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 KoMaDo / Headline / category : 麻雀 将棋一般 7七桂戦法 3二金戦法 PC一般 PCサポート

41 :囲いについて(03)
42 :はじめまして質問があるんですが(01)
43 :△8四歩・△7二飛対策(03)
44 :相振り飛車戦での後手44銀(08)
45 :研究テーマ4についてはここに書き込め(30)
46 :棋譜633を拝見して(03)
47 :△3三角〜△8四飛対策を教えて下さい。(04)
48 :▲7七桂より▲7八金(12)
49 :5手目に▲7七桂に代えて▲6八飛はだめ?(06)
50 :ちゃんと勉強しないとだめかなぁ^^;(02)
51 :相振り飛車にされたら(09)
52 :7七桂より8八銀??(04)
53 :6八飛に6二飛(04)
54 :はじめまして。(08)
55 :研究テーマ3についてはここに書き込め(04)
56 :はじめまして^^(04)
57 :角道を開けてくれない(04)
58 :△3二金を入れてから四間飛車や風車(02)
59 :6六飛型のハメ手って何?(03)
60 :5四角ではなく6五角(04)
61 :2二銀保留の7四歩型(02)
62 :対8九角(仮)(03)
63 :序盤での△74歩対策(03)
64 :7七桂・玉頭位取り9(12)
65 :対アナグマ3(02)
66 :77桂・42角型(棋譜番号007)を並べて(06)

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41: 囲いについて  全レス

01: 名前:みそ投稿日:2005/11/19(土) 18:25
いきなりすいません 3八王 4八銀 5九金 6八銀の形はだめですか?
棋力のある人教えてください

02: 名前:白砂 青松投稿日:2005/11/22(火) 22:00
悪くないと思いますよ。

よく、急戦で3八玉4八銀4九金の形に組みますよね。そこから▲5九金とした形がそれです
いざという時▲4九玉▲5八玉と逃げることもできるし、いい形ではあります。

ただ、自陣全体を守るような囲いなので、囲いそのものの強度はさほどありません。
なので、一ヶ所食い破られるとボロボロになりそうではあります。
3八玉4八銀5九金6八銀7八金という形で組んで、あとは飛角を捌いて勝負、という将棋になれば良い感じですね。

03: 名前:みそ投稿日:2005/11/23(水) 14:48
返答ありがとうございます

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42: はじめまして質問があるんですが  全レス

01: 名前:k_light投稿日:2005/07/18(月) 16:32
対振り飛車で65桂の奇襲は無理筋とありますが、
65桂 43飛 75歩 82玉に76角って無いですかね?
たぶんそのあとは32角って打つしかないって思うんですが、
先手もそこまで悪くないんじゃないでしょうか?

sage:   
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43: △8四歩・△7二飛対策  全レス

01: 名前:BIRD投稿日:2005/06/17(金) 22:15
はじめまして。
7七桂戦法使用させて頂いてます。
おかげで勝率が相当上がりました^^

早速ですが、後手が飛先を△8四歩で止めて、
▲7六飛に△7二飛とする指し方にはどう対応すればよいのでしょうか?
実際の棋譜がこれです

▲7六歩△3四歩▲2二角成△同 銀▲7七桂△3二金
▲7八金△6二銀▲6六歩△5二金▲7五歩△3三銀
▲6五歩△5四歩▲6八飛△5三銀▲4八玉△4一玉
▲3八玉△4四歩▲2八玉△3一玉▲3八銀△4二金右
▲6六飛△8四歩▲6八銀△6二飛▲8六飛△8二飛
▲7六飛△7二飛▲6七銀△2二玉

この後、無理矢理飛車を成り込んだものの、
玉の堅さの差で囲いを崩している間に攻められて負けましたorz
▲8三角と打ち込んでも、△6二飛と逃げられた後に
角を合わされて意味が無さそうですし・・・・

ご意見よろしくお願いします。

02: 名前:白砂 青松投稿日:2005/06/19(日) 07:55
 はじめまして。

 これ、すでに7七桂戦法が作戦勝ちに見えます(笑)。まぁ贔屓目かもしれませんけどね。

 7七桂戦法側の方針だけを言うと、▲4六歩▲5八銀▲1六歩▲9六歩ととりあえずここまで指して、あとは▲8三角△6二飛に▲7四歩△同歩▲同角成です。
 この筋は▲9六歩△9四歩の交換がなく、△9四角の筋があっても成功します。▲8三角△6二飛▲7四歩△9四角▲同角成△同歩に▲7三歩成とできますから。▲8三角に△9四角なら、▲同角成△同歩▲8三角で同じことです。ただ、ゼロ手で△9四歩を指させた格好になって、それは後々△9三桂と逃げる余地を作ることにもなるのでちょっとシャクです。こちらも▲9六歩と突いておけば、△8九飛▲9七香といった感じで働くので十分です。

 金銀4枚で後手陣もかなり固いですが、逆に言うと攻撃力が皆無です。なので、▲7四歩△同歩▲同角成みたいなゆっくりした手でも十分に間に合うのです。
 あとは歩を手に入れて、▲6四歩と突き捨ててからと金を作ってじわじわ行けば十分でしょう。▲6四歩△同歩▲6五歩(△6五同歩なら▲同桂で5三の銀当たり。放置すれば▲6四歩で十分)なんていう手も、場合によっては成立するかもしれません。

 ▲4六歩▲5八銀まで固めた先手の変形美濃囲いは、ほとんどスキがありません。
 固さを信じて果敢に攻めていきましょう。

03: 名前:BIRD投稿日:2005/06/19(日) 13:12
なるほど、ゆっくり行っても十分なんですね。
自分は無理攻めになりがちでよく指し切りになるので^^;
じわじわ攻める感覚も身に付けたいと思います。
的確なアドバイスを有難うございました。
今後も、よろしくお願いします。

