀の読みについて書いてあるおすすめの本があったら教えてください。 よろしくおねがいします。
- 29: 名前:白砂 青松投稿日:2014/01/26(日) 22:12
- シャドームーンさんの手を読んだ、というよりも、自分がタンヤオ系の手だからそのように進めた、というだけのことだと思いますよ。
30年くらい前は「ツモより直撃(ロン)」「捨牌に迷彩を」といった考え方があったみたいですけど、現在は「ロンよりツモ」「迷彩なんか必要なし」という考え方が主流だと思います。いい意味でも悪い意味でも、自分勝手に手を進めてアガって者が勝ちだ、という麻雀になってきてますね。
なので、神経質にならずに、チャンタ手であればそれを目指すのがいいと思いますよ。
- 30: 名前:シャドームーン投稿日:2014/01/27(月) 16:16
- 白砂師匠、回答ありがとうございます。
- 31: 名前:シャドームーン投稿日:2014/01/28(火) 09:51
- 白砂師匠、字牌のタンキ待ちについて質問です。
ツモを狙うのが基本だということがわかりました。 それなら、字牌のタンキ待ちでリーチするときは、字牌が場に1枚も捨ててない字牌のタンキ待ちでリーチするのがいいのでしょうか。 何かの本には、場に1枚捨ててある字牌のタンキ待ちでリーチするのが一番ということを書いていましたがどうなんでしょうか。 その本は、ロンをすることも計算して書かれているんですかね。 白砂師匠、レクチャーよろしくおねがいします。
- 32: 名前:白砂 青松投稿日:2014/02/02(日) 09:43
- 字牌の単騎待ちリーチは正にロン狙いですね。
>>29で言っているのは、直撃を狙って河を作る(捨牌を工夫することを昔はこう言ってました)よりも素直に打ってツモで得点を稼ごう、というものです。昔は、役や多面張を捨ててでもロンを狙った方がトップを取れるからよい、と考えていたんです。3444北、と持ってたら、北を切ってリーチするのではなく3を切ってリーチして直撃を狙う、というような感じです。少し極端な例ですけど。
ただし、例えばチートイツなんてのは元々どうやったって単騎待ちにしかなりません(笑)。そういうときにはツモを狙うよりも出やすい待ちで待つ、というのは戦術としてアリだと思います。 質問の例で言うと、どうやっても字牌の単騎待ちにしかならない手牌で、2枚切れている西と1枚も出ていない北のどっちでリーチする? というのであれば、北を切って西で待ちます。ただ、もし手代わりが可能なんであれば、そもそも西も北も切っていい待ちにしてからリーチ、の方がいいと思います。
- 33: 名前:シャドームーン投稿日:2014/02/02(日) 22:55
- 白砂師匠、レクチャーありがとうございます。
勉強になります。
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