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44: 相振り飛車戦での後手44銀  全レス

01: 名前:るろうに投稿日:2005/03/21(月) 16:48
はじめまして〜、77桂戦法愛用させていただいてます
見た目、捌き共に綺麗でいいです(笑
42に飛車振られて、中飛車にして、5筋の歩を伸ばして
44銀ってされると、お手上げなのですが、何かいい指し手ありますか??
是非教えてください

個人的には、86角打ちと65桂跳をうまく絡めたらどうかなって思うのですが、52飛とされると。。

P.S、話は飛びますが、何かの本に、
77桂戦法の理想系から、57角を打って飛車交換挑んだとき
後手82飛に対して、先手75角と引かずに、48角と引く手が書いてありました
どちらの方がいいのでしょう??
(振り飛車奇襲戦法の立石流の手順だったかもしれません)

02: 名前:白砂 青松投稿日:2005/03/21(月) 17:27
はじめまして剣心さん(←ちげーよ)

△4四銀と出てくる手は、相振り型7七桂戦法の強敵です。これは最初に覚えといてください。こう指してくる相手がいたら、ものすごい強いかものすごい弱いかのどっちかです(笑)。
なんでかというと、△4四銀という手自体はあまりいい手ではないからなんですね。
△4四歩△4五歩としてからの△4四銀であれば好形なんですが、すぐ△4四歩は▲6五角がありますから指せません。るろうにさんもこの形のことを質問しているのではないと思います。指すんだったら、4三歩の形でいきなり△4四銀です。

で、対抗策なんですが、

  特 に あ り ま せ ん 。

いやホントに。強敵なんです。

なので、普通に▲7五歩から▲5五歩、▲5六飛として相振り飛車の形にします。
先も説明した通り、4四銀という形そのものは悪形です。こちらが金無双の形にしたとしても、△4六歩▲同歩△4五歩▲同歩△4六歩といった攻めができませんし。
ですので、相手が悪形のまま、こちらが普通に組めば、その悪形がたたって後手が悪くなる……という考え方です。

ちなみに。
△4四銀を生かすべく、△3三角からムリヤリ△5五銀と歩を掠め取ってくる筋はあります。
これには、1歩を取らせてしまいましょう。
角を打ってくれた+飛車先が軽くなったという得の方が、1歩損よりも後々大きくなります。

おおらかに指すのがコツでしょうか(笑)

03: 名前:白砂 青松投稿日:2005/03/21(月) 17:31
ついでに備考についてですが、▲7五角も▲4八角もそれぞれです。

▲7五角には、次に▲5三角成とか▲4二角成とか、相手の守備駒(があれば)と交換できるメリットがあります。
また、4八の地点を守ってはいますか、そのラインからいなくなると4八の地点が薄くなります。

▲4八角は、上の逆です。4八の地点を攻められることはなくなりますが、角を切る手がなくなります。

7七桂戦法の場合、相手の陣形を薄くして、堅陣を頼りに細い攻めを間に合わせるのが基本です。
ですので、「角を切る手」が存在するのであれば、▲7五角と引くのが個人的にはお勧めです。

04: 名前:るろうに投稿日:2005/03/21(月) 21:38
あっ、わかりました??るろ剣好きなんです(笑

白砂さんのおっしゃったようにすると、55の歩が伸びすぎで気持ち悪いのですが。。
特に、22飛と回って、24歩〜25歩〜26歩
として、同歩、同飛、27歩打
となった時に、25飛と引いて44銀を生かして真ん中から突っ切られそうで怖いです
1歩も持ってないですし・・

05: 名前:白砂 青松投稿日:2005/03/23(水) 20:05
うーんとですね、先手は▲5五歩型を生かして、早いうちに▲5六飛と上がります。ですので、まず△2六歩▲同歩△同飛という形にはならないように思います。
んでまたもう一つ、△2五飛とされたとしても、△4四銀から△5五銀といった手であればさほど怖くありません。その銀がそのあと出られるわけではありませんから。△5二飛の形から△5五銀だったら、そりゃ十分怖いですけど(笑)。

なので、2筋から攻められる手はあまり怖くないと思われます。

06: 名前:るろうに投稿日:2005/03/25(金) 18:06
ありがとうございます
またもう1つ気になる変化が。。(笑)
▲76歩△34歩▲22角成△同銀▲77桂△84歩▲78金△85歩
とされた時なのですが
次の△52金〜86歩に対してどう指せばいいかわからないです
何かいい手ありませんか?

07: 名前:しゅう投稿日:2005/03/25(金) 21:09
>るろうにさん
最近書き込みさせて頂いている、しゅうです。初めましてm(_ _)m
ん〜流石にこれは居飛車の変化になるので、また別スレでやるのがふさわしいような気がします。
かくいう自分も棋譜貼りスレでかなりすれ違い気味な投稿してしまったので、アレなんですが(^^;
△86歩は素直に▲同歩△同飛▲87歩で追い返したのち、陣形をくみ、飛車を8筋に回って後手に歩を謝らせるのが理想ではないかと思います。

08: 名前:るろうに投稿日:2005/03/25(金) 23:53
すみません、前にスレットありました。。

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45: 研究テーマ4についてはここに書き込め  全レス

01: 名前:白砂 青松投稿日:2002/12/24(火) 08:04
 7七桂戦法の研究テーマ テーマ4
http://www.hakusa.net/shogi/77kei/kadai/index.htm#tema04
 についてのご意見などを募集します。

 いい手があったら書いて下さい。お願いします。

22: 名前:アルテマ投稿日:2004/08/03(火) 22:29
△6三金は確かにだいじょうぶそうですね。収まってしまって不満、などと考えていましたが▲6五歩とおさえ角を追えている形なので下手に乱戦になるよりずっと良さそうです。
上記の▲6七金〜▲5六金乱戦の順は確かに難解ですが、後手が好き好んではいる変化ではないように感じますので、後手は例の相振りの変化に入れるほうが得策のようです。さらにその相振りの変化ですが、その掲示板にあった実践例は極端としても先手は受けにくい形です。非常手段に▲3六角と合わせるなんてのはありますが、ちょっと・・・。これはこれで未だ課題で検討中です。
補足となりますが、8筋を突く変化では△5四角と引いていては間に合わないでしょう。私が考えていたのは△5四角▲7八銀△7六角▲6八飛△8四歩に▲8六歩と受け、以下△9四歩▲6六歩△9五歩▲6五歩△9六歩となると次▲6六飛でも△4九角成り〜△9七歩なりで、▲同歩でも△9八歩で破られる、というものでした。▲6五歩〜6六飛を▲5八金右〜▲6七金としても同じような変化となります。矢張り△8四歩に▲8六歩と受けるのが悪手なのでしょうか・・・?

△7六角に▲6六歩は有力そうですね。これでよく出来れば上記の変化は避けられて簡単になり喜ぶべきことなのですが。
その進化型ですが、途中やや気になった点がありました。上の図▲5六歩までのところで次に△6四歩とされるとどうかというものです。▲5五歩には角を右翼に引かれます。何が気になるかというと、飛車を簡単には振れない(泣)という事態に陥ってしまいそうで・・・。
先に▲6五歩を突くべきか?しかし個人的には以下△6二飛▲5六歩△6四歩▲同歩△同飛とむりやり角を右翼に引かれてしまうのも気になるところです。どうにかなりませんかね?
上の二番目の図▲6七銀まで、ですが、持久戦になると▲6七銀の釘付けと後手の角のどちらが負担になるかの勝負になります。平凡に考えると△7四飛▲4八玉(▲9六角△7三飛▲8五桂△7二飛▲9三桂不成り△同香▲6三角成り△6五角は自信なし)△7二金▲3八玉△6二銀▲6六飛(△6四歩の防ぎ)△3五歩(△3四角を見る)▲2八玉△4二玉・・・みたいな展開ですかね。互角の戦いに思えますが、7七桂戦法らしい軽い形になるので満足か?この変化はのぞむところ、といったところでしょうか。
次の段の△5二金右は・・・というところですが、これは△4四歩に代えて、ということですか?それとも▲5八

23: 名前:アルテマ投稿日:2004/08/07(土) 00:14
あれ、途中で切れてますね・・・。申し訳ないです。

▲5八飛の次の手ということでしょうか?
少しよくわからなかったので補足をお願いします。

・・・と書いたつもりでした。
書き込みすぎですかね(汗

24: 名前:白砂 青松投稿日:2004/08/08(日) 11:05
この掲示板は確か5000バイトだか10000バイトだかまでは大丈夫のはずですので、書き込みすぎということはないと思います。もっと長文の投稿もいっぱいありますしね(笑)。

忙しいんで一つだけ。
△5二金右は、△7六角以下の変化の話です。
棋譜だけ書くと、△7六角▲6五歩△7四歩▲6八飛△7五歩▲6四歩△同歩▲同飛△5二金右▲6六飛△3三銀▲3八銀△6二銀▲4八金△9四角▲9六歩、となります。
その後の「△4九角成▲同玉△7六歩は▲6五桂△7七歩成▲7三歩△同桂▲7七銀でしのいで……」とつながりませんが、ここの部分はなんかの勘違いです。忘れて下さい(笑)。

25: 名前:白砂 青松投稿日:2004/08/13(金) 10:15
またまた訂正です。

>その後の「△4九角成▲同玉△7六歩は▲6五桂△7七歩成▲7三歩△同桂▲7七銀でしのいで……」とつながりませんが、

という部分ですが、これは、

>△7六角▲6五歩△7四歩▲6八飛△7五歩▲6四歩△同歩▲同飛△5二金右▲6六飛△3三銀

の、△3三銀のところで、△4九角成▲同玉△7六歩と強襲をかける手は、という意味でした。

26: 名前:dais投稿日:2004/09/16(木) 18:46
こんにちは。初めまして。早速質問ですが、
いきなりの△5四角には、6六歩 7六角 6五桂 6二銀 5五角 3三銀
7八飛 8七角成7三桂不成。これで有利だと思います。

27: 名前:白砂 青松投稿日:2004/09/18(土) 09:23
 はじめまして。白砂です。

 鋭い指摘で、慌てて調べました(笑)。

 指摘の順で▲7三桂不成となった局面では先手が有利だと思います。また、△6二銀で△6二金と鬼殺し流に受けても、7一の銀が浮くため▲7八飛という手が厳しくなりそうです。
 しかし、△6二銀で△4二玉とするとどうでしょうか?

後手の持駒:歩
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂v銀v金 ・v金 ・v桂v香|一
| ・v飛 ・ ・ ・v玉 ・v銀 ・|二
|v歩v歩v歩v歩v歩v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・ 桂 ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・v角 歩 ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 歩 歩|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 香 ・ 銀 金 玉 金 銀 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角
手数=10 △4二玉 まで

 例えば本譜のように進めると、▲5五角△3三銀▲7八飛△8七角成▲7三桂成△同桂となります。ここで、

・▲7三同角成は△6七桂と打ち、
 ・▲4八玉は△7七歩▲6八飛△7九桂成▲同金△7八銀
 ・▲5八玉は△7七歩▲8八飛(▲6八飛は上とほぼ同じ)△6九馬▲同玉△7九桂成▲同玉△8七銀
・▲7三同飛成は△6七桂▲5八玉△7九桂成▲同金△6四銀▲6三龍△5五銀▲6一龍△7二飛▲同龍△同銀

 といった感じになります。
 8七に馬がいる形で△6七桂と打たれると、▲4八玉と形よく逃げられない(△6九馬という手が生じる)というのが意外と痛いです。
 ▲7三同飛成の変化も意外と難しく、△7二同銀に▲7五飛と両取りに打ったりできるんですが、それでも少し不利だと思います。一例を挙げると、▲7五飛に△7三角▲6五桂△6四銀▲7三飛成△同銀上▲7七金(馬を殺す)△同馬▲同歩△6五銀▲同歩△7八歩。後手の攻めが少し早そうです。

 実は昔、△4二玉に単に▲5五角△3三銀▲7三桂成△同桂▲同角成、という変化は考えたことがあるんです。
 ただ、それは直後に△6七桂と打たれる手が厳しくて、▲4八玉△7九桂成▲同金△6七角成という展開は、飛車の形がひどすぎます。これは飛車が働かないからダメ、と思って捨てたんですね。
 今回ご指摘の▲7八飛でその懸念は解消されたんですが、それでも少し苦しいように思います。

 こういう感じの変化で先手が優勢になるんであれば、シンプルでいいんですけどね……。
 白砂ももう少し研究してみます。

28: 名前:バハリュウ投稿日:2005/02/22(火) 17:25
初めまして、最近77桂馬戦法を使わせて頂いてます。

えーと、まず最初の角交換ありますよね?
これって、76歩、34歩、22角成りではなく、22角成らずなら
相手がちょっと混乱して時間使うんじゃないでしょうか?w
っていうのは冗談です。すみません^^;

22同銀、77桂馬、54角、66歩、76角、78金、に54角と戻ります。
ここで、65歩とつかないで88銀(ものすごいきかされですが^^;)に
72飛車なら67金、74歩、65桂馬、62銀、55角でどうですか?
74歩の前に、82銀とされると、ちょっとよくわからないですが、
56金から角を追い払えそうですし、7筋に飛車を回せるのでなんとかなるかも^^;
22銀に、8筋から来る84歩には、86歩と受けといて、その後67金以下
角を追っていきます。(その後はよくわからない^^;)
84歩、86歩、72飛車には83角があります。が、その後は乱戦ですが^^;
ちょっと微妙ですが、どうでしょうか?^^;

29: 名前:白砂 青松投稿日:2005/02/24(木) 21:42
 遅れて申し訳ありません。いろいろ調べていました。

 簡単に言ってしまうと、▲8八銀として8七の地点を受けることにより7八金を自由にして、その金で角を圧迫しよう……という意味合いの手だと思います。

 確かに▲5五角まで進めば先手有利ですが、両取りの▲5五角が見えている局面ですから、なにはともあれ後手は△3三銀と指すと思います。
 手順を整理しますと、▲8八銀△3三銀▲6七金△7二飛▲5六金△4四歩といった感じです。
 △3三銀△4四歩とここまで備えられてしまうと後手の角は安心ですし、▲5六金と上がってしまいますとあとで△7六角という逆モーションの手が非常に受けづらくなります。

 そこで考えたのが、▲8八銀△3三銀▲6七金△7二飛に▲5六歩とする手です。
 △7四歩といつものように桂頭を攻める手には、▲4六歩(角詰めろ)△4四歩▲5五歩△3二角▲5八飛と振る手があります。

後手の持駒:歩
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂v銀v金v玉v金 ・v桂v香|一
| ・ ・v飛 ・ ・ ・v角 ・ ・|二
|v歩v歩 ・v歩v歩 ・v銀v歩v歩|三
| ・ ・v歩 ・ ・v歩v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ 歩 ・ 歩 ・ ・ ・|六
| 歩 歩 桂 金 ・ ・ 歩 歩 歩|七
| ・ 銀 ・ ・ 飛 ・ ・ ・ ・|八
| 香 ・ ・ ・ 玉 金 銀 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角
手数=21 ▲5八飛 まで

 ここで△7五歩なら、▲6五角と合わせれば先手十分でしょう。
 △6五同角は▲同桂△6二銀に▲5三桂成△同銀▲5四歩と強襲をかける手がありますし、△7六歩にも▲3二角成△同金▲6五桂とすれば似たような展開になります。

 よって△6二銀と自重しますが、▲6五歩△7五歩▲5六飛と美形が築けました。

後手の持駒:歩
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・v金v玉v金 ・v桂v香|一
| ・ ・v飛v銀 ・ ・v角 ・ ・|二
|v歩v歩 ・v歩v歩 ・v銀v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・v歩v歩 ・ ・|四
| ・ ・v歩 歩 歩 ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ 飛 歩 ・ ・ ・|六
| 歩 歩 桂 金 ・ ・ 歩 歩 歩|七
| ・ 銀 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| 香 ・ ・ ・ 玉 金 銀 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角
手数=25 ▲5六飛 まで

 この展開は先手がいいでしょう。
 この辺りの変化は、>>21にあるものと似ています。見比べていただけると嬉しいです。

 ただ、この▲8八銀から▲6七金が素晴らしいのは、>>21の変化△6四歩に対抗できることなんですね。
 ▲6七金に△6四歩だと、▲5六金△6二銀▲5五金△7六角▲6五歩といきなり行けるんですね。以下△同歩▲同金△6七歩は▲2八飛と逃げておいてなんでもありません。

 ▲8八銀から▲6七金はかなり優秀だと思います。
 ……強いて言えば、形が悪いかな(笑)

30: 名前:バハリュウ投稿日:2005/02/25(金) 15:14
ご解答ありがとうございますm(_ _)m
なるほど、中飛車の浮き飛車で良いんですね^^;
全然見当違いの読みをして、56金から55金と角を取りに行く変化ばかり考えてました。
最終の形は、銀がやばいですが、その分桂馬が働いてるのでよさそうですね。
相手の角も苦しいですし。

ありがとうございましたm(_ _)m

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46: 棋譜633を拝見して  全レス

01: 名前:塚本投稿日:2004/09/27(月) 12:46
 久しぶりにアップローダーの棋譜を見てたら、ふと気がついた点があったのでちょっとだけ。
 「56歩が得になるかどうかわからない」というコメントつきで74歩から開戦していますが、
香を取られた手に対して79歩と後手を引かなくてはならないのでは、開戦しないほうが
よいことになってしまいます。(なぜなら56歩とさえしておけば48香のスジがないから。)
 というわけで、銀冠に対しての最善形は56歩が入るのではないでしょうか。
(後手の手はなんだろう?35歩か?それならほっとけば駒が上ずってきそうだから、もう一手79金まで待つ?)

02: 名前:白砂 青松投稿日:2004/09/28(火) 16:03
 ここで「▲5六歩が得になるかどうか判らない」と書いたのは、▲5六歩を突いてしまうことによる囲いの弱体化を指したつもりだったのね。▲4六歩も突いちゃってるから、ここで▲5六歩も突いてしまうとなんとなく「スカスカ感」があるじゃない(笑)。
 ただ、確かに8四角の働きでガードできるというメリットもあるから、例えば▲5六歩だけを加えた状態(ありえないけど)で開戦すると、△9九飛成に▲8一飛成とでき、だいぶ違う。▲7三角成とはできなくなるけど、▲9三角成から自陣に利かすだけでもかなり大きいし。

 実際、▲5六歩と指した場合、後手の指し手が難しい。
 △4三金直は▲4一角とか▲5二角があるし、△3五歩も▲7九金でもう一手指させると難しそう。
 そういう点を考えても、やっぱこの局面では▲5六歩はあった方がいいね。

03: 名前:名無し投稿日:2009/03/01(日) 16:20
こんなサイト発見したぜ!!
http://ura.mix-party.net/?pid=6t908b196
今まで結構いろいろ見てきたが・・・
思い出しただけでニヤけちまうwww

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47: △3三角〜△8四飛対策を教えて下さい。  全レス

01: 名前:Yahoo住人投稿日:2004/08/02(月) 16:05
Yahoo将棋常連の人で7七桂戦法使いが居ます。
先手も後手も、24で五段〜六段くらいでしょうか。
後手が面白い対策を考えた模様です。


後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・ ・v金 ・v玉v銀 ・|二
|v歩 ・v歩v歩v銀v歩v角v歩 ・|三
| ・v飛 ・ ・v歩 ・v歩 ・v歩|四
| ・v歩 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩|六
| 歩 歩 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 ・|七
| ・ 銀 金 飛 ・ ・ ・ 玉 ・|八
| 香 ・ ・ ・ ・ 金 銀 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角
手数=26 ▽8四飛 まで

後手は2二銀の壁銀を解消するために△3三銀の一手は必須
と考えられてきましたが、必ずしもそうではないようです。
先手が7五の位を取った瞬間に△3三角と打ちます。
そして次に△8四飛と浮くと、既に桂頭が受かりません。

先手は▲6七金と受けましたが・・・。

後手の持駒:歩二
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・ ・v金 ・v玉v銀 ・|二
|v歩 ・ ・v歩v銀v歩v角v歩 ・|三
| ・ ・ ・ ・v歩 ・v歩 ・v歩|四
| ・ ・ 金 歩 ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩|六
| 歩 歩 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 ・|七
| ・ 銀 ・ 飛 ・ ・ ・ 玉 ・|八
| 香 ・ ・ ・ ・ 金 銀 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角 歩
手数=35 ▲8七歩打 まで

こうなると、次に△7七角成を喰らって先手が苦戦模様になります。
後手はさらに味付けをして△6六飛〜△8六歩という手で勝勢を確立しました。

途中の変化で
後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・ ・v金 ・v玉v銀 ・|二
|v歩 ・ ・v歩v銀v歩v角v歩 ・|三
| ・v飛v歩 ・v歩 ・v歩 ・v歩|四
| ・ ・ 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・v歩 金 ・ ・ ・ ・ ・ 歩|六
| 歩 歩 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 ・|七
| ・ 銀 ・ 飛 ・ ・ ・ 玉 ・|八
| 香 ・ ・ ・ ・ 金 銀 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角
手数=30 ▽8六歩 まで

このときに▲8六同歩でなく▲同金でも同じことで
△7五歩と取り込まれると、△7七角成がいつでもあり
先手は指す手に困ります。

本譜は、△3三角に対する先手の▲8八銀が
固い受けのようでいて緩い手だったかもしれません。

そこで先手は考えました。
後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・ ・v金 ・v玉v銀 ・|二
|v歩 ・ ・v歩v銀v歩v角 ・v歩|三
| ・v飛v歩 ・v歩 ・v歩v歩 ・|四
| ・v歩 歩 歩 ・ ・ ・ ・ 歩|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 ・|七
| ・ ・ 金 銀 ・ ・ 玉 ・ ・|八
| 香 ・ ・ 飛 ・ 金 銀 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角
手数=28 ▽7四歩 まで

△3三角には▲6九飛と引き、△8四飛に▲6八銀で受けようというのです。
しかし、それでも△7四歩と突かれ歩損は避けられません。

後手の持駒:歩
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・ ・v金 ・v玉v銀 ・|二
|v歩 ・ ・v歩v銀v歩v角 ・v歩|三
| ・v飛 ・ ・ ・ ・v歩v歩 ・|四
| ・v歩v歩 歩v歩 ・ ・ ・ 歩|五
| ・ ・ ・ ・ 歩 角 ・ ・ ・|六
| 歩 歩 桂 ・ ・ 歩 歩 歩 ・|七
| ・ ・ 金 銀 ・ ・ 玉 ・ ・|八
| 香 ・ ・ 飛 ・ 金 銀 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=32 ▽7五歩 まで
先手は▲4六角と指し、△5五歩には▲5六歩といきました。
後手は当然△7五歩ですが、どう受けましょうか。
▲6七銀では△7四飛から△7三桂でしょうか。

▲6七金と先手は手厚い方を選択しましたが、
△8六歩から劣勢へ追い込まれました。将棋は先手が逆転勝ちでしたが
内容的には苦戦だったと思います。

次に、△3三角には▲8八銀と様子を見て
△8四飛の瞬間に、▲6六角と合わせる手も考えられます。
しかし
後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・ ・v金 ・v玉v銀 ・|二
|v歩 ・v歩v歩v銀v歩v角 ・v歩|三
| ・v飛 ・ ・ ・ ・v歩v歩 ・|四
| ・v歩 歩 歩v歩 ・ ・ ・ 歩|五
| ・ ・ ・ 角 ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 ・|七
| ・ 銀 金 飛 ・ ・ 玉 ・ ・|八
| 香 ・ ・ ・ ・ 金 銀 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=28 ▽5五歩 まで

△5五歩と止められると作戦負けです。
このあと▲6七金から▲7六金を目指す手もありますが、
飛車先を切ってから△5四飛と回る含みもあり、後手有望です。

また、後手の△3三角作戦には持久戦の指し方もあります。
△2二銀と上がらなかった事を活かして、銀冠〜穴熊にできるのです。

後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・v飛 ・v銀v金 ・v玉v銀 ・|二
| ・ ・v歩v歩 ・v歩v角 ・ ・|三
|v歩 ・ ・ ・v歩 ・v歩v歩v歩|四
| ・v歩 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|五
| 歩 ・ 角 ・ ・ ・ ・ ・ 歩|六
| ・ 歩 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 ・|七
| ・ 銀 金 飛 ・ ・ 玉 ・ ・|八
| 香 ・ ・ ・ ・ 金 銀 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=27 ▲7六角打 まで

△3三角に、▲7六角や▲6七角で歩を取りに行く手も考えられます。

後手の持駒:歩
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・ ・ ・v桂v香|一
| ・v飛 ・ ・v金 ・v金v玉 ・|二
| ・ ・v歩v歩v銀v歩v角v銀 ・|三
|v歩 ・ ・ ・v歩 ・v歩v歩v歩|四
| ・ 歩 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|五
| 歩 ・ 角 ・ ・ ・ ・ ・ 歩|六
| ・ 銀 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 ・|七
| ・ ・ 金 ・ ・ ・ 銀 玉 ・|八
| 香 ・ ・ 飛 ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=40 ▽3二金 まで

後手はこのような形に発展して


後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・ ・ ・v桂v玉|一
| ・v飛 ・ ・ ・ ・v金v金v香|二
| ・v歩v歩v歩v銀 ・ ・v銀 ・|三
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩v歩v角v歩|四
| ・ 歩 歩 歩 ・ ・ ・v歩 ・|五
| 歩 ・ 角 ・ 歩 歩 歩 ・ 歩|六
| ・ ・ 桂 金 ・ 銀 桂 歩 ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 銀 玉 ・|八
| 香 飛 ・ ・ ・ 金 ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=59 ▲4七銀左 まで

最終的に、先手は金銀を繰り替え、後手は穴熊になりました。
どちらが良いと思うかは微妙なところですが、将棋は後手が勝ちました。

02: 名前:Yahoo住人投稿日:2004/08/02(月) 16:16
第一戦。先手の8八銀6七金型

▲7六歩 △3四歩 ▲2二角不成△同 銀 ▲6八飛 △6二銀
▲4八玉 △5四歩 ▲3八玉 △4二玉 ▲1六歩 △1四歩
▲6六歩 △3二玉 ▲7八金 △8四歩 ▲7七桂 △5三銀
▲6五歩 △8五歩 ▲7五歩 △3三角 ▲8八銀 △5二金右
▲2八玉 △8四飛 ▲6七金 △7四歩 ▲7六金 △8六歩
▲同 歩 △7五歩 ▲同 金 △8六飛 ▲8七歩 △6六飛
▲6七角 △8六歩 ▲7六金 △6七飛成 ▲同 飛 △7八角
▲6八飛 △8七歩成 ▲8二飛 △8八と ▲同飛成 △4五角成
▲6六金 △7六歩 ▲5六金 △7七歩成 ▲8一龍 △5六馬
▲同 歩 △6八と ▲4五桂 △6九飛 ▲3八金 △6六角
▲5三桂不成△同 金 ▲6四歩 △4九銀 ▲6三歩成 △3八銀成
▲1八玉 △1七金 ▲同 桂 △2八金

第二戦 先手の6九飛型

▲7六歩△3四歩▲2二角不成△同 銀▲6八飛△6二銀▲4八玉△4二玉
▲3八玉△3二玉▲1六歩△5四歩▲1五歩△5三銀▲6六歩△8四歩▲6五歩
△8五歩▲7七桂△2四歩▲7八金△5二金右▲7五歩△3三角▲6九飛
△8四飛▲6八銀△7四歩▲4六角△5五歩▲5六歩△7五歩▲6七金△8六歩
▲同 歩△同 飛▲5五歩△4四銀▲5四歩△5五歩▲7二歩△4五銀▲5七角
△5六歩▲7五角△8八飛成▲5三歩成△7四歩▲5二と△7五歩▲4一と
△同 玉▲5四歩△同 銀▲5三金△5七歩成▲同 金△7七角成▲4二金打

この△3三角〜△8四飛は、森内名人が昔、立石対策として指した将棋らしい。

先手の人も2000局くらいは7七桂戦法を指している熟練した使い手ですが
白砂青松さんからみて、先手側の手に疑問があったりしたら教えて欲しいです。

03: 名前:白砂 青松投稿日:2004/08/02(月) 21:31
これ、やっぱ既に先手が苦しい形ですね。難しいです。
△8六歩と行かずに△8四飛として執拗に桂頭を狙うという発想が秀逸で、7七桂戦法が困っていると思います。

ただ。
白砂流7七桂戦法(便宜上こう呼称します)ですと、そもそもこの形にならないんですよ。

白砂の場合、居玉のまま飛車を6八〜6六に持っていきます。ですので、角を打つ時間的余裕がないんです。
一例が下図です。

後手の持駒:角
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・v金v玉v金 ・v桂v香|一
| ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・v銀 ・|二
|v歩 ・v歩v歩v銀v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・v歩 ・v歩 ・ ・|四
| ・v歩 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 歩|七
| ・ ・ 金 飛 ・ ・ ・ ・ ・|八
| 香 ・ 銀 ・ 玉 金 銀 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角
手数=15 ▲7五歩 まで

△5三銀としないと▲6四歩から捌かれる。△8五歩を決めないと▲8六歩で飛車先を受けられる。ということで、△5四歩△6二銀△5三銀と△8四歩△8五歩は必須だと思われます。後手は必要最小限の手数でその手を指しましたが、しかし、この時点で例えば△4二玉などと日和っていると▲6六飛で△3三角が打てません。
というわけでここで△3三角と打つ一手ですが、▲6九飛△8四飛▲6八銀で△7四歩と指せません(▲9五角があるので)。で、△7四歩の代わりに△4二玉と王手飛車を避けると、▲6七銀で桂頭が間に合ってます。もう、△7四歩は▲同歩△同飛▲7六歩で怖くないです。歩を交換されたのは痛いですが、▲8二角とか狙いもありますし。

細かい工夫が後手にあるかもしれません。しかし、ざっと表面だけをさらってみた限りでは、白砂流の7七桂戦法において、△3三銀を省いた△3三角は怖くないと考えます。

04: 名前:Yahoo住人投稿日:2004/08/02(月) 22:12
なるほど。これは驚きです。居玉のままだと角打が気持ち悪い感じも
しましたが、その他の研究テーマを見る限りいけそうですね。
今度、試してみようと思います。

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48: ▲7七桂より▲7八金  全レス

01: 名前:黒澤 裕人投稿日:2002/08/20(火) 13:26
2ニ角成同銀に7八金のほうがいいと思うんですが。

04: 名前:白砂 青松投稿日:2003/08/14(木) 07:48
なるほど。気づきませんでした。

▲4八飛△7六角▲6八飛とするわけにもいきませんしね(笑)。
となると、▲7七桂の方がいいのかもしれません。

05: 名前:名無しさん投稿日:2003/08/17(日) 18:32
>>1
角頭歩の余地もあるからさ、やっぱ天体感を出すには77桂でしょ!

06: 名前:enjoy投稿日:2003/08/17(日) 18:32
>>5
名前・・・・何やってんだオレ・・・
しかも天体・・・・変態っす。

07: 名前:白砂 青松投稿日:2003/08/18(月) 10:21
(笑)

08: 名前:enjoy投稿日:2003/08/20(水) 20:40
http://www.hakusa.net/shogi/kifuup/kifu/373.html
角頭歩!?の派生系。あらたな6四歩対策(w
2二角と打たせたのはかなりのポイントのはず。
棋譜をおこしたのですこし誤りがあるかもしれません

09: 名前:白砂 青松投稿日:2003/08/20(水) 22:56
 米長式ですね。
 △8二角と打ってくれればかなりの得だと思いますが、どうかなぁ……。△7二金くらいで節約されちゃうと、かえってこっちの角が負担になりそうな気がします。

 例えば、△7二金に▲6五歩は△同歩▲同桂△同銀▲同金に△同飛とすれば、▲同飛△同桂の時に▲9一角成とできません。多分(笑)←△5七桂成が厳しいから。
 なんで、▲4八玉とかするんでしょうけど、いったん△9二香とするとか△3三銀として角に圧力を加えてくるとか、いろいろやってきそうです。まぁ、後者は▲3六歩から▲2八角とする手があるんでそんなに怖くないですけど……。

 決まれば決定打! になりそうなんで、少し研究してみます。

10: 名前:たいがあ投稿日:2004/06/19(土) 20:04
レーティング戦でついに登場しましたが、居飛車型ということになりますかね。
後手番となったらどう対処すればいいかいまいちわかりません。

http://www.hakusa.net/shogi/kifuup/kifu/749.html

11: 名前:たいがあ投稿日:2004/07/24(土) 02:10
またまた7八金型登場。今度は勝てた。

http://www.hakusa.net/shogi/kifuup/kifu/766.html

12: 名前:白砂 青松投稿日:2004/07/24(土) 14:09
敢えて言うなら「単なる角交換戦法」って感じですかね。7七桂戦法とは似て非なるものです。後手番一手損角換わりの亜種と考えるのが一番ピッタリしそうです。
なんで、対策としては、

  角 換 わ り の 指 し 方 を 覚 え る

これっきゃないです。マジで。

・△4二飛から、角交換四間穴熊風に囲う
・△6二銀△6四歩△6三銀から右玉に囲う
・△3二金△5二飛からゴキゲン中飛車っぽい感じ

などが考えられます。
どれが言いか悪いかはありませんので、自分の棋風に照らし合わせて選ぶのがいいでしょう。

sage:   
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49: 5手目に▲7七桂に代えて▲6八飛はだめ?  全レス

01: 名前:ヤフー住人投稿日:2004/07/20(火) 16:30
ヤフー将棋で最強の人(24で五〜六段クラス)が
相当な7七桂戦法の使い手です。ところがこの前、
アマ竜王と噂される人に7七桂戦法を破られてしまいました。

研究テーマ4のいきなり▲5四角に近いのですが

▲7六歩△3四歩▲2二角成△同銀▲7七桂△3三銀▲6八飛△5四角
▲3八銀△7六角▲7八金△5四角▲6六歩

自信満々の先手ですが、ここで後手氏は△2四歩と突きました。

後手の持駒:歩
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂v銀v金v玉v金 ・v桂v香|一
| ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
|v歩v歩v歩v歩v歩v歩v銀 ・v歩|三
| ・ ・ ・ ・v角 ・v歩v歩 ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 歩|七
| ・ ・ 金 飛 ・ ・ 銀 ・ ・|八
| 香 ・ 銀 ・ 玉 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角
手数=14 ▽2四歩 まで

後手は△2五歩〜2六歩と最速で突き捨て△2八歩打を狙っています。

これに対して▲4八玉から玉を入れて空所へ利かそうと考えたようですが
△2五歩まで突かれたとき、先手棋士は少し考えた後
▲3九玉を諦めて仕方が無く▲3九金〜▲2八金としました。

感想戦によると、▲3九玉〜▲2八玉は△2二飛から銀を繰り出されて、
相手の角の利きと取られた一歩を利用され潰れるとのこと。
角いじめの▲5六歩は△4四銀がピッタリだそうで、上手い受けがないらしいです。

実戦はこんな形になりました。

後手の持駒:歩
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・ ・ ・v桂v香|一
| ・v銀v玉v金v金 ・ ・v飛 ・|二
|v歩v歩v歩v歩v歩v歩 ・ ・v歩|三
| ・ ・ ・ ・v角 ・v歩 ・ ・|四
| ・ 歩 ・ 歩 ・ ・v銀v歩 ・|五
| ・ 飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 ・ 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 歩|七
| ・ ・ 金 銀 ・ 玉 銀 金 ・|八
| 香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角
手数=32 ▽3五銀 まで

上の場面で、普通の美濃囲いならヒドイことになります。
しかし先手はあまりにも屈辱的な形です。

それ以来、5手目は▲6八飛でなければならない、と彼は言っています。
桂馬を跳ねなければ、いきなりの△5四角には7七の地点から
銀を繰り出すことができて、角をいじめることができるからだそうです。

5手目▲6八飛ではいけないのでしょうか。

ちなみに、5手目▲7八金も考えられますが、先手の最強棋士に言わせると
「それじゃダメだよ。先に金上がると居飛車で来てくれなくなる。」だそうです。

02: 名前:ヤフー住人投稿日:2004/07/20(火) 16:43
ちなみに、先手の棋士は上の場面で33手目に▲4九角(笑)
と、さらに屈辱的な手を強いられ、終盤は底力で挽回しましたが、
玉形が災いして惜敗しました。

変化の余地としては、13手目(前投稿第一図の二手前)で、
▲6六歩を突かないで、先に▲5六歩を先に突いて
△4四銀▲5八飛△6四歩▲8六角などの対策が考えられるそうですが、
今ひとつ、有効な成果は得られなかったと言ってました。

03: 名前:白砂 青松投稿日:2004/07/21(水) 12:55
 はじめまして。
 Yahooにも7七桂戦法の使い手がいたとは驚きです。何回かしか行ってなかったんですが、今度行ってみようかな。

 さて、質問ですが、

▲7六歩△3四歩▲2二角成△同銀▲7七桂△3三銀▲6八飛

 がすでにまずいんじゃないのか? というのが白砂の疑問です。
 ここ(▲6八飛)で素直に▲7八金としておけば、△5四角には▲6六歩△7六角▲6五歩と角を封じ込めることができます。これは研究テーマ4とは似て非なる形で、「7七桂戦法としてはありがたい」変化の一つです。逆の表現をすると、この変化を避けるために、△3三銀の一手を先に△5四角に回したのが研究テーマ4です。

 使い手さんが言うように、▲7八金に△4二飛と振り飛車に来られることも多々あります。
 どちらを取るかは難しいところですが、白砂自身は相振り飛車を苦にしない人間なので、7手目は▲6八飛ではなく▲7八金を取ります。

 もちろん、5手目▲6八飛が悪いということではありません。桂頭の弱点もありませんし、どうせあとからでも桂は跳ねられますから。

04: 名前:あぼーん投稿日:あぼーん
あぼーん

05: 名前:あぼーん投稿日:あぼーん
あぼーん

06: 名前:あぼーん投稿日:あぼーん
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50: ちゃんと勉強しないとだめかなぁ^^;  全レス

01: 名前:pop投稿日:2004/06/25(金) 21:54
▲7六歩 △3四歩 ▲2二角成 △同 銀 ▲7七桂 △3三銀
▲7八金 △3二金 ▲6六歩 △8四歩 ▲6八飛 △8五歩
▲7五歩 △6二銀 ▲6五歩 △5二金 ▲6六飛 △4五角
▲3八銀 △7八角成 ▲同 銀 △8八金 ▲6八飛 △8六歩
で、止めちゃったんですけど(汗

どこが問題だったんでしょうか?

02: 名前:白砂 青松投稿日:2004/06/26(土) 16:47
 はじめまして。

 問題だったのは▲6八飛でしょうね。
 単純に▲6七角くらいでつないでおけば先手十分だと思います。
 以下、△9九金▲4八玉△9八金▲9六歩くらいが予想される手順ですが、普通に玉を囲っていいでしょう。
 このあとは「以下実戦」みたいな感じになっちゃうんですが、盤を逆にしてみると、後手からの攻めが難しいのが判りますよ。

 ただ、もともと△4五角型は乱戦になりやすく、「7七桂戦法らしさ」があまり出ない形になります。そういう意味では、指しこなすのは難しいかもしれません。
 怖がらなければ問題はない……はずなんですが、白砂自身の勝率もあまりよくないです(泣)

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